無題
北野天満宮にも七不思議が存在しています菅原道真が無実の罪で太宰府に流され二年後に亡くなりますが、その後都では災害が毎年起こり、これは道真の祟りということで、北野天満宮が創建されました。後に学問の神としても祀られています。
道真が梅を愛したことは万人が知るところですが、天満宮に多くある「臥牛像」
については、知る人は少ないように思っています。しかし七不思議には入って
いません。道真と牛の関係はいくつかありますが、確かなのは、お生まれ年が
丑年で、お亡くなりになった延喜三年(903)2月25日が丑の日だそうです。
もう一つ道真が太宰府に流されて行く途中、左遷の要因となった時平が、
更に道真の命を取るために部下の笠原宿禰に命じ追って行かせるが、
そこへ松原から牛が飛び出してきて宿禰を角で突き刺したことで、道真は
命拾いをします。その牛をよく見ると自分が飼っていた牛と分かりこの牛
に乗って太宰府まで旅をされたそうです。
道真はそれまで自宅で小牛のときから飼っていました。
天満宮の鳥居をくぐって七不思議を確かめに参ります
1.影向松 (ようごうのまつ)
立冬から立春前日までに初雪が降ると、道真公の霊が、松に積もった雪に
宿るといわれ、現在も初雪が降った日には、硯と筆と墨をお供えして「初雪祭」
が行われるそうです。
2.大黒天の燈籠
楼 門
楼門をくぐって宝物殿前を通り、神楽殿前を左折した
場所に多くの燈籠が並んでいます。
右にも燈籠がありますが、左にある燈籠の中央の燈籠が「大黒屋の燈籠」です。
台座に大黒様の像が刻まれていますが、この大黒様の口に小石を
入れて落ちなければ、その小石を財布に入れて祈るとお金に困らな
いといわれています。
奉献されたのは、江戸時代に質屋「大黒屋」が中心になって質屋の
組合だったそうです。
3.星欠けの三光門
本殿前のこの中門は三光門と呼ばれていますが、別に「星欠けの三光門」
といわれ、伝説が存在します。
門の名は日・月・星に由来して付けられていますが、天井にある彫刻には
星の彫刻がありません。
日 (太陽)
月
星の彫刻がないのは、当時の御所の位置が北野天満宮の南東
(千本丸太町)にあって天皇が当宮に向かってお祈りをされる際に、
三光門の上に北極星が輝いていたため、星の彫刻がなく「星欠けの
三光門」と呼ばれている由縁だそうです。
代わりではないですが「三日月の彫刻」が天井にあります。
4.唯一の立ち牛
道真公の御遺骸をお運びする途中で車を引いていた牛が座り込んで
動かなくなったこの伝説から、神牛は臥牛となったそうですが、
この彫刻は何故だか牛は立った神牛が刻まれています。
5.裏の社
普通、神社は南向き(正面)に造られていますが、当宮は背面にも
御神座があって、道真のご先祖の「天穂日命」、祖父の「菅原清公」、
父親の「菅原是善」の三柱が北向きに祀ってあります。
6.筋違いの本殿
地主神社
神社の本殿は、通常、楼門に正面に建っていますが、北野天満宮の
本殿は大きく西にずれています。
それは楼門参道の正面に、もともとこの地主神社があったからです。
7.天狗山
一願成就のお牛様
当宮の境内の北西の角に天狗山という小山があります。この場所は都の
守護を司る乾の方向に建つ北野天満宮の境内の更に乾にあることから
特に神聖な場所だそうです。またこの場所には昔、天狗が出没したとか?
この場所は神聖な場所であり、また一願成就の臥牛像もあるところから
絵馬が山のように吊り下がっています。
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