【推しメン15】<3>FB松島“酔拳ステップ”で世界に切り込む 9月20日開幕のラグビーW杯日本大会に向け、スポーツ報知ではカウントダウン企画をスタート。第1弾特集「推しメン15(フィフティーン)」では、日本代表を史上初の8強へと導く注目選手15人を紹介する。 普段は物静かなFB松島幸太朗(26)=サントリー=は、W杯日本大会を「いいプレーヤーだと証明したい場」と力強く語る。現在、日本代表候補でニュージーランド遠征中。前回15年W杯で注目された五郎丸歩(33)=ヤマハ発動機=のポジションを継ぐが、持ち味は正反対の斬り込み隊長役だ。憧れの香港アクション俳優ジャッキー・チェンばりの“酔拳ステップ”で相手を幻惑する。 変幻自在のステップと当たりの強さは世界トップレベルの松島。前回W杯から4年を経て、自己主張の思いも強くなった。「W杯は自分がいいプレーヤーと証明したい場でもあるし、絶対、活躍したい」 物静かな男だが「自分を表現するツール」というラグビーではアグレッシブ。「学芸会とかでは口数の少ない役割を選んでいて。昔はシャイでしたけど、最近は違う」。得意分野では目立ちたがり屋。「好きじゃないところで目立つのは嫌いだけど、好きだと思った分野では目立ちたい。子供の頃の憧れがジャッキー・チェンで、ハリウッドスターとかアクションスターになりたかったんですよ」 生まれ故郷は南アフリカ。ジンバブエ人の父・ロドリクさん(故人)と母・多恵子さんの間に生まれた一人っ子で、6歳だった99年に日本に移住した。ラグビー人生の転機は桐蔭学園高卒業後、修業で故郷に単身渡ったことだった。「行ってきなさい。自分がしっかり成長できるところで頑張ってきて」と母の言葉に勇気づけられたが、ホームシックにもなった。「けど、振り返れば、あの南アフリカでの2年で人生を決断した。俺はラグビーで生きていくんだと」。同国のU―20代表候補にもなった。 15年W杯はウィングとして1次リーグ4戦すべてに先発し日本の3勝に貢献。当時、FBには絶対的な存在感を放った五郎丸がいた。キックが得意だった五郎丸とは対照的に、ポジションを継いだ松島は斬り込み隊長の役目を背負う。円陣の端っこにいた引っ込み思案は、今や中心のリーダー格に。「前は付いていくだけだったけど、今は率先して発言するようになった。ラン、ステップワークを一番見てほしい」。見せ場はジャッキーばりの“酔拳ステップ”。観客も酔いしれるプレーを見せつける。(小河原 俊哉) ◆松島 幸太朗(まつしま・こうたろう)1993年2月26日、南アフリカ・プレトリア生まれ。26歳。ポジションはFB。サントリー所属。ラグビーは南アで6歳から。桐蔭学園高2年時の09年度に花園で準優勝、10年度優勝。11年に南アのスーパーラグビー・シャークスのアカデミーに入団し12年の同国U―20代表候補に。初代表は14年5月でキャップ数30。178センチ、88キロ。 |
JAPAN



今後もチェックよろしく。笑


