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今ネットで検索してみたら・・・摂食障害 - Wikipedia
拒食と過食は周期的に繰り返される場合が多く、精神科医・心療内科医など医師や心理カウンセラーの心理的なカウンセリングを受けることが有効であることもある。しかし専門性の高い医師は多くはないのが現状であり、治療は長期化する傾向にある。 拒食や過食の食行動異常が注目されやすいが、その背景にある心の問題を解決しないと摂食障害は完治しないこともある。背景の問題解決には周囲の協力が必要である。
精神療法としては、行動療法、認知療法、家族療法などがある。 投薬療法としては、米国ではSSRIのフルオキセチン(日本では未認可)、国内ではフルボキサミン(商品名ルボックス・デプロメール)、パロキセチン(パキシル)、セルトラリン(ジェイゾロフト)の投与による治療が広く行われている。これらの抗うつ薬は、理論的には脳の摂食中枢に作用し食欲をコントロールする作用があるとされているが、意志による拒食や過食を止めるには限界があり、副作用も強い為、使用には慎重を要する。 摂食障害になる心理学的背景として以下のような説がある。 1.親との不良な関係、2〜5歳児期の人格基礎形成期に欲求5段階の安全安心の欲求、愛情や所属の欲求が満たされず、間脳視床下部食欲中枢に障害が起きているという説 2.対人関係の恐怖からの代償行動説 3.「女性性の拒否」による代償行動説 4.肥満への恐怖からのダイエット・ハイ説 5.ストレス説(結婚生活のストレスや複雑人間関係、深いトラウマ含む) 6.遺伝説 有病率は女性が約9割と圧倒的に多く、男性は全体の5〜10%程度である。工業先進国に極端に多く、発展途上国、旧共産諸国などにはほとんど見られない。 日本では2〜3%と言われているが、心療内科や精神科での治療に抵抗がある者が多く、未治療者も含めるとそれを大幅に上まわるとされる。 一般に中流以上の家庭、両親・または片方の親が高学歴など社会的地位の高い家庭の女子に多く見られる。家庭は社会的には機能していても内情は不全のケースも多い。 私に当て嵌まると思われる点・・・
今私はどうも過去のトラウマが一番大きな原因のような・・・そんな気がする
色んな体験からの・・・
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摂食障害
摂食障害(せっしょくしょうがい、eating disorder)は、精神疾患の一種である。近年では嚥下障害等の機能的な摂食障害との区別をつけるため、中枢性摂食異常症とも呼ばれる。
■概要
患者の極端な食事制限や、過度な量の食事の摂取などを伴い、それによって患者の健康に様々な問題が引き起こされる。主に拒食症と過食症の総称である。人間関係の問題による心理的なストレスや不適応、コミュニケーションの不全などが原因とされている。依存症の一種である。 摂食障害は大きく拒食症、過食症に分類される。拒食と過食は相反するもののように捉えがちだが、拒食症から過食症に移行するケースが約60〜70%見られ、本質的には共通の病態と考えられている。 よって拒食症、過食症を区別する指標は、基本的には正常最低限体重を維持しているかどうかのみである。 一定時間に渡り、食べ物を口に入れ咀嚼し、飲み込まずにビニール袋などに吐き捨てるという行動を繰り返すチューイング(噛み吐き・噛み砕き)と呼ばれる行為も存在する。一見、拒食とも過食とも取られる行為で、特定不能の摂食障害の一部にまとめられる。 ■症状 症状は、拒食症、過食症などのタイプによっても異なり、また同じ拒食症・過食症などでも、患者によって症状は多様である。 拒食症では極端な食物制限が中核となる。食事を食べているところを他人に見られたがらない場合も多い。その他、体重を減らそうとして運動をするなどの過活動がみられることもある。