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今回は「奈良の大仏」で有名な東大寺 大仏殿を紹介します。 前回紹介した二月堂から歩いて西側に下って行くと大仏殿が見えてきます。 通常は南大門から中門の前を左に曲がって大仏殿の回廊の中に入って行くので南大門から順に紹介していきます。 まず南大門は天平勝宝4年(752年)に造られた東大寺の正門で国宝に指定されています。 創建当時からあった南大門は12世紀後半の台風によって倒壊してしまったため、鎌倉時代の正治元年(1199年)に再建されました。 この門の中には東西に相対して「阿形(口が開いているほう)」と「吽形(口を閉じているほう)」の一対の「金剛力士像(国宝)」が安置されています。 阿形は843cm、吽形は836cmもある巨大な木造仏で、ヒノキ材を使用した寄木造工法で作られました。 記録によれば当時最高の仏師であった運慶と快慶によって建仁3年(1203年)7月24日から10月3日までという69日間という驚異的なスピードで仕上げられました。 南大門を過ぎて歩いていくと中門があります。中門にも南大門と同じように兜跋毘沙門天像と持国天像という木造仏が安置されています 中門の前を左に曲がった先に大仏殿への入り口があって大人だと500円の拝観料を払い中に入ります。 一般に大仏殿と言われていますが正式には「東大寺 金堂」(国宝)と言います。 聖武天皇の大仏建立の勅が発せられた当初、大仏は奈良ではなく現在の滋賀県甲賀市造られる予定でしたが、山火事や地震が頻発したために計画は中止され、そのあとに現在の場所で造られました。 治承4年(1180年)と永禄10年(1567年)に焼失してしまいました。現在の建物は江戸時代の宝永6年(1706年)に再建されたものです。 現在の建物は創建当時の建物の3分の2の大きさだそうですが、それでも十分大きいです。(日本最大級の木造建築です。最大ではないそうですが) 一般に「奈良の大仏」と呼ばれていますが正式には「盧舎那仏(るしゃなぶつ)」、または「毘盧舎那仏(びるしゃなぶつ)」とも呼ばれていて国宝に指定されています。 座高は約15mもあって、金銅仏としては世界最大のものです。 創建当時のものは台座などしか残っていないそうで、他の部分は上に行くにつれて補修が重ねられ新しくなっています。 特に頭は3mもあるんですが2度地震と大風で頭が落ちているそうです。頭の部分は江戸時代に修復されました。 大仏殿内部には大仏のほか、多聞天、広目天、虚空蔵菩薩、如意輪観音が安置されています。 恐らく東大寺は華厳宗なので「華厳」と書かれているのだと思います。 御朱印は大仏殿の中の南東側で頂けます。
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あいかわらずスバラシイご朱印の文字!でもご朱印自体の「東大寺大佛殿」は誰にも読める普通の字体なんですネ^^
2006/12/10(日) 午後 4:19
こんばんは。結構朱印って寺でも神社でも篆書体が多いと思うんですが、今回は珍しくはっきり分かる字体でしたね。
2006/12/10(日) 午後 11:41
東大寺の大仏殿、何年前行ったのは覚えてないですが、仏像をよく覚えています。昔の職人は参考用写真や本もないですが、こんな凛々しい力士像を作れるのは、本当に感動しますね。
2006/12/11(月) 午前 2:15
うちは高校の修学旅行で行きました。こんな力士像を設計図もなしに作ることや今まで無事に残っていることとかにも感動しますね。
2006/12/16(土) 午後 11:16