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日系ビジネスの「角川歴彦の憂鬱」内容詳細。
以前、ちょっとしか述べていないので。
ユーチューブ上で
角川関連の違法な動画数は「約15万点」。
角川関連の違法な動画の再生数は「約1億件」。
うち
ハルヒが3260万件。
らき☆すたが1164万件。
ケロロ軍曹が450万件。
だそうです。
※2007年7月時点の累計数
ちなみにディスカバリーチャンネルの動画アクセス数は6万件程度。
ハルヒTV放映時にはハルヒにアクセスが集中し、ユーチューブのサーバーがダウンしたこともあったんだとか。
ただ
著作権侵害で収益が減ったのか。
とは一概にいえないところもあるんだそうな。
たとえば「ハルヒダンス」の投稿。
世界30カ国以上からの投稿があり、こうした影響がTV放映も何もしていないはずの米国での認知度を向上。DVD1巻売上6万本(角川書店社長・井上氏の弁)につながったのだそうな。
そんなかんなで角川グループ内のハルヒ総売上は80億円とエヴァに次ぐ市場に育成。
DVD売上は1巻7〜9万本、シリーズ累計で約70万本の売り上げに達したとしている。
暦彦は丸々投稿していなければ、目くじらを立てる必要もないとの考えを示し、ユーチューブとの連携を模索。ニコニコ動画ともいろいろな話し合いがもたれていくようなところが、示され、記事は終わっている。技術云々の話は前からでているので、あえて省略。
(感想)
コミケ文化がネットに入り込んでいる。
コミケ文化とはオリジナルよりも、基本は模倣・パロディが主流だと僕は思っています。
オリジナルを真似したときに、オリジナルの売上が減少する、と主張する方がいるかもしれないが、そんなことはなく。
オリジナルを知りたい、との欲求につながり、売上に貢献していくわけです。
そしてベースは模倣文化である以上、模倣するオリジナルがなくなってしまっては、コミケ文化が崩壊しますから。プロが作る作品は今後ともなくなることはない(というか市場として健在だ)、と言い切れます。
ただ、オリジナルそのものの違法ダウンロードがオリジナルの売上減につながるという意見は確かにあるかもしれません。でも、僕自身の考えは、そういう影響度合いは意外に少ないような気もします。
(ちなみに僕自身は、テレビアニメについては、オリジナルの違法動画は、みたことがありません)
音楽市場が減少しているという意見はよく聞くけど。
パッケージの音楽市場は減少していても、ダウンロード市場は増えているわけだし。
トータルとして、どうなのか。
テレビゲームだって史上最大の市場規模になっているわけだし。
アニメの市場規模が違法ダウンロードで本当にダメージ受けているのか、どうかもわかりづらいところがあるんですよね。ハルヒやらき☆すたの盛況ぶりをみていると。
ここまできた、ついでに語るけど。
コミケ文化のなかには割合は少ないですが、オリジナルを作れる方々も当然のことながら存在します。
ときどき、こうしたアマチュア市場がプロ市場を超越するという極論を述べる方がいますが、どうかと思います。
現状では、コミケで売れてるインディーズソフトより、通常のソフトの方が売れてるし。
タイプムーンにしたって、結局は商業パッケージの道を選んでいるわけですから。
そのタイプムーンにしたって、アドベンチャーゲームのくくりでいっても逆転裁判より、全然売れてないわけだし。
1人でつくった「ほしの声」が凄いとはいっても、新海は結局のところ、商業主義の枠内にはめ込まれていった(そして駄目になっていったわけだけど)わけだし。
ブログだって、いくら読まれているとはいっても、基本はタダででしょ。
市場として考えるとどうなの?
優れている人は本化されて販売されているじゃん。
ということだし。
あと、ときどきみかけるのだが、違法ダウンロードは強者に対する弱者の闘い的な発想はしてはいけない。こころのどっかで、いけないことをしていることは自覚した方がいい。
(パロディ映像をみせている、僕にもどっか、こころの痛い部分はある(笑))
収益がなくなっているとすると一番、困るのは大手じゃありません。
どの業界でもそうですけど、基本的に市場が縮小した場合、大手が崩壊するのは最後の最後です。
それまでには下請けの中小を切り捨てるか、下請けの価格を叩くだけですから。
まず困るのは弱者なんです。
下請けを叩いて、社員給与もたいしてあげず、役員報酬だけ上げる。
あとは株主対策としての資金投与もする。
そうした構造改革で潤っているわけですから。
メディア関係は、行き着くところまで行き着いてませんのでね。
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