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6月18日(金) 天気曇りのち雨
久しぶりのブログ更新です。ブログを書く気力がなかったと言えばそれまでですが、要するに、私が関心があること、面白いと思うことを、ストレートにブログに書くという行為そのものが非常に億劫になっていたというのが本心です。
ネタは幾らでもあるのですが、立場上、それをどう表現するかという段になると色々な自己規制が働き書くことも書けないのがブログというものであるということをつくづく感じます。
一番気を使わないのが、読書や、映画等の感想文なので、今日はそういう方向で。
今日は、午後9時「鬼平犯科帳スペシャル」をやっていたので、池波正太郎ファンの私はボーっとテレビを見ていたのだが、CMになったところで、いわゆるザッピングを始めてしまった。
すると、日本テレビ系で「デジャブ」というデンゼル・ワシントン主演の映画をやっていて、ついつい途中からこっちに見入ってしまった。
ストーリーは下らないと言えば下らないタイムパラドクスものであるが、一言で言えば「面白かった。」
タイムマシーンで過去や未来を行き来するなんて言うのは、ジュール・ベルヌ以来定番のSFテーマであるが、単に、「未来世界はこうだ」とか「過去はこんなだった」とか言うのでなく、4日前という微妙に限定された過去が時空の歪で見えるというのが味噌で、サスペンスドラマであるところが面白い。
過去に自由に行けると言うのでなく、現在から4日前という過去も時間が進行しているパラレルな世界として描かれているところが、タイムパラドクス映画としては斬新である。
「デンゼル・ワシントンという俳優は幅が広いな」とつくづく思う。最近もコマーシャルで「ザ・ウォーカー」とかいう新作映画の宣伝をしきりに目にするが、この人は何者なんだろう。
それはさておき、SFのタイムパラドクスものは何故か見てしまう。要するに私の好きなカテゴリーなのだ。
私の好きな、その手のにランキングを付ければこんな感じになるかな・・・・。
1.ターミネーター2を代表とする「ターミネーターシリーズ」
言わずと知れた、ジェームズ・キャメロンの出世作でしょう
2.トゥウェルブモンキーズ
ブルース・ウィリスがダサくていい。タイムマシンがボロくてどの時代に飛ばされるかわからないという設定が面白すぎる。
3.バタフライイフェクト
過去への関与によって、彼女が死んでしまったり、自分が瀕死の状態になったり、それをやり直すために執拗に過去へ旅立つという変質的なタイムトラベル映画。タイムトラベルが主人公の脳内の構造変化によって起きるというのも斬新。もしかすると、タイムトラベルは架空の現実で主人公の脳内記憶の変化に過ぎないのかもしれないという色々な謎が残る映画。
4.デジャブ
今日見た限り、先に述べたように、4日前の時空がパラレルに存在し、時空の歪でそれが見られるようなことになったため、テロ事件の全貌をトレースできるようになるというなかなか面白い設定。
ところで、過去にSFで描かれた世界のほとんどは、凡そ実現されて来た。人間の想像力の範囲にあることは多分実現可能なのだろう。
残念ながら、タイムマシーンだけはまだ完成していない。
理屈はともかく、今日のデジャブはなかなか面白い視点を持っていたんじゃなかろうかと思うのだが、それは何かと言えば、人間が目にする情報というのは、光の反射であるということだ。
例えば、三億円事件の映像は、太陽光を反射して、映像を作った後、どこかに拡散して行ったかもしれないが、光の波動となってこの宇宙空間のどこかに向かって飛んでいるかもしれない。
その光をキャッチしたら、1968年12月10日の府中刑務所付近の映像が見えるかもしれない。
夜空を仰げば、何億年も前の星の光を見ることができるのだ。解像度を上げれば、そこに何かの映像が映っていないとは言えないのではなかろうか。
こういう下らないことを考えている一時がこの上なく楽しい。
いずれにしても、タイムトラベルものが成立するのは、人間が「もしも、あの時こうしていたら・・・・。」と常に後悔している存在だからだろう。未来を考える時も、「宝くじの当選番号や、競馬の当たり券を事前に知れたらいいな。」といった、現在への還元をもくろんだ打算が働くからのような気がする。
より良い現在の為の過去の改造。
より良い未来の為の現在の改造。
要するに、タイムトラベルものというのは常に相対的な過去の改造物語なのだ。
タイムマシンが開発されたら政治も簡単なんだけどな。
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