拒食によって体重低下が進んだ結果、異常な低体重となり、女性の場合は月経が停止する事もある。この時期でも本人はいたって元気な様子を見せ、病識が無い場合が多い。 拒食症の無茶喰い・排出型や過食症などでは、短時間に多量の食べ物を摂取する過食行為がみられる。自己誘発嘔吐や下剤乱用などの行為を伴うことも多い。自己誘発嘔吐によって、カリウムなどの電解質が失われ不整脈を呈する場合や、食道-胃接合部が裂けて出血することもある。また自己誘発嘔吐を繰り返すことにより、咽頭に爪による潰瘍を生じたり、利き手の指や手の甲に胼胝(タコ)ができたり(いわゆる“吐きダコ”)することもある。摂食障害の存在を周囲に隠したいため、人前では食品を食べてみせ、直後にトイレに行き、食べたものを全て吐くといった行動をとる患者もいる。 摂食行動以外にも、抑うつ症状、自傷行為、アルコール乱用などの精神症状を合併することも多い。
拒食、過食ともに内科的疾患(電解質代謝異常による不整脈、栄養失調による感染症や貧血、脳萎縮、骨粗鬆症など、過食による肥満や糖尿病など)を併発することもある。
■分類
DSM-IV-TRによる基準は以下の通りである。 神経性無食欲症: いわゆる拒食症であるが、さらに下記の二つに分類される。 制限型:食物を口にすることを重度に制限する。 むちゃ食い・排出型: 過食後に自己誘発性嘔吐や下剤などで代償行為を行う。神経性大食症/排出型と違い、標準体重の85%以上になることの拒否などの拒食症状を伴う。 神経性大食症: いわゆる過食症であるが、さらに下記の二つに分類される。 排出型: 不適切な代償行為(自己誘発性嘔吐、下剤・利尿剤・浣腸の誤った使用、絶食、過度の運動等)を定期的に行うタイプ。 非排出型: 排出以外の代償行為(絶食、過度の運動等)のみを行うタイプ。 特定不能の摂食障害 (英: Eating disorder not otherwise specified) 吐き障害 (英: Purging disorder) 夜間摂食症候群 (英: Night eating syndrome) むちゃ食い障害 (英: Binge eating disorder): 過食をするが不適切な代償行為は行わない。摂食後に自己嫌悪、罪悪感、抑うつなどを呈する。[1] 2013年発表予定のDSM-V(ドラフト)では、特定不能の摂食障害の一部にまとめられていた「むちゃ食い障害」が、新たに独立した病型となっている。神経性無食欲症では、診断基準の必須項目から無月経という条件がなくなり、神経性大食症の下位病型分類が無くなっている。[2] ■対処 拒食と過食は周期的に繰り返される場合が多く、精神科医・心療内科医など医師や心理カウンセラーの心理的なカウンセリングを受けることが有効であることもある。しかし専門性の高い医師は多くはないのが現状であり、治療は長期化する傾向にある。 拒食や過食の食行動異常が注目されやすいが、その背景にある心の問題を解決しないと摂食障害は完治しないこともある。背景の問題解決には周囲の協力が必要である。 精神療法としては、行動療法、認知療法、家族療法などがある。 投薬療法としては、米国ではSSRIのフルオキセチン(日本では未認可)、国内ではフルボキサミン(商品名ルボックス・デプロメール)、パロキセチン(パキシル)、セルトラリン(ジェイゾロフト)の投与による治療が広く行われている。これらの抗うつ薬は、理論的には脳の摂食中枢に作用し食欲をコントロールする作用があるとされているが、意志による拒食や過食を止めるには限界があり、副作用も強い為、使用には慎重を要する。
■原因
摂食障害になる心理学的背景として以下のような説がある。 1.親との不良な関係、2〜5歳児期の人格基礎形成期に欲求5段階の安全安心の欲求、愛情や所属の欲求が満たされず、間脳視床下部食欲中枢に障害が起きているという説 2.対人関係の恐怖からの代償行動説 3.「女性性の拒否」による代償行動説 4.肥満への恐怖からのダイエット・ハイ説 5.ストレス説(結婚生活のストレスや複雑人間関係、深いトラウマ含む) 6.遺伝説
