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旧県社 神紋:右離れ立ち葵 祭神:墨坂神(天御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、伊邪那岐神、伊邪那美神、大物主神の六柱) 例祭日:8月3日、11月3日 最寄の交通機関:近鉄大阪線「榛原駅」 墨坂神社は、奈良県北東部の宇陀市、旧榛原町に鎮座している神社。 墨坂神社の創建年代は不明だが、神武天皇の東征時にすでにこの墨坂の地に祀られており、その地名から祭神が「墨坂大神」となっている。 『日本書紀』によれば、崇神天皇9年(紀元前89年)3月、崇神天皇の夢枕に神が立ち、「赤盾八枚、赤矛八竿をもって、墨坂の神を祀り、黒盾八枚、黒矛八竿をもって大阪の神を祀れ」とお告げになったので、そのようにすると疫病は平癒したとあり、それ以前に墨坂神社は存在したということになる。 (ちなみに「大阪の神」とは香芝市逢坂の大坂山口神社の祭神のこと。) また、『新抄格勅符抄』には天応元年(781年)に「墨坂神一戸信乃」とあり、信濃へ分社されたことが記載されていて、実際に長野県須坂市には2社の墨坂神社がある。 文安6年(1449年)に榛原町西峠字天の森から現在地に移転しており、明治までは「六社権現」もしくは「天野宮」とも呼ばれていた。 現在の本殿は元治元年(1864年)に、春日大社の旧本殿を拝領して建造したもの。 例祭は11月3日に行われ、2日の宵宮に旧鎮座地への御輿の渡御、3日に上記の故事に習って、赤布の赤楯と赤矛を持った8人ずつの者が中心となり列をなして本社に還幸して例祭が行われる。 榛原町内を流れる宇陀川ほとりの丘に鎮座している神社。 境内には湧き水も出ているらしい。 御朱印頂いた際に社務所のおばさんが「しゃもじ」を下さると言われ、しゃもじを探しに社務所の奥へ行ったけれど結局見つからなかったので御朱印代をタダにしてくださった。
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寺社仏閣・奈良県(48)


