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体験するブリーフセラピー入門
日時:2008年7月5日・6日
場所:明治安田生命こころの健康財団
講師;長谷川 啓三(東北大学大学院教授)
水谷 久康(三重県立北星高等学校教頭、ITC幹事)
生田 倫子(慶応義塾大学先導研究所研究員)
講座名の通り、体験、体験、体験の連続。
人は問題を解決しようと、様々な行動を試みるが解決に至らない。
解決のための努力が無駄な抵抗に終わってしまうことも多い。
それは本当の解決ではなく偽解決であり、偽解決こそが問題そのものである。
ブリーフセラピーの視点での解決とは、問題が持続しなくなることであり、
偽解決以外の選択である。
解決とは変化することである。変化という情報が変化を生んでいく。
しかし人は変われと言われても変わることは難しい。
そこで「例外」を探すことになる。
例えば、暴力をふるう子供がいて困っている親が相談に来た場合、
親は子供が「いつも暴力をふるっている」と思い込んでいる。
しかし実際には暴力をふるっていない時もある。
それはどんな時なのか?時間は?その時の状況は?お母さんは
何を?他の家族はいた?などなど、暴力をふるっていない時の様子を
丁寧に聞いていく。
それが「例外」探しである。
例外の状況というのは、今まで自分達がやっていたことであり、
新しく行なうことではない。故にその時の行動をとることは難しくない。
そこで「Do more」である。
「Do more」が「Do different」となる。
ほんの少しの変化が大きな違いとなってくるのである。
ブリーフセラピーの基礎の基礎がほんの少しだけ分かったが、
これを実際に行なうには相当のトレーニングが必要だ。
また、感情に焦点を当てないところは今までの自分のやり方とは大きく違う。
しかし、トレーニングする価値は大だ。
まずはブリーフセラピーの基礎となる、システム論、サイバネティクス論を
勉強してみたい。
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