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奈良県立橿原考古学研究所付属博物館『仏教伝来展』(10/1〜11/20)が開催中です。 長いので<かしこうけん>は現在中国で館蔵品による展覧会をしています。昨年のお返し展になります。 <◇10月21日(金)〜12月1日(日) 「日本考古展−古都奈良出土考古文物精華展」 陜西歴史博物館 中国陜西省西安市 展示構成 : 第1部「古代日本奈良の歴史を語る」 奈良県内各地出土の考古資料約200点(国宝、重要文化財を含む) 第2部「古代奈良にもたらされた中国文化」考古資料約4o点 第3部「写真に見る奈良の隋唐文化の遺風」> 仏教公伝は538年(「元興寺・・資材帳」)「日本書紀」では552年になるようですが、百済の聖明王から日本の欽明天皇へ釈迦像、幢蓋、経論などが届けられ、その後も新羅、高句麗からも仏教文化が伝えられました。この展覧会は考古資料で振り返るというものです。 第1部 仏教の東漸 江上波夫コレクション(奈良県に寄付いただいた)のガンダーラ仏、舎利容器など、大和文華館の北魏仏、新羅仏などあまり<かしこうけん>では並ばないものが展示されています。 第2部 仏教の伝来と受容 欽明ころの脇本遺跡や推古陵といわれる植山古墳などの遺物、飛鳥寺などの瓦。 第3部 大和各地への仏教伝来 竜田御坊山3号墳の三彩硯は近つ飛鳥博所蔵の模造が・・あれ、この館の展示品じゃなかったっけ?・・中国でしょうか?書いていませんので・・・・? 大和を斑鳩、片岡・広瀬、葛城、桜井、石上、和爾と7地点で紹介しています。 第4部 堂塔の荘厳と仏・法・僧 ではさまざまな塔として頭塔、堺の土塔の瓦、仏堂外観の荘厳と供養具、仏堂内の荘厳と供養具・・若草伽藍の壁画片、せん仏。舎利容器と仏の像・・法輪寺の舎利容器がチラシに使われていますね。三重の縄生廃寺の唐三彩の蓋は好きなものです。川原寺にも大きな塑像があったのですね。経巻と僧侶・・現代の僧の袈裟など飾られ・・展示の意味をどう理解したらいいでしょうか? 第5部の現代の仏教のコーナーも光明皇后の社会福祉を取り上げていますがちょっと私には理解できませんでした。 遺跡の写真パネルを多用されていて、遺物だけの理解でなくより広げられたと思いますが、全体の解説パネルがすくなく、図録を読むように!ということでしょうが、<かしこうけん>はもともと、初心者向きの解説を特別展にはされていませんので、もう少し考えていただきたいですね。
せっかくの展覧会ですからね。 |
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