四宮 和彦のチャレンジ

伊東市議会議員四宮和彦に温かいご支援をお願い申し上げます。

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6月25日(火)に最終本会議を終え、伊東市議会6月定例会は閉会しました。
本定例会は、5月に執行されました伊東市長選後初めての議会ということで、各議員の一般質問は佃弘巳市長3期目の施政方針に関わるものが中心となりました。
この一般質問については、伊東市の場合、伊東市ケーブルテレビ局CVAがテレビでの生中継を行うほか、Ustreamでのライブ配信、またYoutubeでの録画配信を行っていますので、伊東市内のケーブルテレビで観ることができるだけでなく、全世界で伊東市議会一般質問は観ることができます。
 実際、私の友人が、ニューヨークで深夜に私の一般質問のUstreamライブ中継を観てくれたそうです。
以下が、ニューヨークにも視聴者がいた私の一般質問です。
 
今回私は、「3期目となる市長の今期の施政方針について」として以下、次のような3つの質問を行いました。
 
1.選挙公約において、市長は「学校給食の『親子方式』による食育の充実」を掲げるにとどめ、中学校給食の完全実施については、取り上げていなかったが、当選後に、残り4中学校においても、給食の完全実施を今任期中に実現することを明言された。
 過去2期の任期の中で実現できなかった中学校給食完全実施を3期目に明言されたその真意を伺う。また、実現するに当たっては、昨年11月に策定されたばかりの「伊東市学校給食運営計画」を大幅に見直す必要があると思われるが、新たな計画の策定スケジュールほか、具体的な計画についてどのように考えるか伺う。
 
2.「文化の薫り漂うまちづくり事業の積極的推進」を市長は選挙公約の1つに掲げられていたが、その「積極的推進」する事業の内容については、明らかとは言いがたい。
 「文化の薫り漂うまちづくり事業」を「積極的推進」するというのであれば、今こそ、我々「伊東の『文化力』向上を目指す議員連盟」が昨年10月に提出した7つの政策提言を真摯に受け止め、その実現に努めるべきと考えるが、いかがか。
 
3.伊豆半島ないし伊東市は現在、映画のロケラッシュと言える状態にあるが、ロケの受け入れ体制が十分に整っているとは言いがたい。映画の情報発信力の大きさを考えるとき、観光都市伊東にとって、映画のロケ地として選ばれることは、観光誘客宣伝上、多くの利益をもたらすと考える。また、映画によって、新たに伊東市のストーリーが創造されることによるイメージアップ効果は、まさに市長の言う「観光都市から感動都市へ」のビジョンにかなうものと思われるが、「観光都市から感動都市へ」を具体的にどのような事業に落とし込むことを考えているか。さらに映像コンテンツの利活用にかかわるメディア戦略をいかに考えるか伺う。
 
できれば、壇上からの質問終了後の第2質問での市長とのやり取りに注目をしていただきたいと思います。
他の議員の質問においても同様ですが、市長は、質問者の質問の意味を全く理解しておらず、トンチンカンな答弁に終始しています。
以上、3つの質問は全て、市長が選挙公約または、選挙後の当選証書授与式において、表明した施政方針の一部であり、必ず実現すると約束した内容です。
しかしながら、掲載した、答弁映像をご覧になっていただければわかる通り、答弁の内容は、全くの「トンチンカン発言」か、その場しのぎの「言い逃れ」か、苦し紛れの「強弁」だけであり、何一つとして、具体的な方策について答えるわけでもなく、その実現に対して、本当に意欲を持って取り組むつもりなどさらさらないことは明らかです。
毎度のように私は質問に立ちますが、今回は、選挙直後ということもあり、こうした市長の誠実さのかけらもない態度に強い憤りすら感じました。
 
まず、1の中学校給食の実現についてですが、市長は、「任期中に実現する。」と言っていながら、「宇佐美中、宇佐美小での親子方式による中学校給食提供を平成27年度より検討を開始する。」と答弁しています。これは「伊東市学校給食運営計画」に定められている計画の通りであり、「計画の見直しは必要ない」と言っている訳です。残り任期2年で検討を開始して間に合うはずがありません。仮に宇佐美中が「親子方式」によって実現しても、北中、南中、対島中の3中学校においては、「親子方式」による学校給食の提供は困難であり、センター方式または自校方式でなければ提供ができないことが同計画においても指摘されているのです。
仮に27年度に検討を開始したとして、任期中に給食センター建設や各中学校への調理場の新設が間に合うものでしょうか?こんな単純な計算もできないのかと唖然としました。
「やると言ったらやるんだ」といったようなことを市長は言っていたように思いますが、駄々っ子じゃないんですから、ちゃんと説明責任を果たさねばなりません。
 