■統計
有病率は女性が約9割と圧倒的に多く、男性は全体の5〜10%程度である。工業先進国に極端に多く、発展途上国、旧共産諸国などにはほとんど見られない。 日本では2〜3%と言われているが、心療内科や精神科での治療に抵抗がある者が多く、未治療者も含めるとそれを大幅に上まわるとされる。 一般に中流以上の家庭、両親・または片方の親が高学歴など社会的地位の高い家庭の女子に多く見られる。家庭は社会的には機能していても内情は不全のケースも多い。 アメリカでは、摂食障害を持つ女性が100万人〜500万人、男性が約100万人いると推定される。また年に5万人が摂食障害によって命を失っているという。[4] 女子大生の4〜5%が摂食障害だとされている。 他に・・・
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コメント(1)
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昨日自分で久し振りに車運転して、本当に久し振りに自分で100円ショップで食べたいと思ったお菓子一杯買って、帰ってシャワー浴びてからまず3袋くらい食べて、今日は殆ど寝てばかりいたのに目が覚めると、買い込んだお菓子食べ結局全部完食・・・凄いカロリーだと思うし、急に一杯食べたから胃もたれして、胃薬飲み、今は何も食べる気もしない・・・
4時頃かな??やっと起きれたのは・・・
お菓子や昨日ベランダの要らないと言うか何か判らないポットに入った土を捨て空いたプラスチックのポットに蟻が居たの分かっていたのに放置してたビニール袋に入れて台所の隅に・・・朝起きたら台所や部屋のゴミ箱に蟻が一杯居て
買ってあった蟻アースかけるのだが次々出て来て・・・昨夜仕事が遅くなって泊まった息子の布団にも蟻が居て文句言われ蟻の巣コロリ買えよと言われ
夕方息子に電話して帰りに買って帰って貰った。
二つ入っていたので一つは台所の隅に置き、もう一つはベランダのお花に水を遣ってからベランダの隅に置いた。
4階だけど蟻は何処からともなく遣って来る ベランダにあれだけ多くの鉢植えがあるのだから仕方無い・・・特に甘い??花に蟻が一杯目につく。
ミニ薔薇に多かったかな?? もう花も終わりだけれど・・・
毎回蟻スプレーしてるけど効果余り無くて・・・
蟻の巣コロリ??効いてくれると良いのだけれど・・・
しかし私のこの摂食障害って固食や拒食や多食??になる・・・
厄介な病気??肝心のまともな食生活は全く出来ず、本当にその時食べたいと思った物しか食べられない・・・・ご飯も野菜も肉も魚もずっとまともに食べて無い・・・と言うか ゴールデンウィークに子供や孫達と食べてから食事らしい食事全く食べて無い
殆ど最近は甘い物を食べる時が多い 決まったレアチーズケーキとか・・・
その時々で変わる・・・ 全く食べない日もあり 歯も一度は完全に治療したが
最近また歯茎が痩せて来て詰め物が取れて来てる 痛みが無いから歯医者には行って無いけれど
飲んだり食べたりしても歯磨きも一日一回しかしないから口の中は不衛生だと思う・・・その内歯茎や歯がダメになるのだろうなぁ〜・・・・
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原子力政策の見直し
福島原発の事故を受け、原子力発電を前提とした従来のエネルギー政策は見直しを迫られている。[関連情報]
自民、再生エネ法修正なら賛成=民主「大口利用者に配慮必要」時事通信 7月3日(日)16時7分配信 自民党の石原伸晃幹事長は3日のNHK番組で、菅直人首相が退陣する3条件の一つに再生可能エネルギー促進法案の成立を挙げていることに関し「(法案の前提が)原発(など非化石燃料)の電力に占める割合が5割になっている。電力を集中的に使う業界をどうするかという部分もない。そういうものをクリアすればすぐ通す」と述べ、法案修正を前提に賛成する考えを明らかにした。
