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先週の金曜、日テレの『太田総理秘書田中 激論SP』を見ましたが中々白熱して面白かったです。
特に2番目の提案「アメリカとの同盟関係を一旦白紙にする」の所での太田総理vs石波元防衛庁長官の
激論が熱かったですね。
太田氏は中沢新一氏との共著『憲法9条を世界遺産に』を読んでも分かる通りはっきりした護憲派、その
点でばばりばり改憲派で右派の石波氏と意見が合うはずもなく・・・。
前・中盤のアメリカとの同盟関係をどうするか云々の議論の部分も大切だとは思うのですが興味深かった
のは後半の戦争についての議論の部分ですね。総理側は賛成8人で反対側は16名で石波氏や大学の先生
など手強い相手が16名、しかし総理はがんばっていましたね〜、決して負けてなかったですよ。
その中で総理がまず北朝鮮なり中国に攻められたら死んでもかまわないと言ってから石波氏に、戦争にな
ったら一緒に戦場の最前線に行こうよと言い寄ったのですが石波氏は困った顔でそんのはおかしいと言い
ます、それに対し総理はそんなのはずるいと畳み掛けるのですが、珍しく普段クレバーな石波氏がかなり
ムキになっていました。
ここに戦争の本質が隠れている気がします。
つまり戦争を遂行する為政者の側は安全な所にいて、兵士を取ったり取られたりの将棋の駒のように消耗
すると、つまり一人一人の命が何か戦力という数字的なものとしてしか見なされず、とっても軽く考えら
れているんじゃないかなと思うわけです。
作家の辺見庸氏はその著書の中で、アメリカの爆撃によってずたぼろにされて無残に殺された何の罪もな
いイラクの子供をブッシュは凝視すべきだと言っていましたが、正にその意識がブッシュにも戦争を遂行
する為政者全般にも欠落しがちになるものだと思います。
そしてその意識の欠落が、もしくは想像力の欠如がますます戦争を止められなくし、事態を悪い方へ悪い
方へと導いていくのでしょう。
戦後60年以上がたち、戦争を実体験された方々もどんどんいなくなり、その記憶が風化していく中で、
日本国憲法が特に9条が国民に受け入れられた時の、あんな悲惨極まりない何の得もない戦争なんて二度
とごめんだという意識は薄れてきてしまっているのでしょうか、少なくとも今の与党の人達の言動を聞く
限りではその意識は全く感じられませんね。
国民投票法案が衆議院で可決され着実に改憲の方向に向かっている今、戦争とは憎くもない人間同士が殺
し殺されの関係に入り、兵士でもない一般の国民もまきぞえ食って多く殺される本当にバカげた愚かな
行為なんだよというところをしっかり認識するところから戦争を憲法を考えていきたいと思っています。
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すばらしいですね。いつも戦争を始めるのは金持ちのじじいで、犠牲になるのは女こどもと年寄り、貧乏人です。一般人でも北朝鮮からの防衛のために改憲が必要という人がいますが、自分とは関係ないと思い込んでいる、想像力の欠如だと思います。
2007/4/17(火) 午前 6:42 [ くうのる ]
はじめましてkuunoruさん。おっしゃる通り戦争で真っ先に犠牲になるのは体力的に経済的に弱い立場の人達ですよね、アフガン戦争やイラク戦争でもオサマビンラディンやフセインを倒すんだと息巻くのはいいのですが、その攻撃で現地の子供が老人がどれだけ犠牲になっているのか、そして親や子を亡くした人達の絶望たるやどんなものか想像できていないわけですよね、本当に残念です。
2007/4/17(火) 午後 11:30
もうじきあの戦争を経験した世代がいなくなってしまいます。あの戦争の悲劇を風化させてはなりませんよね。どうやったら後世に伝えていけるんでしょうね。歴史は繰り返すとは言うけれども。
2007/4/30(月) 午後 11:13
おっしゃる通り風化させてはいけませんね。後世に伝えるため本当は直に実体験した人から話しを聞きそれをまた後世に伝えられれば一番いいのでしょうがそれが可能なのも少数派でしょう、となると他は映像や本などで追体験してくいくことでしょうかね。
2007/5/1(火) 午後 10:14
「沖縄戦教科書記述削除」を許さない抗議の意志を文部科学省に示そう!抗議文を送ってください。また、沖縄沖教組・高教組へ激励・支援しよう!
2007/6/24(日) 午後 11:49 [ apa*a*i_ki*i*osa ]
沖縄集団自決についての記述削除の件ですね、本当に怒りを覚えます。なにゆえそこまでかつての軍隊・軍人を悪者扱いしたくないのでしょう。
2007/6/25(月) 午後 11:14