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「ウェブで遊べる2時間ドラマ」をテーマにしたドラマゲームのポータルサイトが「プレイングドラマドットコム」だ。ダウンロード、インストールは不要、1話300円で期間無制限でプレーできるというユニークな取り組みの裏側を、運営するスマートシステム(東京都港区)に明かしてもらった。 「プレイングドラマ」は4月、第1弾となるノベルゲーム「羊くんならキスしてあげる☆」がリリースし、毎月1話のペースで現在7話を配信している。10月には、美人女子大生3人が殺人事件を捜査するお色気アドベンチャーゲーム「湯けむり温泉」がスタートすると、わずか1週間で5カ月間の加入者数を超える大ヒットとなり、08年には、第3弾の本格派シミュレーションRPG「スカーレット・ソード」のサービスを目指している。 スマートシステムは、元々検索エンジンでの順位を上げるためのSEO(検索エンジン最適化)を手掛けていたが、新規事業の一環としてゲーム事業に乗り出した。「プレイングドラマ」の構想自体は02年からあり、ファンド化も検討されていたが、06年9月にスマートシステムが引き取る形でサービスを始めることになったという。福田誠事業開発部長は「現在のオンラインゲームの主力であるRPGは、タイトルが増えすぎて頭打ち気味だし、ライトユーザーにも依然として敷居が高い。既存のオンラインゲームにない仕組みを模索したのが、1人でも短時間で楽しめる『プレイングドラマ』だった」と語る。 現状では、知名度やコンテンツ不足が課題となっているが、タイプの違う3タイトルを自社開発し、「プレイングドラマ」で多様なゲームを開発できることを、アピールしている。福田部長は「アドベンチャーゲームなら、CGとストーリーがあれば1〜2カ月でサービス化できる」と強調する。 「湯けむり探偵」は、低価格ゲーム「シンプル2000」シリーズ向けにも推理ゲームを開発しているトムキャットシステムの企画だったが、お色気要素が強いなど「家庭用ゲーム機向けでない」と判断されて“お蔵入り”していた。テレビのサスペンス劇場のような2時間ドラマの雰囲気、世界観が「プレイングドラマ」にマッチした。制作に伊豆の温泉の協力を得て、ゲームでキャラクターが温泉を紹介する「広告ゲーム」をテストするなど新たな取り組みにも挑戦している。 福田部長は「美少女ゲームの開発は1000万円が相場ですが、『プレイングドラマ』であれば、一度でまとめて作る必要もなく、リスクも落とせるので、ビジネスチャンスはあると思っています。このシステムなら、ライトノベルや既存ゲームの移植、動画配信も可能。しかもダウンロード不要なので、著作権を守りやすいのもポイントです」とアピールする。 この「プレイングドラマ」で、RPGでもカジュアルゲームでもない“第三の勢力”を作れるか、今後に注目だ。 【関連リンク
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