そこそこ日記

毎日働いてそこそこ平和に生きたいです。

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最近、元キャンディーズの田中好子さんが乳がんで他界した。彼女を見て「元キャンディーズ」を思い出す人もいるだろうが、僕が彼女について覚えているのは井伏鱒二の小説「黒い雨」に映画に出演したことだ。僕は小学生か中学生の頃にこの作品を観たが、彼女の好演を今も覚えている。最近は井伏鱒二の「黒い雨」を読みたくて仕方ない。今思うと、この作品を読みたくて仕方ない。今度図書館で読もうかなと思っている。
 
重松は、同居する姪・矢須子のことで頭を痛めていた。婚期を迎えた彼女だが、縁談が持ち上がるたびに被爆者であるという噂が立ち、縁遠いままなのである。昭和20年8月6日朝、重松は広島市内、シゲ子は市内の自宅でそれぞれ被爆したものの、矢須子は社用で爆心地より遠く離れた場所におり、直接被爆はしていない。しかし、縁談が持ち上がるたびに「市内で勤労奉仕中、被爆した被爆者」とのデマが流れ、破談が繰り返されていた。そんな折、矢須子にまたとない良い縁談が持ち上がる。この話をまとめたい重松は、彼女に厳重な健康診断を受けさせた上、昭和20年8月当時の自身の日記を取り出して清書しようとする。矢須子が原爆炸裂時、広島市内とは別の場所にいた=被爆者ではないことを証明するためである、、、というストーリー。
 
最近つくば市が福島からの被災者を受け入れる際に「被爆していないことの検査証」の提出を求めていたことがわかり、大問題になったっけ。僕はこのつくば市の話を聞いた時に、「黒い雨」を思い出した。個人の性格ではなく被爆したかどうかで結婚が破談になることの理不尽さは、二次被爆の心配がないにもかかわらず被災者の受け入れにも検査証を要求する理不尽さは共通する。
 
人間というのは、勉強しなければ、時間が流れても同じ過ちを犯すものである。だからこそ、過去に学ばないといけない。僕は現在に過去を見出し、過去に現在を見出す。同じ過ちや不幸だけは繰り返したくないものである。

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