四宮 和彦のチャレンジ

伊東市議会議員四宮和彦に温かいご支援をお願い申し上げます。

全体表示

[ リスト ]

 「最近ブログ更新してねえじゃねえか。」とお叱りを受ける今日この頃ではありますが、何か書けば書いたでお叱りをコメント欄でなく直接、内々に受けるありさまであり、ブログで個人的な意見や感想を述べることに少々煩わしさを感じる今日この頃でございますが、この度は、市議会の会派での行政視察でなかなか得難い経験をすることができましたので、久々にブログを更新しようと思い立った次第です。
 私は市議会議員になって、つまり公職に就いた平成21年5月をもって、防衛省から委嘱されていた「防衛モニター」という役職を、規定に従い任期途中で辞任をしているのですが、防衛モニター辞任までに築いた人脈において、自衛隊関係者の中には今もって懇意にしていただいている方々が少なからずいらっしゃいます。
 まあ、前置きはさておきまして、9月1日の防災の日に伊東市を主会場として行われる総合防災訓練前に、一度、防災訓練の中心組織となる自衛隊についてちゃんと勉強しておこうということで、私の人脈を生かしつつ、海上自衛隊佐世保基地を伊東市議会の会派「民主党・刷新の会」の5人で視察に行って参りました。
 なぜ、佐世保基地かというと、様々な理由がありますが、九州地方においては、長崎空港近くの大村航空基地所属の第72航空隊が存在し、この海上自衛隊航空部隊により、離島地域における救急医療が、「24時間体制」で行われている非常に先進的な地域であるということが一つ(ちなみにドクターヘリの24時間運用をしているのは海上自衛隊のみであり、九州地方でも、民間のドクターヘリは日没後は飛びません。)。
 また、半島ということで、本州とは陸続きでありながら、毎度、地震・台風等の災害時に陸の交通路が寸断され、陸の孤島となる伊豆半島において、海上からの救援体制が非常に重要な意味を持つことを鑑みて、離島における救難体制を学ぶために、インドネシアでの津波被害にも即応した第2護衛隊群の救難体制などを学ぶため佐世保基地所属の第2護衛隊群の視察に行って来たという次第です。
 視察日程・行程は8月23日から25日までの2泊3日ということで、1日目に大村航空基地、2日目に佐世保地方総監、3日目は伊万里から福岡経由で伊東へと戻ってまいりました。
 
大村航空基地にて第72航空隊所属のUH-60Jの前で記念撮影
イメージ 1
左から小東俊一広報室長、以下伊東良平、鈴木克政、私、浅田良弘、横沢勇の伊東市議と鈴木穂高議会事務局主査と第72航空隊の隊員
 
後方のUH-60Jは、通常の民間ヘリのサイズよりかなり大きく、自重は10トン程度ということです。担架を11基積載でき、つまり、傷病人を同時に11人搬送できるということで、民間のドクターヘリや県の防災ヘリとはサイズが全く異なります。このように大きな搬送能力を持つ一方、その重さ故に、着陸できるところは限られてしまうようで、ビル屋上に設置される通常のヘリポートでUH-60Jが着陸できるところは少ないそうです。
 医療問題で最近良く話題になる、千葉県の亀田病院は、地べたにヘリポートがあるので自衛隊ヘリによる救急搬送が有効にできる数少ない病院だそうです。
 実施設計も済んででしまい、屋上ヘリポート設置となっている伊東市の新市民病院は本当にこれで良かったのかと新ためて考えさせられました。少なくとも、屋上にヘリデッキを設置する病院は災害時拠点病院としては十分な機能を発揮できない可能性があります。
 
2日目は、佐世保のセイルタワー(資料館)に佐世保の自衛隊の歴史についてレクチャーを受けましたが、残念ながら、館内は撮影禁止であったため、写真はありませんので、代わりに大サービス写真を。
 
