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120年前の清酒再現 京都の漬物店、保管レシピもとに
京都市東山区の漬物店に保管されていた約120年前の「レシピ」をもとに、明治期の清酒を再現する取り組みが進んでいる。今秋には初めての酒が店頭に並ぶ予定で、店主の土田智史さん(35)は「現代にはない甘口を味わってほしい」と話している。
土田さんは東山区本町通七条下ルで漬物店「赤尾屋」を営むが、江戸期から明治期までの先祖は「八文字屋」の屋号で酒造業をしていたという。
レシピは「明治廿一(にじゅういち)年度見込方法附属(ふぞく)届控(ひかえ)」。以前から長持の中にあるのを知っており、飲んでみたいと思っていた。知り合いを通じて醸造してくれる酒蔵を探し、都鶴酒造(伏見区)に依頼した。
現在は2割以下が標準のこうじの量が、レシピには3割と記されている。都鶴酒造の内田浩司社長(50)が市産業技術研究所に再現可能か問い合わせたところ、「できる」という回答を得た。
今年2月に京都府内産の酒米600キロを使って仕込み、1200リットルの清酒が出来上がった。通常の清酒発酵は25〜30日だが、こうじの割合が高いため、41日を要した。
内田社長によると、日本酒度マイナス10程度の甘口で、少し山吹がかった色が着いているのが特徴。「果物のような甘い香りがする穏やかで優しいお酒。冷やして飲むのがお勧め」と言う。
土田さんは6月に一般酒類小売業免許を取り、重陽の節句(9月9日)に合わせて、赤尾屋や百貨店などで4合瓶2200円(税別)で発売する予定。
「琥珀(こはく)色のお酒を鼻と喉で味わってほしい。これからの時期だと千枚漬などの漬物にもあう」と話している。
赤尾屋TEL075(561)3032。
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2014年09月10日
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