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日本中がGWでのんびりしていた頃、オバマ米大統領は1日夜(日本時間2日)、ホワイトハウスで演説し、2001年の米同時多発テロを首謀したとされる国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン容疑者を米軍などがパキスタン国内で殺害し、遺体を確保したと発表した。このニュースを受けて、アメリカ国内ではホワイトハウス周辺にで「USA!USA!」と声をあげる人々をTVで観た。
今回の殺害事件について、僕は一部の人々のように喜ぶ気には全くなれない。アル・カイーダの中心的人物であったオサマ・ビンラディンを殺害することでアル・カイーダに一定の打撃を与えることは出来るかもしれないが、アメリカに対するテロリズムは終わることはないだろう。なぜならその背景には反米感情があり、アメリカが中東にもたらした不条理に対する怒りや憎しみといった人間の感情は、銃器で解決できないものだからである。対話とか外交的な手段で少しずつ反米感情を小さくしていくのなら、まだわかるけれど、、、世界はオバマ氏や一部のアメリカ人が考えるほど単純ではない。
オサマ・ビンラディンが多くの人々を殺してきたのが暴力であるのと同様に、多くの人々を殺した彼を殺害することを指示したことも暴力の一種である。オバマ大統領とオサマ・ビンラディンは、「暴力の行使」というコインの裏表。二者には「他者への暴力の行使を容認した」という点で共通する。オバマ氏が大統領を就任したときに「アメリカで人種差別は終わった」と言ったアメリカ人がいたが、今回の殺害をTVで世界中に報告したオバマ氏を見ていると、オバマ氏の大統領就任は、「黒人差別の終焉」というよりも、「今まで白人の手中にあった暴力を黒人も手にした」と言うべきではないかと思う。アメリカで人種差別問題に取り組んできた方に、オバマ大統領の政治活動をどう評価するか、機械があったら是非聞きたい。今回の報道に、国家に回収された人権運動の成れの果てを見る思い。人権問題を勉強したり、取り組んだとしても、こうはなりたくないものである。
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…ですよねぇ(´ω`;
この先お互いで泥を塗りあってどうなるの?って…
イスラム現実主義もどうかと思いますが!アメリカの場合
必ず背景に自国の利権問題が見え隠れするので、僕は嫌いです。
2011/5/7(土) 午後 2:17
確かに10年前、ビンラディンは無辜の人々を標的にしました。
しかしアメリカが犯してきたアジア中東の人々に対する大量殺害と比べれば決してコインの裏表で表現出来る物ではなく、質量で比較すれば1円玉とお月様ほどの違いが有ると思うのですが。
2011/5/7(土) 午後 3:41
ひとぽんさん、こんばんは。
イスラム原理主義も暴力的ですし、アメリカの政策もなかなか自己中心的な場合がありますね、、、
2011/5/7(土) 午後 10:02 [ Kazuuuuuuuuuuu!!! ]
念仏鬼さん、コメントありがとうございます。
命を奪うという行為は、量の問題よりも、その行為を行うかどうかが問題ではないかと思います。一人しか殺さなくても、100人殺したとしても、僕から観ればどちらも殺人で批判すべきことです。被害者数を比較するよりも、被害者を出したという点に注目すれば、どちらも五十歩百歩です。アメリカとアルカイーダ、どちらの暴力行為も大きな違いはないと思います。
2011/5/7(土) 午後 10:10 [ Kazuuuuuuuuuuu!!! ]