また、2の「文化の薫り漂うまちづくり事業の積極的推進」についてですが、市長部局が直接文化振興事業を行おうとするときには、地方教育行政の組織及び運営に関する法律による制約があります。文化財保護行政を除き、他の規制に関しては、地方公共団体が条例を制定することにより、この法律による制限をなくすことが法律上可能となっています。しかしながら、伊東市にはそのような条例は制定されていません。
故に、私は、「文化基本条例(仮称)の制定をするべきである」と市長に迫ったわけですが、市長は相も変わらず、「文化は人に強制するものではない。」などという、愚かしい持論をまたもや展開し、トンチンカンなことを言うばかりに終始し、まったく話になりません。
 おそらく、市長はご本人の生い立ちからそういう先入観を持たれていると思われますが、法律や条例が、市民生活に干渉し自由を縛るための秩序だとでも思っているのでしょう。
 全く法律と言うものの基本が分かっていないのには、愕然とするしかありません。
 確かに、法律は特に刑法のように処罰規定を持つ法律などは、市民の自由を縛る為の物に見えるかもしれませんが、これは余りにも浅薄な理解としか言いようがありません。
 もっとも、市長だけでなく、議員の中にもその程度の理解しかされていない方は意外にも多くいらっしゃるようで、某先輩議員も「四宮、オメーヨー、法律ってものは『民を縛るため』のもんなんだよ。オメーが勝手に法律解釈するんじゃねえよ。」などと意味不明なことをのたまう方もいらっしゃるので、議員や首長になる方には、法の基礎だけでもちゃんと研修しておいたほうがいいかもしれません。
 先に例とした刑法にしても、一見「民を縛るため」の秩序に思えるかもしれませんが、基本は、罪刑法定主義といって、「法に定められていない限り罪に問われることはない。」という原則にその核心があり、国家権力が恣意的に国民を罪に陥れたり、罰したりすることができないようにするためのものであり、民を縛るためにあるのではなく、「権力を縛るため」にあると考えるべきなのです。
個人が法によって規制されるのは、憲法上の「公共の福祉」と言う文言に代表されるように、権利の対抗関係が生ずるときに限られるのです。Aさんの主張する権利が一方でBさんの権利を侵害するという事態が起きたときにその調整を諮るのが法というものだということをちゃんと学んでいただかなければなりません。
こんな知識は、中学校社会科の「公民」で習うレベルの話なんですが、残念ながら、佃市長や私にアドバイスをしてくれた「オメーヨー」の某議員さんの中学生時代は、彼らの名誉のために申し上げますが、公民が中学校社会科にまだなかったのに違いありません。
つまり、「文化基本条例」を制定することは、市長部局が市民のために文化振興事業を積極的に推進するように義務付けるものなのであり、即ち、行政権力を縛るために制定が必要なのであり、市長の言うような「市民に文化を強制するもの」などという解釈がいかに馬鹿げたものであり、そんなことを議会の公式な答弁で平然と言ってしまえる知性と感性には聞いているこちらが恥ずかしくなってしまうと言えましょう。
 そもそも、伊東市には条例が無い為、文化振興事業は原則教育委員会所管であり、主として生涯学習課が行う事業となっているわけですが、市長のいうようなことが正しければ、現在教育委員会が行う文化事業は「市民に文化を強制する」事業だということなのでしょうか。「バカも休み休み言え。」と申し上げたい。
 
3の「観光都市から感動都市へ」と「メディア戦略」についてはもはや何もいうことはありません。要するに、伊東市として、そのようなことには全く興味がないということのようです。
どうやら、伊東を訪れる人に、「勝手に魅力を探してもらって勝手に感動してもらうようにする」ことが伊東市の戦略と言うことのようです。川勝平太知事の選挙以来「勝手連」が流行っているようですので、観光勝手連でも結成して、伊東市の観光を盛り上げる以外には方法はなさそうです。
 
本定例会では、その他の議員の一般質問や条例案補正予算案審議においても、伊東市政の抱える「大問題」が多々指摘される場面がありましたので、また後日まとめて行きたいと思います。特に消防に関わる問題は見過ごしにできない大問題を孕んでいますので、改めて、考えをまとめてみたいと思います。
とりあえず、消防に関わる大問題の1つのさわりだけ以下の鈴木克政議員の一般質問でご覧になっていただければ幸いです。
これは、議員の「発言自由の原則」を行政組織が侵害するという大問題なのですが、色々と難しい部分がありますので、今日のところはこの辺で。

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ブログの更新も、マメでは無い。
自分で「情報」は大切と謳っておきながら、一年近く放置かい?

所詮、田舎者の集合体。鵜烏合の衆だね。

2014/8/19(火) 午後 3:06 [ - ] 返信する

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