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マフィ、破竹の突破力…
驚異的な突破力を誇るNO8のアマナキ・レレイ・マフィ(29)=NTTコム=は、2015年W杯で歴史的勝利となった南アフリカ戦で逆転トライの起点となった。だが昨年、ニュージーランドで暴行事件(係争中)を起こし、今年3月に代表候補に復帰したばかり。日々を大切に過ごしながら鍛錬を重ねている。 マフィは15年W杯で世界に名をとどろかせた。大出世のターニングポイントとなったのが1次リーグの南アフリカ戦。ノーサイド寸前の大逆転トライはマフィの突破から生まれた。身長189センチ、体重112キロの身体を生かし、タックラーを次々とはじき飛ばす。攻撃の起点となる突破口を作るのが最大の役割だ。20日に行われた日本代表候補の特別編成チーム「ウルフパック」の強化試合では、スーパーラグビー(SR)のハリケーンズ(ニュージーランド)下部チームを相手に大暴れ。10トライを奪う快勝で、マフィは1人で4トライを挙げた。 トンガ出身で16人きょうだいの大家族。経済的に厳しい家庭を支えるため、将来は会計士になるつもりで花園大に留学した。無名の選手だったが、15年代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏(現イングランド代表監督)に発掘され、シンデレラボーイに。マフィいわく、文字通り「人生が変わった」。 引く手あまたの中、16年にイングランドのバースでプレー。17年からSRのレベルズ(オーストラリア)に入り、同年のSR「ベスト15」、オーストラリア国内の「SR最優秀賞」も受賞した。しかし、昨年7月にニュージーランドで暴行事件を起こし、一時は代表活動から外された。裁判は現在も係争中。日本ラグビー協会は司法手続きの進展を見守ってきたが、短期間で終結の見込みがないことや9月開幕のW杯への強化の遅れを考え、問題を先送りにして3月にマフィの招集を決定した。 係争中のため9月2日の最終登録メンバー入りへは不確定要素が残るが、史上初の8強入りへ不可欠な戦力だ。「一日一日を大事にしていきたい」。その言葉を深く胸に刻み、自身2度目のW杯を目指す。(小河原 俊哉) ◆アマナキ・レレイ・マフィ 1990年1月11日、トンガ生まれ。29歳。10年に花園大へ入学。14年にNTTコムへ加入し、同年11月のルーマニア戦で代表デビュー。15年W杯は南アフリカ戦で決勝トライに絡むなど活躍。16年に英プレミアシップのバース、17、18年にスーパーラグビーのレベルズでプレー。家族は15年に結婚したあずさ夫人と1男1女。189センチ、112キロ。 |
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