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 京都・梅小路運転区「鉄道史を未来に」 
現存する最古の鉄筋コンクリート造りの扇形車庫「梅小路機関車庫」(京都市下京区)と、同車庫を拠点に東海道線や山陰線を走る蒸気機関車の整備・運行を担ってきた「梅小路運転区」が100周年を迎える。JR西日本は10日に記念セレモニーを催し、7100形蒸気機関車「義経」号を17年ぶりに復活運転する。「新たな歴史を刻んでいきたい」。節目の年に、関係者は気持ちを新たにしている。
 
                                 
イメージ 1
 
                               100周年を迎えた梅小路機関車庫
 
20の引き込み線を持ち、上から見ると扇を開いたような形に見える車庫は、1914(大正3)年10月10日に完成した。2代目京都駅や丸物百貨店(後の近鉄百貨店京都店)を手がけた建築家渡辺節(1884〜1967年)が設計した。
 
1970年に梅小路蒸気機関車館となり、動態保存8両を含む蒸気機関車20両が保存・展示される一方、車庫内の一角は現在も蒸気機関車の保守や修繕などに活用されている。同館の廣江正幸学芸員は「100年前の建物がほぼそのまま残っていて、現役で使われている。当時の技術の確かさがうかがえる」と話す。
 
梅小路運転区も14年10月10日に「梅小路機関庫」として発足した。東京−神戸を結んだ戦前の超特急「つばめ」や、京都−博多の戦後初の特急「かもめ」などの運行を担当。車両を転車台に載せ、次々と本線へ送り出した。
 
 また、戦前戦後を通し、「お召し列車」の運行を受け持ったことでも知られ、「西の名門機関区」と称される。同列車の牽引(けんいん)回数104回を誇るC51形239号機は、今も同館に展示されている。
 しかし、各区間の電化に伴って運転区の規模は縮小の一途をたどり、終戦直後に千人を超えていた職員は現在29人まで減った。廣江学芸員は「東海道線、奈良線、山陰線が交差する要の運転区として、一時代を築いた。今後も、日本の近代化を支えたSLを動く形で保存・活用するという役割を担い続けていく必要がある」と話す。
 
運転区敷地内では、2016年春の開業を目指して「京都鉄道博物館」の工事が進む。蒸気機関車館と一体運営され、鉄道の歴史を未来に伝えていく。
kazz
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