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※5月7日1:30分に少し修正を加えた。
母親「私はあなたに、人並みの幸せも与えられなかった。ごめんね、とも。これからの幸せを…祈ってます」
手が離れる。優しい笑みを残して、母親が背中を向ける。
日傘を差して、歩いていく。
遠ざかっていく。
呆然と立ちつくす、とも。
その手が宙に浮いていた。
母親を抱いていた手が。
(中略)
智代「もう、終わりだっ…とものつらいこと、ぜんぶ終わったから…これからは楽しいことだけが待ってるから…私と過ごす毎日が待ってるから…絶対それは楽しいから…な、とも…だから…もう安心しろ…(後略)」
「智代アフター」in PSP・2回目
7月7日〜11日までプレイ。
さて1回目は単なる余興。
2回目からはいよいよ本題へ。
7月2日までプレイし終わると、テーマ曲とともにオープニングシーンへ突入。
これが終わると日付は7月7日へと飛ぶこととなる。
さてその日、朋也はいつものようにアパートに戻ると、そこには見知らぬ幼女が眠っていた。
その幼女は坂上智代の父と愛人の間に生まれた隠し子「とも」だった―
クラナド智代編であかされていたとおり。
坂上智代の家は一時、父、母ともに愛人がいて、家庭崩壊の危機に面していた。
それを救ったのが智代の弟の鷹文なわけだが
父と愛人が色恋沙汰を繰り広げていたときに、娘が生まれていたのだった。
鷹文の行為により、坂上家が元の仲の良い家族に戻ったのだが、それは同時に父が愛人を捨てることを意味していた。
これまで、愛人女性が1人で娘の「とも」を育ててきたわけだが。
「精神に病を持つ」(←これじゃミスリードさせちゃうかな。「」内はこの時点でのみんなからの評価)愛人女性は「とも」を育てることが重荷となり
幼稚園に上がる頃、愛人は娘を捨て、娘に父の元へと行くようにと諭すのだ。
「長い旅行へ出かけるから、その間、パパの元へと行くのよ」
そういう母からの言葉を受け取った「とも」は、自分が母親から捨てられたとは露とも知らず、坂上家へと向かう。
その途中、鷹文と会うことになり、「とも」から事情を聞いた鷹文は、父の元へと連れていけば、また坂上家が崩壊しかねないと案じ、機転を利かし、朋也のアパートへと、「とも」を誘い込むことにしたのだった。
朋也、智代、鷹文の3人が朋也のアパートに集うなかで、いつの間にやら、朋也が「とも」のパパ役、智代がパパの現在のママ役を演じる疑似家族を構成することとなる。
子供好きの智代は「とも」の可愛さにやられ、人一倍、彼女に優しく接し、「とも」とともに、朋也のアパートで寝泊まりをいっしょにする共同生活をすることとなる。
さて、幼稚園を無遅刻無欠席な「とも」は、こうした状況下でも、幼稚園を休むことはしない。
朋也・智代は「とも」の付き添いとして、幼稚園に連れていく。
そこで2人は「とも」の担任の先生から、次のような言葉が伝えられる。
「母親から、ともは坂上家に引き取られ、これからは、そこから通うようになると聞いている」と。
朋也はすでに「とも」が母親から捨てられた存在であることを気づいていたが、「とも」の話を素直に聞いていた智代は、このとき「とも」の不遇な状況をはじめて知り、代理母としての役を演じようと心を決めるのだ。
ただ、「とも」にとってはたった1人の母親。
彼女にとって母親は大切な人だった。
その後、幼稚園のなかで「とも」が母親から捨てられた存在であるという噂が広がり、不審に思った彼女は母と住んでいたアパートを訪れるが、そこはもぬけの殻。
打ちひしがれた彼女に対し、朋也は母を見つけ出し、再度、母と会わすことを約束する。
空約束ではなかった。
朋也にはアテがあった。
「とも」が訪れて最初の休日、坂上家の前を見張っていると1人の女性が立っていた。
彼女に近づき、話しかける朋也。彼女は「とも」の母親だった。
「とも」の元へ戻るよう説得を試みるも、彼女のなかではもはや、「とも」を育てる気力はなかった。
仕方なく朋也は、彼女からの願いである「とも」の写真を定期的に送る約束を受けるかわりに、もう一度だけ「とも」と会って欲しいと頼みこみ、了解を得る。
朋也から話を聞いた智代は「何て身勝手な女なのだ」と憤り、母と会うことで「とも」がさらに傷付くことになる、と訴えるのだが、朋也はそれが「とも」のためだと諭す。
そうして「とも」と母親が会う日が訪れた。
母親の顔をみて、喜び、駆け寄る「とも」。
だがその母親の態度は、冒頭のとおり、素っ気なく別れを告げるだけ。
幼い彼女にとって、あまりに残酷なものだった。
その状況をみて、智代が近づき、これまた冒頭のとおりの言葉をかける。
こうして智代にとって、「とも」は前よりも大切な人へ。
朋也、鷹文などを含めての疑似家族を構成しつづける気持ちが強くなるのだった。
(↑あとの展開を考えるとミスリードさせちゃうかもしれないので、上の2行も変更を加えた)
1回目と同じ5日分のレポートだけど、2回目はそうとう濃度が高いぜ。
智代アフターというタイトルながら、ここの部分のメインキャラは「とも」。
ギャルゲー的な要素は皆無ではないが、この辺はたぶん、「クラナドアフター」に通じる面白さなので、男性に限らず、女性でも普通に楽しめる展開かと思います。
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