これに対し、民主党の岡田克也幹事長は「電力消費型の産業に影響を及ぼす問題には、ある程度配慮しないといけない」と述べ、修正要求に理解を表明。同時に「一般国民に(電気料金が)上乗せされるなら限界もある。どう均衡点を見いだすかだ」とも述べた。 【関連記事】 〔写真特集〕太陽の恵み〜世界のソーラー発電 重要政策、軒並み停滞=官邸はエネ法一色、官僚冷ややか−菅政権 菅首相、退陣の3条件を明示=再生エネ法成立など−時期は依然不透明 「解散総選挙」と「会期延長70日」の密接な関係 【動画】天井吹き飛び、地下に汚染水=3号機原子炉建屋の映像公表 最終更新:7月3日(日)16時39分
◇再生エネ法案をめぐる各党の反応
・ <自民党>再生エネ法より賠償仮払い優先…谷垣総裁 - 毎日新聞(6月26日) ・ 再生エネ法案、審議入りメド立たず 首相の肝いり、袋小路 - 産経新聞(6月25日) ・ [表]再生エネルギー特措法案に対する各党の対応 - 産経新聞(6月25日) ◇首相が退陣する3条件の一つ ・ 首相会見、再生エネ法案など3案の成立が条件 国会混乱で9月以降続投も - 産経新聞(6月28日) ・ 首相会見詳報(2)再生エネ法案「なんとしても私の内閣の責任で成立させたい」(27日夜) - 産経新聞(6月27日) 首相会見詳報(2)再生エネ法案「なんとしても私の内閣の責任で成立させたい」(27日夜)産経新聞 6月27日(月)23時8分配信
「先ほど申しあげましたように、6月2日の代議士会で、私は震災や原子力事故に対する一定のメドがついた段階で、若い世代に責任を引き継ぎたいと、それまではしっかり責任を果たしていきたいと申しあげました。まあ、その一定のメドということについて、先ほど申しあげましたように、1つは2次補正の成立、1つは公債特例法の成立、1つは再生可能な自然エネルギー促進法案の成立。この3つをもって、この一定のメドと、そのように考えるということを申しあげさせていただきました。まさにそのように考えているということです」 −−首相は今、3つ挙げたうちの1つ、エネルギー政策の見直しに強い意欲を示しているが、もし延命という批判が当たらないということであれば、首相の覚悟を聞きたい。今、国会に提出されている法案に野党の協力が得られず、成立できない場合は、エネルギー政策について国民に信を問うという考えはあるか 「まあ、今回の東電福島原発の事故を経験して、わが国のエネルギー政策をどのようにしていくべきか、これから本格的な議論を始めなければならないと思っております。私は常に、従来のエネルギーの基本計画は、現実に合わなくなっているということで、白紙からの見直しということを申しあげ、そして従来の化石燃料、原子力燃料に大きく依存してきたエネルギー政策を、再生可能エネルギーと省エネルギーという2つの柱を加えて、そちらの方向に進むべきだということを言ってまいりました。そういう方向性と、すでに法案を提出している自然エネルギーの促進法は、全く軌を一つにするものでありますから、何としても私の内閣の責任で成立をさせたい、そのように考えております」 −−総務政務官に浜田和幸議員を起用した人事について伺う。浜田氏は離党したが、自民党からの起用で、自民党を中心に野党は猛烈に反発している。首相がさきほど示した3つの法案を成立させるにあたり、野党との協力関係は不可欠だが、その条件を壊すような形になったことについて、民主党内でも冷ややかな空気が流れている。浜田氏をどういうつもりで起用したのか。