論理非論理綴り帳 怒髪天突き運動ただ今冬眠中

物言わぬは腹ふくるるわざなり。かたじけなく存じ候。上総介上総。只今、積年の「無題」を新ファイルへ整理中、追い付かずござ候。

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参議院というものは罪深いものだ。
民主党の獲得議席44は、6年間続く。非改選議席62は、一回の参院選での定数121の過半数に当たる数字だ。伸びきった数字だ。
 
三年後に、この数字に達するには、比例区で、まず07年と同じ20議席を獲得(今回プラス4)するとすれば、選挙区で41議席を取らなければならない。今回は28議席だから、13議席の上積みが必要だ。
複数定数区は、変わらないとすれば、1人区で、今回の8勝を21勝にして、8敗止まりにしなければならない。
 
これは、今回の自民党の収めた数字だ。単独過半数を維持するには、これを三年ごとに二回続けなければならない。政権政党が六年以上、この力を維持するのはまず不可能だ。
政権批判で、まず持たない。
 
自民党が公明党と組んだのは、先に小沢自由党を媒介にして引き込んで、一回り前のことだ。
参議院の過半数を占めるためだ。
参議院のありようは、ほぼ単独政権を不可能にして、連立政権を不可避にしている。
 
政権担当政党を決める衆院選にはさまれている三年ごとの参院選挙。
その半数ずつの改選で、その時々の勢力関係を反映し、6年間続く。
いっぺんに一色に意思統一されることがない。
 
東西冷戦構造の終焉に伴って、この参議院のあり方は、改変されるべきだったと思う。
1994年の衆議院の選挙区制度改変に続いて、根本的に考慮されるべきだった。
 
今の参議院は、「抑制」が効きすぎて、政権政党の政策執行に、過度の待ったを掛けるものだ。「均衡」を逸している。
時の勢力関係を6年間もひきずり、政権党の政策遂行に大きな障碍となっている。
これでは、障害物だらけで、スムーズな改革もできない。
それに対する解散もない。
 
政権の帰趨は衆議院で、決める。
4年を任期とする衆議院の総選挙で、国民が政権選択をする。
選んだからには、大統領を選ぶがごとく、次の衆院選までは、その政策遂行を受容すると覚悟をする。
良くも悪くも、厳しい選択をすることになる。
そうでなければ、事が続かない。
 
衆議院は、国民主権の砦だ。議会制民主主義の砦だ。
これをムダ削減と、突き崩して、弱体化することを望むという国民も珍しいのではないか。
菅首相は、「アメリカに比べて議員の数が大きい」と言っていた。
大統領制と議院内閣制の差異がわからないらしい。
 
TBS報道特集の女性ベテランキャスターも先週か、番組で「日本の議員数は多い」と言っていた。
その根拠がわからない。官叩き、公共叩き症候群なのか。
 
大統領は中立で、実質的な議院内閣制のドイツは人口8175万人、連邦議会の議員は600人を越えている。
日本の人口のちょうど3分の2である。この比率ならば、日本の衆議院は900人にもなる。
人口約6千万人のイギリスの議会も、定数635人だ。
人口が倍の日本ならば、1270人〜1300人にもなろう。
 
英独に比べれば、日本の衆議院の定数は、半分から三分の一でしかない。
大切な衆議院の定数を切り崩してはいけません。
どうしても削りたいのなら、参議院の定数を限りなくゼロにすればいい。
その半分を衆議院の定数に積んでもいいのではないか。
 
貴族院もはや跡形なき今、憲法改正案には、参議院の廃止が考慮されるべきだと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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