|
旧郷社 延喜式内社:河内國大縣郡 鐸比古神社 (並小) :河内國大縣郡 鐸比賣神社 (並小) 神紋:下り藤 祭神:鐸比古命(ぬでひこのみこと)、鐸比売命(ぬでひめのみこと) 例祭日:7月31日、10月15日 最寄の交通機関:近鉄大阪線「堅下駅」徒歩8分、JR大和路線・近鉄道明寺線「柏原駅」徒歩14分 鐸比古鐸比売神社は大阪府柏原市の高尾山山麓に鎮座しています。 別名「大県神社」。漢字だけではとてもじゃないけど読めない神社です。(読めても「たくひこたくひめじんじゃ」とか…) 「果てしなく青い、この空の下で」というゲームで出てくる穂村神社のモデルとしても使われています。ロケ地情報に関してはこちら。 祭神の鐸比古命は第11代・垂仁天皇の御子で、記紀によれば鐸石別命(ぬでしわけのみこと)、沼滞別命とも呼ばれ、岡山県を拠点とした和気氏の祖先です。 曾孫の弟彦王は神功皇后の三韓征伐に従軍し、翌年の忍熊王の反乱を鎮圧した功績で藤原県(現在の岡山県和気郡和気町)を賜り土着します。 奈良時代に起こった弓削道鏡の宇佐八幡宮神託事件で有名な和気清麻呂と和気広虫は鐸石別命から数えて15代目に当たります。 創建は成務天皇21年(151年)という歴史ある神社で、延喜式内社、そして朝廷からは従三位の神階を賜った由緒ある神社です。 元々は鐸比古命を祀る鐸比古神社は現在の神社裏手にある高尾山山頂の奥宮に祀られていて「高尾大明神」とも呼ばれ(鐸石別命は高尾山に葬られたと伝わる)、一方、鐸比賣命を祀る鐸比賣神社は山頂から少し下の姫山に祀られていて、雨乞いの勅願所でもありました。 中世に現在地に遷座され、その後兵火に遭ったりし現在の本殿は元禄時代の再建です。 明治5年(1872年)に郷社に列格。数年前には社務所が不審火により焼失。参拝時は工事中でした。 鐸比古命が和気清麻呂の先祖であることは上で書きましたが、鐸比古命を祀る神社は全国でも当社と岡山県和気町の和気神社の2社しかないという珍しい神社です。 電車なら近鉄大阪線の堅下駅が一番近くて、神社まで700mほど。 車でのアクセスだと神社に駐車場が無いのが難点。柏原駅前のダイエーの駐車場に停めさせてもらうか(もちろん買い物をしてね。)、100円パーキングに停めるのがベターだと思います。 2回目に参拝した時に境内のベンチでおじさんに声をかけられた。 地元の人でよく神社へ来てのんびりしているという。 60歳くらいの人で印刷工場で働いていたが現在は無職。年金を貰っているがさすがにそれだけでは暮らせないので仕事を探していると内情を明かしてくれた。 いろいろ世間話をしていると、おじさんが景色の良い所があると神社の上の方へ案内してくれた。 高尾山一帯は「平野・大県古墳群」という遺跡になっていて、ハイキングコースにもなっている。 おじさんは「あのビルはここらへん一帯で一番高いマンションなんだ。よく飛び降り自殺も起きるんだよね…。」など、地元の人間じゃないと知らないようなこともいろいろ教えてくれた。 その後、おじさんと別れてから、すこしのんびりしてから車中泊をするため当麻方面へ。 境内はとても広いわけではないけど、のんびりできるいい神社です。 社務所には人が居らず御朱印はもらえませんでした。 ロケ地になってる絡みもあるので、個人的にご朱印を頂きたい神社のTOP10。 ・平成25年11月7日 追記 鐸比古鐸比売神社の本務社が、柏原駅近くにある柏原黒田神社です。 御朱印はこちらでいただくことができます。 なお、柏原黒田神社の本社は藤井寺市北條町に鎮座する黒田神社です。 他にも兼務社があるようですが、縁のある鐸比古鐸比売神社の御朱印をいただく事が悲願だったので、柏原黒田神社と藤井寺市の黒田神社の合計3社の御朱印をいただくことができて満足しました。
|
寺社仏閣・大阪府(8)