現在、野党が反発している状況をどう打開していこうと考えているか 「私は、浜田議員が今のこの大震災を経験する中で、ぜひとも復旧復興に自らの力を、ぜひ、そういう場面で自分の力を発揮して、そういった復旧や復興に貢献したいと、そういう思いを強く持っておられて、まあ、そういう中で、そういった役割を担うということの思いの中で判断をされ、まあ、そのことが私のところにも伝わってきましたので、そういう趣旨であれば、ぜひ一緒に復旧・復興に携わっていただきたいということで、そういった位置づけをさせていただいたところであります」 【関連記事】 【菅政権考】お人好しにもほどがある お盆前退陣目指す 岡田氏「非常にくだらない選挙」 菅氏の自然エネ20%宣言は鳩山氏のCO2削減と同じ思いつき 「ふさわしいポストない」キャリア官僚にクビ通告 石原氏「首相の政治手法にあきれる」 東日本大震災の震災孤児 支援には厳しい現実もある 最終更新:6月27日(月)23時8分
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原子力
東京電力の福島第1原発事故を受け、原発の安全性が問われている。[関連情報]
20年後の電気料金、原発撤退なら月2千円増読売新聞 7月3日(日)3時16分配信 東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、原発存続の行方が注目される中、日本学術会議の分科会(委員長=北沢宏一・科学技術振興機構理事長)は、原発の撤退から現状維持・推進まで六つの政策の選択肢ごとに、標準家庭(1か月約6000円)の電気料金が、どれくらい増えるかの試算をまとめた。
原発を放棄し、太陽光などの再生可能エネルギーに移行した場合の負担は大きく、逆に維持すると負担は小さくなるが、同分科会は、今後、原発の安全規制が強化され、存続しても負担増になる可能性もあると指摘。秋にも最終報告をまとめる。 試算は、エネルギー政策の議論に役立てるのが狙い。政府や大学などが公表する発電コストのほか、温室効果ガス削減の国際的取り組み、15%の節電、人口減少、原発の安全対策などにかかる費用をもとに検討した。選択肢は、大きく分けて原発の「撤退」、全発電量の約30%を原子力が占める「現状の維持」、50%まで拡大する「推進」。撤退は、全原発停止の時期によって4ケースに分けた。 現在、稼働中の原発が定期検査を迎える来夏までに全原発が停止した場合は、火力発電に切り替えた後、温室効果ガスを減らす再生可能エネルギーの比率を高めていく。国際的な削減目標を達成するための対策が本格化する2030年には、標準家庭1か月の電気料金の上乗せは、2121円と算出した。 最終更新:7月3日(日)3時16分
◇日本エネルギー経済研究所の試算では ◇原発「安価」神話に対する疑問も
・ 原発「安価」神話のウソ、強弁と楽観で作り上げた虚構、今や経済合理性はゼロ - 東洋経済オンライン(6月23日) 原発「安価」神話のウソ、強弁と楽観で作り上げた虚構、今や経済合理性はゼロ東洋経済オンライン 6月23日(木)13時9分配信
国をはじめとする原子力発電推進派の、これが決まり文句だった。 1キロワット時の電力を作るのに、水力は約12円、石油11円。そこへもってくると、原子力なら半分の約5円で済む――。傑出した経済性は、ウラン燃料が比較的入手しやすい、燃料がリサイクルできる、CO2を排出しない、と並ぶ、「原発の4大美点」だった。 本当の費用は天文学的、政府推計は楽観的すぎる しかし、安全神話を一瞬で吹き飛ばしたのと同様、福島第一原発事故によって、「安価神話」の信憑性にも、疑惑のまなざしが向けられている。 ■過小評価と抜け穴だらけ 「公式試算」のいいかげん 原子力の発電コストは、三つの要素で成り立つ。 第1が、燃料費や人件費など、電気を作るうえでかかる「発電費用」。第2が、発電に伴って出る使用済み燃料を再加工したり、廃棄物を処理する費用だ。後工程という意味で「バックエンド費用」と呼ばれる。 これに、「立地費用」が加わる。原発を誘致した地元自治体に対する補助金や交付金がこれに当たる。 