下の写真は、最新鋭のイージス艦DDG178「あしがら」の艦橋です。画面中央にある白い筒状のものがCIWS(シウス)と言う、20mmバルカンファランクスで、1分間に4,500発のタングステン弾を発射し(弾帯は1セット1550発ということで連射した場合20秒程度で撃ちつくすので、ウィーンと1掃射したら終わっちゃうそうです。)、対空ミサイル、5インチ砲による迎撃をかわして「あしがら」に向かって飛んでくる誘導ミサイル等の空からの攻撃兵器を迎撃する最後の砦だそうで、他国の海軍によっては「ゴールキーパ^-」とも呼ぶそうです。
CIWSの両側に見える8角形の板が、イージス艦のイージスシステムの要であるフェイズドアレイレーダーです。
レーダーと言うとクルクル回転している網目状のモノをイメージしますが、フェイズドアレイレーダーは全然違います。
イメージ 2
板状に見えるレーダーは細かな素子の塊になっていて、その一つ一つの素子がレーダー波を発射し全方位を同時にカバーするため死角がありません。
 しかし、そのレーダーの発する電磁波はかなり強力なものだそうで、電磁波による人体被害の恐れがあるため、フェイズドアレイレーダーを作動させるときには、隊員は全員艦内に待避するそうです。
 命知らずの隊員が、どの程度の電磁波が出ているのか興味を持って、レーダー作動中に艦橋から蛍光灯を垂らしたところ煌々と輝いたという話がありますが、真偽のほどは定かではありません。とにかく、かなりの電磁波が出ていることは確かで、レーダー作動中は、全ての水密ハッチは閉ざすそうです。
 
「あしがら」を見学後、艦橋の群司令室に併設された応接室にて昼食をごちそうになりました。金曜日でもないのに、わざわざ、カレーをごちそうして下さいました。自衛隊のカレーは知る人ぞ知るごちそうで横須賀では「横須賀海軍カレー」として商品化もされていますが、カレーのレシピ自体は、艦ごとに違っていて、実際は「さわゆきカレー」とか「しらねカレー」とかいわれているので「海軍カレー」というのは横須賀の店舗だけの話です。
 「海軍カレー」の共通性は、カレーそのもののレシピではなく、写真にも見える通り、ポイントは「牛乳」と「サラダ」さらに、この写真の後に出されたデザートの「フルーツ」がカレーライスに付くということにあり、カレーのルーがどんなものであるかは関係ないようです。ただ、今までの経験から言うと、カレーそのものの味は甘口のように思います。真水が貴重な海上のこと、余り辛いものは敬遠されるのかもしれません。
「あしがら」カレーを食べた一般人は今のところ我々伊東市議団くらいのものではなかろうかと思いますが、もしも、「俺はあしがら乗組員じゃないが食ったぞ!」という方がいたら、コメントをどうぞ。
イメージ 3
一番手前がカレーライス本体。ドーナツ状のご飯の真ん中には半熟玉子が入っています。奥にあるのは野菜のフライとサラダ。コップはウーロン茶(麦茶?)と牛乳。写真にはありませんが、この後コーヒーとデザートが出ました。デザートはチョコレートケーキにパイナップルと梨が添えてありました。
言うまでもなく、非常においしかったです。海上自衛隊の食事はとにかくおいしいです。ちなみに食器は「ノリタケ」でした。VIP待遇をしていただいたようです。
イメージ 4
今回の視察内容のアレンジメントをして下さった、海上自衛隊第2護衛隊群司令の大塚海夫海将補と食後に記念撮影。
 
この後、佐世保の米軍基地エリアに行き、揚陸艦エセックスの見学をしました。エセックスの見学については、また気が向いたら書こうと思います。
 さわりだけいうと、エセックスは実は悪名高い米海兵隊を運ぶための強襲揚陸艦であり、ほとんど外観は空母で実際ヘリだけでなく、VTOLに限られますが、ハリアーなどのジェット戦闘機の離発着が可能な艦艇であり、搭載航空機の数はヘリ、ジェット合わせて33機と見た目だけでなく実際に航空母艦に近く、さらに艦艇後部には揚陸艇LCUを搭載しており、独立して物資・人員の迅速な輸送を可能としています。
 その戦闘能力はともかく、こういった艦艇が大災害時にも、どれだけ活躍するか、実際インドネシアでの津波災害時にエセックスは貢献しています。何しろ、1艦が一つの都市の様なもので、乗組員数は最大3000名、艦内には600床(集中治療室14は伊東市の新市民病院の計画と偶然にも一致)の病院機能を持つという代物であり、災害時に、海上にエセックスが1艦あるだけで、伊東市の病院機能(250床)をはるかに上回るであろうという代物です。
一艦伊東に欲しいな。ちなみに「あしがら」のお値段は、艦本体の値段が1500億円ぐらい。「エセックス」は不明ですが、多分「あしがら」より安いことはないでしょう。一般会計200億円の伊東市にはとても買える代物ではございませんね。
 余談ではありますが、こんなに高い金を使ってるんですから、自衛隊はもちろん米海兵隊も日本の為に使い倒してやろうという発想も必要なんじゃないですかね?

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事