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2016年05月20日
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龍大戦で本塁打を放つなど調子を上げる京産大の4番藤原
関西六大学野球は勝ち点3の京産大(7勝3敗)が逆転優勝を懸け、同4で首位の大商大(8勝2敗)と21、22の両日、皇子山球場で対戦する。京産大は連勝すれば3季ぶりの優勝となり、2勝1敗でも優勝決定戦に持ち込むことができる。昨年は2季とも敗れ、優勝をさらわれた強敵に対し、最終節の決戦に挑む。21日は午後0時半、22日は午前10時試合開始。 今季の京産大は大院大との第3節で勝ち点を落としたが、以降は神院大と龍大に4連勝と調子を上げている。「開幕前は全く白紙だった」(勝村監督)という投手陣は、湯川(2年、久御山)が先発の柱として台頭し、3完投勝利などリーグトップの防御率1・04。課題だった救援陣も安定感が増してきた。
打線は5番の主将・福山(4年、明石)が、打率4割8分6厘で現在首位打者。4番藤原(4年、近江)も龍大戦で本塁打を放つなど好調で、勝村監督は「藤原に本来の当たりが出て、打線に厚みができた」と語る。
対する大商大は投手陣が榎本(3年、京都翔英)らリーグ屈指の厚みを誇り、打線は出塁率5割を超える1番日下部(3年、福知山成美)ら粘り強い選手が多い。
京産大は接戦を想定し、この2週間は飛球やゴロの処理など守備の基本に重点を置いた。福山は「自分から崩れてはいけない。2季続けて目の前で(大商大の)胴上げを見た悔しさを絶対に晴らしたい」と闘志を見せた。
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関西大学ラグビー春季大会始まる。強化に一役も課題あり 新設された「関西大学ラグビー春季トーナメント」が5月15日に始まった。
Aリーグ所属の8校の強化と底上げを狙って作られた大会は、勝ち、負け同士が戦い、5、6月中に各チーム3試合を消化する。
15日には4試合が行われ、兵庫県西宮市にある関西学院の第2フィールドでは前年1位の同志社と同8位の関西学院が対戦した。
両チーム、義務付けられたファーストジャージーを着て戦ったものの、チームは2軍にあたるBだった。
関西協会のホームページには「今季は試験的実施につき、非公式戦です」という一文が挿入される。
同志社は春季トーナメントの日程が決まる昨秋以前に、明治との有料での定期戦が決まっており、A(1軍)とリザーブを含めた23人はそちらに出場。今回はBとC(3軍)の中から23人が選ばれた。
同志社監督の山神孝志は謝罪を交える。
「Aを出せず申し訳ない。しかし、定期戦や招待試合は何年も前から決まっていることが多く、簡単には動かせない。春季大会の意図はよく分かっている。試合数が増えることは経験値が上がり、強化につながる。同志社もできるだけ協力したい」
関西学院はメンバーを合わせた。今年、監督に就任した大賀宏輝は説明する。
「ウチは層を厚くする理由から、Aスコッドを30人としています。その中でファースト・チョイスとセカンド・チョイスがあります。今回はセカンドでした」
試合は43−19で関西学院が勝利した。
「2軍戦の春季トーナメントに意味があるのか?」という問いに、大学ラグビーを統括する関西大学ラグビーリーグ委員会の副委員長で同志社GMでもある中尾晃は答える。 「関西の大学ラグビーを盛り上げ、強くするためには何かやらなあかんのよ。例えBチーム同士の対戦としても、ゲームの増加は底上げにつながる。とにかく、まず何かをして、それを改良していくべきやと思う」
トーナメントは委員長の高見澤篤(立命館副部長)と中尾が軸となり、昨秋から進められていた。ただし、8チームの足並みが揃わず、トーナメント自体の中止が検討された時期もあった。それでも、大学選手権の関西枠の削減(5→3)もあり、開催に踏み切った。 大学選手権出場枠は関西リーグ、関東対抗戦、関東リーグ戦は同数の3だが、前年度の決勝進出チームの所属リーグに2枠が割り振られる。関西勢でここ10年決勝に進出したのは2011年度の第48回大会における天理ただ1校。52回を数える大会全体を通しても1980年代の同志社の6回(優勝4回)を含め7回しかない。実質、関西が4枠になるのは難しく、現状を打破したい思いがあった。
中尾は言う。
「本当は公式戦としてやりたい。緊張した中でやんのは、練習試合のだらっとした中でやんのとは全然違う」
思いとは裏腹に試合会場はすべて大学のグラウンド。公営グラウンドは押えられなかった。ファーストジャージー着用で、観客スタンドがある球技場でできれば、中尾の望む強化の効果は上がる。ワンコイン程度の入場料を徴取して、そのお金を強化に回すこともできる。そのためにはグラウンド確保の先頭に立つ府県協会の協力が重要になってくる。 大賀は昨年コーチだったため、委員会のメンバーには入っていない。「強化のための取り組みは重要」と支持はしながらも、練習試合の組みにくさを指摘する。
「トーナメントなので、勝敗で対戦相手が変わります。ウチは7月3日に摂南戦がありますが、それがなくなる可能性があります」
同じチームと同時期に2回、秋を含めれば3回対戦をしてもあまり意味がない。さらにこの時期はスケジュールが確定しているため、代替チームを見つけるのは困難だ。 そして、昨年の順位による組み合わせなら、リーグ戦が終わる12月まで対戦相手が決まらない難しさはある。
大賀は提案する。 「前年の上位4つ、下位4つの2つに分け、3ゲームずつするのも一つだと思います。これなら早く対戦相手が決まります」
マッチメイクの厳しさを度外視して、あくまでトーナメントにこだわるなら、秋のシーズン本番における対戦カードを春季大会と連動させるやり方を唱える。前年成績で1位対5位、2位対6位と決まっているカードを春の結果で決める。 「トーナメントの意義付けができ、試合は白熱します。テレビ放映の観点からもいいのではないでしょうか。昨年、NHKが最終戦を中継してくれましたが、8位のウチのゲームでした。そういうこともなくなる」
この形なら、当該年度の実力に近い組み合わせになり、大会の存在は大きくなる。
今回のトーナメント実施は大いに評価されるべきだ。しかしながら、もう一歩踏み込んだ計画と実施が不可欠だろう。
中尾は大義を訴える。
「この立場やから言える部分もあるが、自分のチームのことだけ考えてたらあかん」
関西の大学ラグビーの復権には、各チーム、委員会、府県や関西協会による大局に立ったより強い結束が必要だ。
(文:鎮 勝也) |
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