驚くべきことに、国が言う「原発5円」は、1と2のコストしか含めていない。しかも、不備がある。 まず、発電費用から、揚水発電のコストが外されている。 揚水発電とは、夜間電力で水をくみ上げて上部調整池にためておき、需要の多い昼間に落水して発電する。原発はつねに一定の出力で発電するため、夜間は電気が余る。揚水はその有効活用策だ。つまり、揚水発電は原子力のために存在する存在であり、両者は不可分の関係にある。 立命館大学国際関係学部の大島堅一教授は、電力各社の有価証券報告書をつぶさに検証し、本来かかったはずの発電コストを試算した。その結果、原子力と揚水を足したコストは2007年度で1キロワット時約9円と、国の試算の約2倍であり、火力の約11円とほぼ同じであることが判明した。 ちなみに、揚水を除いた一般水力発電のコストが約4円で最も安く、国の言う「水力12円」説の“ウソ”も、併せて明らかになった。 国の試算がさらに問題なのは、“第2の費用=バックエンド費用”が、極めて過少評価されている点だ。 04年の政府審議会に提出された政府資料によると、バックエンド費用は総額約18.8兆円となっている。これでも十分巨額だが、今回、大島教授への取材に基づき本誌が試算したころ、実にその4倍、70兆円規模に膨らむ可能性があるとわかった。 政府と本誌の試算は、大きく二つの費用で異なる。まずは、使用済み燃料の再処理費用だ。燃やし終わった燃料からウランやプルトニウムを取り出し、新たな燃料(MOX燃料)として使えば、ウラン資源を有効活用できるという考え方は、「核燃料サイクル」として、日本の原子力政策の根幹を成す。 政府は、青森県六ヶ所村にある再処理工場の費用を11兆円とはじいている。だが、実は、六ヶ所再処理工場では、43年までに発生すると見積もられている使用済み燃料約6.4万トンの半分しか処理する能力を持ち合わせていない。だとすれば、コストも11兆円ではなく、2倍の22兆円と認識するのが自然だろう。もちろん、使用済み燃料にかかわる費用すべても、倍にして考える必要がある。 ■あまりに楽観的な「歩留まり100%」前提 それだけではない。リサイクル燃料であるMOX燃料も燃やし終えれば当然、使用済み燃料が出る。ところが、試算からはこの部分がすっぽりと抜け落ちている。 六ヶ所はもともとウラン使用済み燃料の半量を再処理するために建設された工場で、MOX燃料を持ち込むことは本来できない。技術的に見ても、組成が異なるウラン燃料とMOX燃料を一緒に処理できないという見方もある。六ヶ所と同規模の専用工場を建てるなら、やはり11兆円以上が必要になる。再処理しないならしないで、MOX使用済み燃料分の処分費用がいるだろう。 しかも、11兆円というのは、工場稼働率100%を前提にしているのだから楽観的というほかない。実際は、フランス・アレバのラ・アーグ工場が稼働率56%、英国セラフィールド工場は4%にとどまる(各07年)。歩留まりが下がれば、反比例してコストはかさむ。ひいき目に見て稼働率70%としても、22兆+11兆=33兆円の処理費用は47兆円に膨らむと考えてもおかしくはない。 高レベル放射性廃棄物の処分に関する費用に至っては、国の見積もりは決定的に「甘い」。高レベル廃棄物というのは、使用済み燃料を再処理する際に出る液体状の廃棄物で、安定した物質であるガラスを混ぜて「固化体」にされる。固化体は、30〜50年かけて冷まされた後(中間貯蔵)、地下300メートルより深い地層に最終処分される。政府は、固化体1本のコストを3530万円として、2兆円余りとはじいている。 ところが、である。高レベル廃棄物は、過去、フランスや英国に固化を委託してきた。固化を終え返還された燃料は、現在は六ヶ所村で中間貯蔵されている。大島教授はこれについても、電気事業連合会の資料から検証した。結果、1本の貯蔵費用は1億2300万円程度と、政府前提の3.5倍にも達することがわかった。 