ラグビー日本代表、新ルール対策の“団ケツスクラム”報道陣へ下半身撮影禁止令 ラグビー日本代表は22日、北海道・網走合宿で、トップリーグ屈指の力を誇るヤマハ発動機FW陣と、W杯1次リーグ突破へのカギとなるFWのセットプレーの特訓を行った。スクラムとラインアウトのガチンコ対決を計35本敢行。新ルールの導入後に改良を重ねてきたスクラムでは、FW第1列が尻と尻をピタリとつけて8人一塊になって押す“団ケツスクラム”の手応えをつかんだ。 午前8時半から、日本代表FW陣が「ウォ〜!」という叫び声をグラウンドに響かせた。約70分休みなしのぶっ通しでスクラム&ラインアウトを特訓。パシフィックネーションズ杯(PNC)で得た改善点の一つとして、自陣22メートルに攻め込まれてからの防御練習を行った。7月から導入された新ルールに対応するために練習を重ねてきたスクラムでは、W杯アシスタントレフェリーの久保修平氏が立ち会い、ラインアウトも奮闘した。 【スクラム】ヤマハ発とバチバチの17本。4本目に第1列が押されてめくり上げられたが、尻上がりに調子を上げ、8割近い成功率で終え、「デキは75点」とプロップの具。担当の長谷川慎コーチも、「以前より全然、いい。押されても修正する早さがあった」と評価した。 新ルールは体格が大きい外国選手に有利に働くと見られる。日本代表は8人が一塊となり、固く強く前方に押すことを理想とする。「新ルールで距離が空いた分、当たった瞬間の衝撃でプロップとフッカーのお尻とお尻の間がパッと開いてしまうと塊でなくなってしまう」と、プロップの木津。側面につくフランカーもこれまでの45度から真っすぐに近い角度に変えてプロップの尻を猛プッシュし、改善した“団ケツ”スクラムをヤマハ発に試した。 新ルール導入後のPNCを経て改良し、故意に崩す反則を取られないように得意にしてきた低いスクラムを改め、“低すぎないスクラム”を練習。有利に運ぶために試行錯誤したスクラムを組む前の足の置く位置は“企業秘密”で、報道陣の動画撮影は禁止、撮影も上半身限定と厳しく取り締まった。 【ラインアウト】自陣のゴール前5メートルと22メートルライン内でヤマハ発と計18本。PNCのフィジー戦で2トライされたラインアウトモールや、ラック攻撃の防御を実践した。ヤマハ発に序盤に3トライされたが、回数を重ねるごとに精度を上げ、ロックのトンプソンは「悪くない」と強調した。23日もヤマハ発FW陣と合同練習を行う。(小河原 俊哉) ◆スクラムの新ルール スクラムを組む準備段階でFW第1列の頭が相手の首や肩に触れてはいけなくなった。これまでは触れた状態から組み合っていたが、互いの第1列の間に空間が生まれたため、瞬発力をつけた激しいぶつかり合いが可能になった。 |
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