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水星2

■水星の名前と水星を発見した人

水星はシュメール人の時代(紀元前3000年)から知られています。古い記録(きろく)ではバビロニア人により観測(かんそく)されていて、古代ギリシャのヘラクレイトスは、水星と金星が地球(ちきゅう)ではなく、太陽のまわりをまわっていると考えていました。ギリシャで水星が5つの惑星の一つとわかったのはプラトンの時代からのようです。
ギリシャでは、水星のことヘルメスと言います。ヘルメスはローマではメルクリウスとなって、英語(えいご)では水星のことをマーキュリーと呼びます。マーキュリーとは、足の速い(はやい)という意味でつけられた名前です。1639年にはイタリアのジョバンニ・ズッピという人が望遠鏡(ぼうえんきょう)を使って水星を見て、水星にも金星や月と同じように、みちかけがあることを発見しました。このおかげで、水星が太陽をまわっていることがはっきりとわかるようになりました。

■せかいをとびまわるヘルメス

ヘルメスにはウソつき・どろぼうの守り神、商業(しょうぎょう)・契約(けいやく)の神、旅人の守り神など、いろんな役割(やくわり)がありました。ある日、父に会ったヘルメスは「父上のお役に立ちたいのです。私は足がはやいし、機転(きてん)もききます。ぜひ、父上の使者にしてください」こうしてヘルメスは使者になりました。彼(かれ)は黄金(おうごん)のステッキをもち、ツバの広いぼうしをかぶり、ハネの生えたサンダルをはいて、いろんな国をとびまわりました。

水星ヘノ惑星探査機(わくせいたんさき)ッテドンナモノ?
1974年から1975年にかけて、水星探査機(たんさき)「マリナー10号」が水星を観測(かんそく)しました。それから少しずつ、水星がどんな惑星なのかが、くわしくわかるようになってきたのです。2004年には、30年ぶりに水星探査機(たんさき)「メッセンジャー号」が打ち上げられました。

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水星

太陽(たいよう)に一番近い惑星(わくせい)の水星。水星は小さくて、しかも夕方の西の空と朝、太陽がのぼる東の空の低いところにしか、あらわれないので、天体観測(てんたいかんそく)しにくい惑星と言われています。さて、水星って、どんな惑星なのか、もっとくわしく見ていきましょう。


水星ッテ、ドンナ惑星(わくせい)?
■水星のとくちょう

水星は太陽系(たいようけい)の惑星のなかで、一番太陽の近くにあります。水星には大気(たいき)がほとんどないので、表面の温度は昼間は450度にまで上がり、夜でも180度になります。水星は岩石(がんせき)と金属からできていて、見た目は月とそっくりです。
じゃあ、どうやって月と水星を見分けるかというと、水星には大きなクレーターでできているカロリス盆地(ぼんち)というものがあります。ほかの天体とのぶつかり合いで水星の表面にできてしまったデコボコの穴をクレーターと言います。カロリス盆地とは、そのクレーターのまわりを丸くかこんでいるカロリス山脈(さんみゃく)という波模様(なみもよう)がついている場所のことです。
また、水星は老人(ろうじん)の惑星なんですよ。シワがいっぱいあります。というのも、カロリス盆地を作った天体の衝突(しょうとつ)の力が、水星の反対側(はんたいがわ)までつたわってシワシワになってしまったんですよ。

■水星のデータ

水星の地表温度(ちひょうおんど):179度
水星の質量(しつりょう):地球の約1に対して、0.056
水星の半径(はんけい):2440km
太陽からの距離(きょり):5790万km
自転周期(じてんしゅうき):58日と16時間
公転周期(こうてんしゅうき):88日(太陽のまわりを一周するのにかかる時間)
衛星:なし
水星ノ見ツケカタッテ?
水星は見るチャンスの少ない惑星(わくせい)です。太陽に近いために、見えにくいのです。でも夕焼け時の西の方角、または朝やけの東の方角を見てみてください。水星が見えやすい時期(じき)は、その年によってちがいます。データブックや専門(せんもん)の雑誌(ざっし)で調べるといいですよ。

水星ニマツワル神話(しんわ)ッテ?

