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「天正一五年(一五八七年)六月一八日、豊臣秀吉は宣教師追放令を発布した。その一条の中に、ポルトガル商人による日本人奴隷の売買を厳しく禁じた規定がある。日本での鎖国体制確立への第一歩は、奴隷貿易の問題に直接結びついていたことがわかる。
「大唐、南蛮、高麗え日本仁(日本人)を売遣候事曲事(犯罪)。付、日本におゐて人之売買停止之事。……右之条々、堅く停止せられおはんぬ、若違犯之族之あらば、忽厳科に処せらるべき者也。」(伊勢神宮文庫所蔵「御朱印師職古格」) (中略)ただし、こうした南蛮人の蛮行を見るを見まねて、近所の日本人が、子を売り、親を売り、妻子を売るという状況もあったことが、同じく『九州御動座記』に書かれている。秀吉はその状況が日本を外道の法に陥れることを心から案じたという(P67〜68)」 池本幸三&布留川正博&下山晃=著、『近代世界と奴隷制 ―大西洋システムの中で―』、人文書院、一九九五年から抜粋 いわゆる大航海時代マルコポーロが「世界の記述」に「黄金の国ジパング」と書いた時代 羅針盤の改良による遠洋航海技術の進歩、マルコ= ポーロの『世界の記述』の影響、イベリア半島失地回復運動の余勢、オスマン= トルコによるシルクロードの遮断、十字軍による東洋世界との接触、香辛料の獲得、旧教の勢力拡大運動、などの様々な理由により15世紀から16世紀に至るまでの欧州には大航海時代と呼ばれる時代が訪れた。 大航海時代には、1492年のコロンブスによるアメリカ大陸の発見、1498年のヴァスコ=ダ=ガマによるインド航路の開拓、1522年のマゼラン一向による世界周航の達成などの地理上の発見が盛んになされた。欧州諸国は東南アジアに植民地を多く建設したが、ポルトガルの植民地の中心はインドのゴアや華南東海岸のマカオであり、やはり旧教国であるイスパニアの植民地の中心はルソン島のマニラである。 キリスト教布教と物資の交流などとともに奴隷貿易が世界中で盛んに行われた 日本人が日本人を売り買いする風習はかなり昔からあって 「(秀吉の時代、薩摩軍が豊後の南部を通過したとき)最大に嘆かわしく思われたことは(薩摩勢が)実におびただしい数の人質、とりわけ婦人・少年・少女たちを拉致………これらの人質に対して彼らは異常なばかりの残虐行為をした(フロイス『日本史』8−173)」 「当地方に渡来するポルトガル人・シャム人・カンボジア人らが、多数の人質を購入し、彼らからその祖国・両親・子供・友人を剥奪し、奴隷として彼らの諸国へ連行している(フロイス『日本史』1−322)」 冒頭の書物「近代世界と奴隷制」で、池本氏は次のように続けている。「秀吉は明国征服を掲げて朝鮮征討を強行した。その際には、多くの朝鮮人を日本人が連れ帰り、ポルトガル商人に転売して大きな利益をあげる者もあった」 彼らの多くは、長崎や平戸その他から、ポルトガル商人などにより東南アジアやインド方面に売り飛ばされたが、一方、西国諸大名により連行・分配され、返還・帰国の機会に恵まれず、大名の領国で永住・同化するに至った者も少なくなかった。薩摩・熊本はじめ西国諸藩の中には、渡来朝鮮人の集団的居住を示す地名や街路名の残ったところもあると言います。 まあ、人間のやることにそんなに差異はないのだということだと思います。 ポルトガル人のイエズス会士フロイスは、「日本史」で上記のように記述する アフリカ人がアフリカ人を売ったり まあ、人間が商品で奴隷貿易がビジネスだったのですね 世界中にネットワークを持つ華僑や印僑にアラブ商人 そして世界に冠たるユダヤ商人はこの時期に世界中に根をおろしたのでしょう 鉄砲やキリスト教と共に様々な文化や物資が伝来し 今で言う所のグローバル化の到来ですね 日本史で言う所の南蛮貿易です 南蛮貿易は島津家の鹿児島・山川[やまがわ]・坊津[ぼうのつ]、松浦家の平戸、大村家の長崎・横瀬、大友家の豊後国府内、織田家の堺などの港町を中心として、主にポルトガル人やイスパニア人などといったナウと言う貿易船を用いる南蛮人(後の蘭・英国人は紅毛人)との間に行われた貿易である。 日本は銀・刀剣・漆器・屏風などを輸出し、白糸・絹織物・鉄砲・火薬・硝石・香料・皮革などを輸入していた。と正史にはあります キリシタン大名の中には南蛮貿易の利潤が目的で基督教信徒となっている者もおり、最後まで信仰を貫いたキリシタン大名は大村純忠・大友宗麟・高山重友(高山右近)・小西行長らごく少数だった。 コロンブスによってアメリカ大陸が発見され 先住民達がどれほどの目に逢わされ虐殺されたか? 日本に於ける北海道と似たような過程を経ます これら西欧諸国の蛮行は、ポルトガル、スペインに始まり 追いつけ追い越せとばかりに、オランダ、イギリス、フランスなども後を追います これらの名残は、その国の公用語が何語かでわかります インドの公用語が英語だったり。。。です インドの植民地政策の悲惨がガンジーやマザーテレサを生み出したとも解釈可能だと思います とまあ、これらの行き着く先が日本に於ける鎖国であり明治維新だったのでしょうし世界大戦だったのでしょう そして今、新しい形でのグローバル化が進められ 新しい形での奴隷貿易が盛んに行われているのだとも思います 東南アジアの貧しい国から来日する「ジャパゆき」さんのように。。。 2002年のアメリカ国務省報告によると 世界各国の売春や強制労働を目的とした人身売買に関する年次報告を発表した。 昨年に引き続き日本がアジアなどからの人身売買の目的地になっていると指 摘、日本政府による被害者保護の対策は依然、不十分だと批判した。 先進主要七カ国のうち「まだ不十分」とされたのは日本だけ。 米国自身についての記述はない。 報告書は、この一年間で「現代の奴隷」として売買された成人男女や子供は全世界で四百万人に達する可能性があると推定。調査した八十九カ国を人身売買防止に向けた法整備など対策の度合いを物差しに三つのグループに分類した。 湾岸諸国やロシア、インドネシアなど十九カ国は「十分な対策を取っていない」として「第三段階」に分類。韓国や欧州連合(EU)諸国など十八カ国は対応が「十分」として「第一段階」に分類された。韓国は昨年「第三段階」だったが、急速に改善されたと評価された。 日本については「重要な努力をしている」としながらも「まだ不十分」の「第二段階」に分類。 性産業の従事者としてタイ、フィリピン、コロンビア、ロシアなどからの女性、建設現場などでの強制労働のため中国やアジア諸国からの男性が売られてきていると指摘した。
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