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最近の新聞の国際社会の欄で、北アフリカのチュニジアの情報を見かけない日はない。「え、チュニジアがどうしたの?」という人は、よほどニュースに疎い人。「チュニジア」と「与謝野馨」と「トイレの神様」について知らなければ、現代人とは言えまい(嘘)。
チュニジアでは昨年末、野菜を売っていた若者が「無許可」という理由で警察の逮捕及び商品を没収され、若者が焼身自殺したことが、今回の暴動のきっかけである。この背景には、若者の高い失業率、ベン・アリの長期独裁政治、秘密警察、体制への不満、長引く不況など様々な問題がある。現在のところ、ベン・アリはサウジアラビアに逃亡し、軍は彼を見捨て、一部の人々は暴徒化し、軍隊は発砲。死傷者も出た(フランス人カメラマンも含む)。
僕はパリに留学中にチュニジアに行ったことがある。北アフリカはフランスから近い。飛行機で二時間。行ってみると、イスラム圏でありながら、戒律はゆるく、女性はスカーフを必ずしも着用していない。治安も良く、経済発展もしており、外国からの投資も集まっていた。でもそれは今から思うと、チュニジアの人たちは、大きなコストを支払っていたのだなぁと思う。治安を維持するために、軍隊や秘密警察が存在する。経済活動は盛んだが、ベン・アリ一族の息のかかった企業が利益を吸い上げ、一般市民にはなかなか利潤は回ってこない。イスラム過激派を取り締まる一方で、政府は労働者の団体も取り締まる。これでは民衆の不満もたまるだろう。
これを遠いチュニジアの話と思ってはいけない。高い失業率(特に若者の)や、一部の企業や団体による既得権益の独占などは、日本でもよく聞く話。日本ですぐ暴動が起きるとは思えないが、チュニジアの政治的紺rなんを「対岸の火事」と見る気にはなれない。僕はチュニジアに現代日本を発見するし、現代日本社会にチュニジアを見る思いがする。
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チュニジアと言えば、JAZZの”Night in Tunisia”しか思い浮かばない私としては
改めて今回のニュースであらためて意識しちゃいました。
治安が早く落ち着くといいですね。
しかし、この曲、難しいんですよぉ(^^;)
2011/1/20(木) 午後 9:19 [ jgcsfcwacky ]
この国の首都チュニス、俺ね日本の歌「カスバの女」でチュニジアの事初めて知ったんですよ。
今の日本には昔のように政治に対しても抗議行動起こす情熱って何時から無くなったんでしょね。政治にはケチつけても自分達の事を棚に上げた人が多いような気がしますよ。
2011/1/21(金) 午前 8:02
jgcsfcwackyさん、こんばんは。
僕も「チュニジアの夜」、好きです。名曲ですね。治安が落ち着いたら、是非チュニジアにまた行きたいものです。
2011/1/21(金) 午後 11:13 [ Kazuuuuuuuuuuu!!! ]
マルコメさん、こんばんは。
日本の政治の劣化に着いて僕も良く考えます。結局、政治の劣化は我々有権者自体が劣化したのかもしれませんね。良い商品を選ぶには消費者が賢くならないのと同じように、良い政治を求めるなら、有権者がしっかり勉強しないといけないのかもしれませんね。
2011/1/21(金) 午後 11:15 [ Kazuuuuuuuuuuu!!! ]