全国高校ラグビー大会 27日開幕ラグビーの全国高校大会が27日、花園ラグビー場で開幕する。京都府からは3年ぶり18度目の伏見工、滋賀県からは3年ぶり25度目の八幡工が出場する。5度目の優勝を狙うBシードの伏見工は2回戦で日向(宮崎)−木本(三重)の勝者と対戦、滋賀勢初のベスト8を目指す八幡工は27日の1回戦で常総学院(茨城)と激突する。両チームの戦力や大会直前の表情を紹介する。
■伏見工 展開攻撃磨き、V照準
伝統の展開攻撃を磨き上げ、3年ぶりの花園で頂点を狙う。高校日本代表候補9人を擁する能力の高さを土台に、FWとバックスが一体となった連続攻撃で防御網を突き破る。府予選では1試合平均63点を奪い、高崎監督も「優勝した過去のチームと比べても総合力が一番高い」と誇る。創部50周年の記念のシーズンに、5度目の「日本一」へ闘志を燃やす。
11月の府予選決勝。昨年、ノートライに封じられた京都成章の堅守を高速バックスが切り裂いた。いずれも代表候補のCTB木上、WTB半井、WTB木崎に加え、突破力あるCTB小林正、視野の広い1年生FB松田がゲインを重ね、4トライで快勝した。
例年は守備から固めるチームづくりを攻撃重視に切り替えたほどバックスの層は厚い。一瞬で防御ラインを破る高い瞬発力を生かすため、府予選は浅い攻撃ラインで勝負していた。だが、高崎監督は「さまざまな攻撃パターンの一つ。全国では、もっと速いテンポで球を動かすスタイルを見せたい」と話す。
爆発力ある攻撃を支えるのは、重さと機動力を兼ね備えるFWだ。8人の平均体重は90キロに迫り、プロップ西村颯を中心とするスクラムは力強い。さらに豊富な運動量でボール確保に動く。フランカー西村紘は「走れるFWがそろい、積極的なライン参加で連続攻撃をサポートしたい」と意気込む。
高崎監督や平尾誠二・神戸製鋼総監督らが果たした初優勝から30年の節目でもある。木崎主将は「今はAシードと差があるかもしれないが、花園で強くなるのが伏見工。『V5』を達成して京都に戻りたい」と快進撃を誓う。
■八幡工 モール武器、上位狙う
強力FWのモールを武器に、3年ぶりに滋賀を制した。部員全員が初体験となる「花園」で、小宮山監督は「まずFW戦で優位に立ち、流れをつくりたい」と戦い方を見据える。チーム最重量のプロップ瀬津は「得意のモールで押し込む」。長年、培ってきたスタイルを貫く覚悟だ。
FW8人の平均体重82・7キロは全国では軽い方だが、小宮山監督は「力だけでなく、技術の勝負になる」と話す。直線的ではなく、ジグザグに前進しながら防御を崩し、ゴールに迫るドライビングモールの角度を研究するなど、テクニックに磨きをかける。さらに、突破力の高いナンバー8田村主将がスクラムからサイドアタックを狙うなど、戦術の幅を広げる練習にも取り組む。
FW戦に持ち込むにはバックス防御が鍵になる。強豪がそろう全国大会では、密集からの相手の球出しが早くなる。そのため、防御ラインを鋭く押し上げて攻撃の芽を摘む重要性がより高まる。バックス防御の中心となるCTB河端は「少しでも前で止めることは、バックス全員が意識している」。CTB堀出も「県予選では(守備のマークで)コミュニケーションが取れていない時があった。全国に向けて修正する」と意欲的だ。
初戦で顔を合わせる常総学院(茨城)は、プロップ平塚とSH加納の高校日本代表候補2人を擁する。FWの激しい接点プレーから好機をつくってバックスが得点を重ね、県予選決勝で全国優勝経験がある茗渓学園を破った難敵だ。小宮山監督は「FWが力を出し切り、ロースコアに持ち込みたい」と力を込める。県勢初のベスト8に向け、まずは初戦にすべてをぶつける。
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2010年12月24日
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