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大間のマグロを食べた後は下風呂の温泉郷を目指す。
下風呂は、古くからの湯治場で井上靖の小説『海峡」にも登場する。
井上靖は「氷壁」以来好きな作家で、興味がわいて「海峡」は読んだ。海峡の宿、以前、長谷旅館に泊まろうとしてしたが夏休みで満室だった。
下風呂温泉は山が海に迫る狭い坂道に宿が軒を並べている。温泉郷の看板が津軽海峡に向かって建っていた。
狭い温泉街の坂道を登ったところにある、公衆浴場「大湯」。以前NHKのいでゆ番組で見たことがある。外の券売機で入浴券300円を買って中に入る。
大湯というがそんなに大きくはない、普通の昔からの銭湯である。
湯船が二つ。熱い湯とぬるい湯。手を入れてみると温い方でもかなり熱い。
白濁色のお湯の成分は恐山温泉とおなじ硫黄泉。体に良い確かな温泉である。地元の漁師のなじみの温泉という雰囲気である。冷えたからだが良く温まるという。
坂道の突き当りがもうひとつの公衆浴場「新湯」。狭い土地に湯治湯風の旅館が軒を並べている。
今日はこれから大間温泉泊まりなので、こちらはパス。
今宵の宿は、大間温泉海峡保養センターです。温泉好きの私にはうってつけの宿。
その名のとおり公共の宿です。宿泊料が割り安なので夏休みは特に人気らしい。
インターネットでの楽天やトクーの予約には登場しない。
予約の電話を入れたら、ゲーセンの脇の部屋なら一部屋あいていますとのこと。
施設の周りは松林に囲まれ散策にももってこい。自然いっぱいのとても良い環境にある。
ホテルの対応も誠に良い。狭い部屋で申し訳ありませんという。それもそのはず。部屋は4畳半。しかし一人で泊まるのだから十分。液晶TVでオリンピックの新体操を見るには特にわびしい。
これが夕食は部屋食とは驚いた。贅沢はもう言わない。このくらいがちょうど良い。一泊2食付、6560円である。生ビールもルームサービス感覚で500円。
大間の浜寿司が寿司の出前を夜10時までするという。とびっきり美味しいが一人前4,5千円は取られると思う。
連れがいれば景気良くやったかもしれないが、今は至って質素な生活感が見についたものだ。
今夜は早く寝て、明日は脇ノ沢の鯛島に向かうつもりである。
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ターザンさん、下風呂と大間の泉質は
違うようですね。
2012/8/31(金) 午後 11:48
タケさん>下風呂は硫黄泉、大間はナトリウム・カルシウムー塩化物泉といわれています。
2012/9/1(土) 午後 1:35