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“世界女王”登坂絵莉がメダル!吉田沙保里の妹分が大逆転V



 
◇リオデジャネイロ五輪 レスリング女子48キロ級決勝

(2016年8月17日)

 レスリング女子フリースタイル48キロ級で世界選手権3連覇中の登坂絵莉(22=東新住建)が決勝でマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)が残り13秒からの猛攻で逆転し、初の五輪で金メダルを獲得した。

 初戦の2回戦でカザフスタン選手を6―0と圧倒すると、米国人選手との3回戦は一時1―2から11―2で逆転勝ち。準決勝では、2月のアジア選手権の準決勝で敗れて12年から続いた連勝記録を59で止められた孫亜楠(ソンアナン、中国)にリベンジ。第2ピリオドでローリングでポイントを重ねて8―3で逆転勝ちを収めた。決勝はリードされる展開となったが、最後は世界選手権3連覇の意地と執念を見せつけた。

 吉田沙保里の背中を追い続けてきた。「ずっと吉田さんの背中に憧れてきた。かっこいいし、ああなりたい」。至学館高に入学した頃は雲の上の存在だったが、世界選手権に出場するようになるとグッと距離が縮まった。オフの日に出かけるのも、バラエティー番組に出演する時も一緒。吉田の妹分として“霊長類最強のDNA”を近くで感じてきた。

 今月10日に日本を出発した時には自身のツイッターに吉田と撮影した画像をアップ。12年前に撮影した小学生時代の画像も添え、「12年前の写真。。。大きくなりました ずっと追いかけてきた人と一緒に行ける幸せ!!!」とつぶやいた。22歳の今、初めて立った大舞台で「追いかけてきた人」と同じ一番輝くメダルを手にした。

 ◆登坂 絵莉(とうさか・えり)
1993年(平5)8月30日、富山県高岡市生まれの22歳。

南星中―至学館高―至学館大―東新住建。高校時代に国体優勝経験がある父・修さんの影響で、小3で高岡ジュニア教室入り。高2、3年時にインターハイ連覇。全日本選手権、全日本選抜選手権は12年から4連覇。世界選手権初出場の12年は決勝で不可解な判定にあって銀メダル、翌年から3連覇している。1メートル52。

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