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パナソニック・山沢、兄弟Vだ!

スポーツ報知

◆ラグビー日本選手権&トップリーグ決勝トーナメント

▽準決勝 パナソニック17―11トヨタ自動車(6日、大阪・ヤンマー)

 日本選手権とトップリーグ(TL)の2冠をかけて争う決勝トーナメントの準決勝は、リーグ戦13戦全勝のパナソニックが、トヨタ自動車に17―11で競り勝ち、2季ぶり覇権奪回に王手。2トライに貢献したSO山沢拓也(23)は、7日に帝京大との大学選手権決勝に挑む明大1年FBの弟、京平(19)と兄弟日本一に挑む。2季連続2冠を狙うサントリーは計7トライを奪い、49―7でヤマハ発動機を撃破。決勝戦、敗者同士の3位決定戦は13日に秩父宮で行われる。

 入団2季目の代役司令塔・山沢が、薄氷の勝利に大きく貢献した。「後半に点が取れない僅差の試合だったので、勝てて良かった」。冬場でも日焼けした顔に笑みを浮かべた。

 後半にトヨタ自動車の猛反撃を受け、しのぎ切っての6点差勝利。山沢は全得点にからみ、奪った2トライ(T)はいずれも起点となった。前半のボール支配率は相手が7割と上回られながら、2度の好機を逃さなかった。まずはPGで先制点を奪われた後の前半13分。代表ウィング福岡も「すごい成長してる」と認めた反撃トライで、2人飛ばしの好判断が光った。同36分にはボールを持つと、2歩目から加速し、トヨタ自動車が自慢にするBK陣の堅い防御ラインを突破。ダミーパスで敵主将のフランカー姫野を置き去りにすると、内側に入ってきたセンターのイオアネにパスし、トライにつなげた。

 昨季は筑波大に在籍しながらパナソニックに入団し、史上初の大学生トップリーガーとしても注目を集めた。唯一の大学生として決勝にも進んだが、サントリーに敗戦した。けがも多かった昨季と比べ、今季は控えも含めてフル出場。この試合でも負傷中の正SOバーンズの代役を果たした。ディーンズHCが「10番を背負う者として貴重な経験をたくさん積んだ」と評価したように、大きく成長した。

 サントリーとの雪辱戦へ。「去年負けた悔しさを晴らしたい」。明大の弟・京平との兄弟日本一へ。口数の少ないシャイガイは「2人で日本一になれたら。弟には頑張ってほしい」と控えめにエールを送った。
kazz
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