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<被爆軍医・肥田舜太郎の叫び>
勇気ある科学者の生の声を聞いて、事態の深刻さを改めて感じるばかりである。広島と長崎の原爆投下を体験してきた日本において「内部被曝の科学」が存在しなかったこと、それは米核戦略に服従した日本政府、さらにそれに屈してきた日本の科学者だったからなのである。しかも、こうした悲劇的な真実を主権者国民に伝えなかったマスコミと、正に服従の連鎖が福島どころか日本全体に拡大して内部被曝の危機をもたらしている。なんという恐ろしいことか。 広島で被爆軍医となった肥田の叫びを目の当たりにして、敗戦で人々はようやく平和を手にしながらも、その実、真っ暗闇の世界を彷徨させられてきたのに等しいことが、否応もなく気付かされてしまった。 <急患治療で助かった軍医証言> 肥田の証言を紹介したい。彼は3・11以降、毎日のように全国を駆けずり回って講演をしている。広島の生の証言者として奔走している。人類は95歳の元軍医の存在に感謝すべきだろう。 28歳の時だった。広島陸軍病院の軍医として病院に泊まっていた。その日の午前2時ごろ、心臓弁膜症の急患が出て6キロ離れた村に緊急往診に行っていて助かった。病院は原爆投下の場所から350メートルの距離で、597人のうち3人残して全て即死した。 <生き地獄の被爆者の群れ> その日の午後、村は広島市内から逃げてきた市民で膨れ上がった。村も爆風でまともな住宅は残っていない。人々は道路や校庭、空き地に直接地べたに寝転がった。たが、治療道具も薬もない。ただ手をこまねいているだけだった。 4日目の朝、火傷をした患者とそうでない人、約2万7000人の被爆者で村は埋まった。その時点では27人が、四国や九州から応援に入った。 被爆者は40度の高熱を出している。これはマラリヤかチフスなどに限られており、内科医はこれまで診たこともない。しかも、鼻・口・目から血が噴き出している。目からの血は見たことが無かった。 高熱は一般に扁桃腺が腫れるので、診てみると臭い。それは腐敗している臭いだった。火傷のない患者の歯に斑点が出来ている。これもなんだかわからない。生き地獄そのものだ。 ムシロに横たわる患者が手で頭を触る姿に驚愕した。手を戻すと、そこに髪がスーッと抜けてくる。脱毛ではない。頭を触ると髪がバサッと取れる。どうしたのかわからない。20数年後にアメリカの学者の説明でわかった。 それは頭皮の毛根細胞が即死したからだ。毛根細胞は一番生命力のある細胞で、そこが真っ先にやられる。そして1〜2週間で死んでゆく。 ピカドンによる被爆症状だ。そうして急性放射能症で2万7000人の患者がどんどんと死んでゆく。 <内部被曝を米大学の学者から> こんな患者もいた。「自分は子供を探すために原爆投下の2日後に広島に入った。その後に調子が悪くなった」と言ってきた患者を診察したが、どこも悪くない。原因が見つからない。そのうちに変な症状が出てきて死んでしまった。 これこそが内部被曝だった。原爆投下の数日後に広島市内に入り、それが原因でどんどん亡くなっていった。当時はわからなかった。 1975年にアメリカに行った時、ピッツバーグ大学の先生から、この内部被曝のことを教えてもらって判明した。彼は「アメリカにも内部被曝患者がいっぱいいる」といって政府と対決していた。 彼の勇気と論文をもらって帰国、論文を翻訳した。これが内部被曝に関する最初の本だ。だが、日本では誰も読んでいない。 <一番いいたいこと> 今私がいいたいこと、一番訴えたいことはどうして広島と長崎を経験した日本において、54基もの原発を作ったのか。これは外国人の誰もが疑問に思っていることだ。地震大国に54基も、信じられない。 <マッカーサーの口頭命令> 1945年9月1日に、アメリカのマッカーサーが厚木の飛行場に降りて、直ちに占領方針を口頭で厳命した。それは「原爆で市民・兵士が被爆、死んでいる。これは軍事機密である。決して聞いたこと、見たことを口外してはならない。もし、口外すれば厳罰に処する」「日本の医者が研究したり、論文に発表するなど一切許さない」と。 これがマッカーサーのやったことだ。こうして広島と長崎の大学、開業医も沈黙してしまった。GHQににらまれたら医師として相手にされなくなる、そう考えて被爆・被曝の研究は行われなかった。 <福島を心配する日本人はゼロ> 日本は独立しても日米安保条約で縛られた。広島や長崎においても、こうした無責任な対応をしてきた。従って、現在の福島を本当に心配している者は、この日本にいない。 <自立しないと亡ぶ> 国民は広島・長崎を知らない。被爆当事者しか知らない。日本国民は福島からも本気で学ぼうとしていない。これでは人類は亡ぶしかない。日米政府の桎梏から縁を切れ! 2012年1月28日8時40分記(続く) 転載元: 天地の超常現象 より。 ※ これから一層 各自が他人任せでは無く、自ら責任を持って被爆に対しての対策を行なう必要があると強く感じております。 また、経済の維持についても会社に頼るだけではなく自立したものを持ちましょう! |
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肥田先生の内部被曝の本は4ー5年前に読みました。
先生はご高齢ですがご活躍されていますね。
これからも産地を選んで買い物しようと思います。
2012/6/5(火) 午前 9:28
コメントありがとうございます。
肥田先生のご活躍に感謝です。
(昔の人は今の人よりも自然に近いものを食べていたから体の基礎が違うのかも知れないですね。)
くれぐれもご注意なさって購入してくださいね。
最近では九州産が流行っている?と産地偽装してまでというのはよくあることのようですから、
2012/6/5(火) 午前 11:55 [ KA-Z ]