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彗星

リニア彗星ッテドンナ彗星?
リニア彗星は、アメリカのリンカーン研究所によって、1999年9月に発見された彗星です。2000年にははっきりと肉眼で見られるようになりました。7等星程度の明るさで、あまり明るいとはいえませんが、彗星が明るくなっていく様子やちりが吐き出される様子などを観察できて、いろんな変化を見ることができました。

彗星ト地球ノ関係ッテ?
地球は、「水の惑星」とよばれるほど、水にめぐまれた惑星です。この水、実は彗星がもたらしたのではないか、と考えられています。水のある惑星は、ほかにも存在しているのですが、地球の水と彗星の水の成分はとてもにているものだったのです。そのため、地球が誕生するときに、しょうとつしたいろんな彗星や天体がもたらしたようです。最近では、いん石からアミノ酸が発見されました。いん石や彗星のアミノ酸から生命が誕生されたのではないか、と見られています。

彗星ノ見ツケカタッテ?
彗星は、夕方か明け方が見つけやすいです。10倍くらいの双眼鏡で見るのが見やすく、彗星のしっぽも見ることができます。三脚で固定すると、手がぶれず、便利ですよ。天体望遠鏡(てんたいぼうえんきょう)の場合は、低倍率で視野の広い望遠鏡をえらびましょう。彗星の色の変化や移動の様子、コマの様子などスケッチするのも良いですね。彗星のさつえいに向いた、望遠鏡つきのカメラや自動撮影のカメラもあるので、大人の人にそうだんして下さいね。

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彗星

彗星(すいせい)は、太陽系の天体のなかまで、日本では「ほうき星」英語では「コメット」ともよばれています。その名のとおり、太陽に近づいたときの彗星は、しっぽがのびてほうきのように見えます。彗星は遠いところからまわってくるので、一生のうちで一度しか見られない彗星もめずらしくありません。ぜひ一度、彗星を見てみてくださいね。


彗星ッテドンナ天体?
彗星は大きさが10?40km、細いだ円の軌道で太陽のまわりを回っています。ちりや氷のかたまりでできていて、小惑星のようなすがたをしています。太陽に近づくと熱で氷がとけてガスが吹き出します。
彗星の核は、じゃがいものような形をしていて、太陽に近づくと、核のまわりにガスがまとわりつきます。ガスとちりがくっついて「コマ」という長いしっぽができます。1986年に観測(かんそく)された、ハレー彗星ははじめて彗星の核やガスが出ている姿を見ることができました。彗星から出たちりが地球としょうとつして、地球の大気中で光るのが流れ星なのです。

ヘール・ボップ彗星ッテドンナ彗星?
ヘール・ボップ彗星は、20世紀最大の彗星といわれています。1995年7月、アメリカのアラン・ヘールとトーマス・ボップが発見しました。1996年には木星の軌道付近を通り、どんどん太陽に近づきました。百武彗星よりも大きく明るく、肉眼でも見ることができました。

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少子化問題2

■少子化問題と日本の将来1・労働力

少子化問題とは、子供が少しずつ減っていくということです。つまり、将来の日本を支えるべき、労働力が年々減っていくということです。

■少子化問題と日本の将来2・消費

少子化問題が進行し人口が減っていけば、国内の消費活動がどんどん減っていくことになります。つまり日本国内でいくらものを作っても売れないため、消費・生産活動が著しく停滞してしまいます。

■少子化問題と日本の将来3・年金

このまま少子化問題が進むと、年金制度が続けられなくなります。現行の年金制度は、若い世代が、高齢者の年金を払う形で機能しています。しかし、少子化問題で若い世代が減っていけば、小数の若者で多数の高齢者の年金を負担しなければなりません。そのため年金システムが崩れてしまうのです。

少子化問題の対策
このように少子化問題は、私たち日本人にとってたいへん切実な社会問題です。そのため少子化問題を打開しようと、いろいろな対策がとられていますが、現状ではめぼしい成果をあげていません。

■少子化問題の対策1・育児と仕事の両立へ

女性が育児をしながら仕事が出来るようにと、会社内に託児所を設置する企業も増えてきています。しかし、まだまだこのような取り組みは、少数に過ぎません。

■少子化問題の対策2・経済的な負担の軽減

現在日本では子供を生み育てると、様々な給付金を出したり、医療を無料にしたりと、自治体レベルでも様々な試みをしています。しかしどのシステムも、家計においては短期的な負担は減っても、十年・二十年先の安定を提供してくれるものではありません。そのため、このような制度は少子化問題の対策としては、ほとんど機能していません。

■少子化問題の対策3・子育て不安の解消

いざ子供を生んでも、頼れる肉親が近くにいないため不安だということも、少子化問題のひとつの原因になっています。そのためこのような不安を解消するために、地域ごとに「子育て応援コミュニティー」をつくるなどの対策が必要です。

■少子化問題の対策4・価値観

少子化問題には、たいへん根深い原因があります。つまり、男性も女性も結婚やその後の出産・育児に、価値を見出せない人が増えているのです。何も結婚して苦労をしなくても、一人で自由気ままに生きていたほうが楽しいという考え方です。確かにこのような考え方は、正しいのかもしれません。しかし、人生の中で結婚をして、子供を持つことは、たいへんな財産にもなりえます。男性も女性も、もう一度結婚や育児について、よく考え直す時期に来ているのです。

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