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こんにちは、今日はボルチモアトラスの詳細を少し見ていきましょう。もしかしたら、この橋を作ろうとしている人がいるかも。 トラスというのは各部材が結合部で自由に回転できるものとして構造計算を行います。実構造物がリベットやボルトで結合されていても回転できるものと見なします。ところがこのタイプは完全に回転できるよう結合部がピンになっています。 また、トラスの各部材はその位置により圧縮方向の力が作用するか、引張方向の力が作用するかが決まります(地震の時は別ね!)。たとえば、この橋でいえばトラスの上の水平部材は圧縮力、下の水平部材は引張力が作用します。写真をよく見ると上の水平部材は太く、下の水平部材は細くなっています。 針金をイメージしてもらえば分かりますが、細い針金の両端を持って押すとクニャと曲がってしまいます。これを曲がらないようにしようとすると相当太いものにしなければなりません。逆にかなり細い針金の両端を持って引張っても切れることはありませんよね。このように、この橋は構造計算における考え方、作用する荷重を考えて非常に合理的に作られているのです。ですから、機能美を感じるんですね。 もし作るとなるとこの細い部材がかなり難しそうですね。ノリ○○さんがどこかでコメントされていますが、全体を大きめに作って、その部材を細く見せるのも賢い方法ですね。また、材料もそれなりにしっかりしたものでないと難しいかもしれません(だれも挑発していませんよ)。細い部材だけ針金で作るのも良いかもしれません。こんなことを考えているだけでもなかなか楽しいものです。レイアウトの題材としてはかなり魅力的ですね。
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2008年11月14日
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