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2000年の大統領選、投票用紙のパンチの穴を大きなルーペで目を凝らして確認する光景が思い出される。
2018年のフロリダ州の中間選挙の知事選と上院選挙が極めて接戦で、再集計されることになった。
州法で、トップと二位の候補の得票率が0.5ポイント以内の場合、機械による再集計がなされることになっている。
知事選、上院選の結果は、
❮知事選❯
共和党 ロンデサンティス 4075879 49.59%
民主党 アンドリューギラム 4042195 49.18%
差 33684票 0.41
デサンティスは、三期当選の下院議員
ギラムは、アフリカ系のタラハシ市長で、バーニーサンダースが支援している候補。
❮上院選❯
共和党 リックスコット 4098107 50.0767% 現職のフロリダ知事から転じた
民主党 ビル ネルソン 4085545 49.9232% 現職三期の上院議員
差 12662票 0.0535
民主党が強いブロワード郡で未集計の票がみつかったという。一旦は敗北を認めたギラム候補はこれを撤回し、全投票の再集計を求めた。トランプは、例によって民主党の不正だと非難したが、数えるべき票を数えないことこそが不正選挙だ。
❮上院選のブロワード郡 得票結果❯
リックスコット 211119
ビルネルソン 471334
❮知事選のブロワード郡 得票結果❯
デサンティ 221873
ギラム 481677
★2016年の出口調査によると、〈白人の大卒女性〉の60%がトランプに投票したが、今回の中間選挙で共和党のスコット、デサンティスに投じられたのは42%に減少した。
他方、ヒラリークリントンに投票したのは37%に過ぎなかったが、今回、ネルソンは58%、ギラムは57%の票を得た。
20ポイントが民主党に移動した。
フロリダの共和党が先週明らかにしたのは、2016年の大統領選挙では、この層の投票者に占める割合は18%だったが、今回は13%にダウンした。もし、2020年の大統領選で、このままこの比率が高まれば、2016年にフロリダ州でトランプがヒラリーにつけた1.2ポイント差は消え失せる。
また、この中間選挙では、投票者の男女比は、45:55で2016年の47:53より、女性の投票が上回った。
これも民主党に寄与する。
女性票は、ネルソンに56%、スコットに43%、ギラムに55%、デサンティスに43%投じられた。
そんな共和党の両候補を押し上げているのは男性票である。
男性票は、スコットに58%、ネルソンに42%、デサンティスに58%、ギラムに41%に投じられた。
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