「地下に埋めて半永久的に人類から隔離する費用が、当座の管理費用より安いとは考えにくい。少なくとも同じと見るべきだろう」と語る。高レベル廃棄物もほかと同様、全量再処理ベースで計算すると、(2.55兆円×2)×3.5=約17.8兆円。これは、国試算ベースの7倍に相当する。“真”のバックエンド費用は約74兆円──。金額の当否はともかく、国の見積もりはあまりに楽観的だ。 ■再生可能エネルギーが将来いちばん安くなる 最後に、第3のコスト。発電所の建設を受け入れた地元自治体には、見返りとして、多額の交付金や補助金が流れる。これも、発電コストにほかならない。 再び大島教授の試算によると、1キロワット時当たりの開発単価と立地単価の合計は揚水を含む原子力が2.1円、火力と水力が各0.1円(1970〜2007年度)だった。これを足した同期間の「総コスト」は、揚水を含む原子力が12.23円、火力9.9円、水力3.98円となった。原子力発電は、最も割高な発電だったことになる。神話は虚構だった。 しかも、これまで見てきたように、バックエンド費用は明らかに過小に見積もられている。さらに言えば、事故に関する費用は、まったく含めていない。福島第一原発の事故処理、賠償、そして廃炉にかかる費用――原発の経済合理性について斟酌(しんしゃく)する余地はもはや、どこにもない。 ちなみに東京電力は、1970年度からの37年間で得た原子力事業からの利益約4兆円を一瞬にしてなくした。東電にとって原発はまったく割に合わない電源だった。 大島教授は言う。「原発の経済パォーマンスは想像以上によくない。特に、再処理はおろかな政策であり、すぐにやめるべきだ」。 使用済み燃料を再処理して得られるMOX燃料は金額にして9000億円分に相当する。そのために、再処理に11兆円、MOX燃料加工に1.9兆円(ここでは政府試算どおり)もの費用を投下するのだ。 「おカネをドブに捨てているようなものだ。それだけの費用があれば、風力発電や太陽光発電を市場でテイクオフさせられる。立地・開発に関する補助金も、利用目的を転換していくことはできるだろう」(同)。 菅直人首相が、先月の仏ドービル・サミットで「20年代に20%にする」とブチ上げた再生可能エネルギーは、燃料費がかからない。かつ国産である。 「さらに、原子力との著しい違いは、原子力コストはこれからも上がり続けるのに対して、再生可能エネルギーのコストは下がる一方だということだ」と言う大島教授は、原子力に傾斜してきた日本のエネルギー政策を「再生可能エネルギーの成長を見過ごした産業政策の失敗」だと位置づける。 あぶり出された原子力のウソ――それは同時に、原発の真実の姿も白日の下にさらしている。そこから目をそらすことは、もうできない。 (週刊東洋経済2011年6月11日号) ※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。 【関連記事】 「節電しないと今夏、大停電」はウソ、火力・新エネルギーで電力需要は賄える 福島原発事故収拾を任された英雄たちの真実、7次・8次下請け労働者もザラ チェルノブイリの経験を生かして悲劇を回避せよ――松本市長/医師・菅谷昭《上》 《日本激震!私の提言》送電網は新規業者に開放を 原発は政府が管理すべき――八田達夫・大阪大学名誉教授 衆議院議員・河野太郎――虚構の核燃料サイクルで日本の原子力政策は破綻 最終更新:6月23日(木)13時9分
・ アメリカは日本の半額! 世界の「電気料金」相場 - web R25(6月20日)
◇識者は原発をどう考える ・ [政治クローズアップ]「原発問題」を考える - Yahoo!みんなの政治 ◇関連トピックス ・ 原子力政策の見直し - Yahoo!トピックス バックナンバー |

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