女子ラグビー、 京都・滋賀で選手活躍 女性の社会参画が叫ばれて久しく、さまざまな分野で活躍する女性が少しずつ増えてきた。スポーツ界は近年、女性に勢いがある。冬季五輪では直近の平昌、ソチの各大会に出場した日本代表の選手数は男子より女子のほうが多かった。団体競技のアイスホッケーで女子が出場できたことが選手数を押し上げた。五輪や国体では新たな女子種目が正式採用されている。男性だけだった競技に取り組む女子も多い。京都、滋賀でラグビーに奮闘する女子選手たちをリポートする。
全力タックル、独走トライ、最後はにっこり記念撮影。ラグビー少女たちは輝いていた。5月末、京都市右京区の西京極陸上競技場で開かれた京都ラグビー祭。中学、高校、大学の男子の試合とともに、中学生女子7人制の試合が行われ、京都ジョイナス−ブリーズ(滋賀)という京滋対決が組まれた。スピード感や迫力では男子に劣るものの、相手にタックルしたり、前へ突進したり…と中学生の女子とは思えない力強さ。ひたむきに楕円(だえん)球を追いかける姿に、観客席から温かい声援が飛んだ。
ラグビーは2年前のリオデジャネイロ五輪で男女の7人制が採用された。国体も男子のみだったが、2年前から女子7人制が加わった。
京都ジョイナスは京都府協会が主宰して4年前に発足した。京都では以前、一般のクラブチームが活動し日本代表も輩出したが、次第に選手が減少。休止状態となった。競技の普及を目的に、主に中学生世代の受け皿としてジョイナスを立ち上げた。
小学校までは男女一緒に楽しめるタグラグビーや地域のスクールが活発だ。ところが、中学生になると女子がプレーする環境が少ないために競技をやめるケースも多かった。高校や大学では女子チームが生まれており、中学生が競技を継続できれば、強化と裾野の拡大につながるという。
ジョイナスには現在、京都市内や亀岡、向日市などの19人が所属。週末に合同練習を積んでいる。京都精華学園中3年の宮波ひなのさん(14)は「いろいろな学校の女の子たちが集まって、同じ目標に向かって頑張れる。練習はきついことの方が多いけど、とても充実している」と笑顔で話した。
ブリーズは2013年、滋賀県協会が小中学生対象のアカデミーとして設立した。現在、18人の中学生を中心に、高校生、小学生も合わせて約40人が在籍する。小学生でラグビーを始め、高校進学後もブリーズで競技を続けている選手もいる。滋賀は24年国体の開催地に決まっており、その中心となる世代として期待が集まる。
昨夏には中学生が県協会から国体代表候補選手として認定を受け、強化を組織的に進めている。瀬田北中3年の神田愛歌さん(15)は「ラグビーの緊張感はすごい。試合をする度に新しい経験ができて、楽しい」と声を弾ませる。
チーム代表で滋賀県協会国体強化対策本部の松田満部長は「年々、予想以上の成長を見せてくれて、驚いている」と確かな手応えを語る。さらにスポーツ全般に目を向け、「近年はいろいろな競技で女子選手の能力が一気に開花していると感じる。今まで機会が少なかっただけで、女子選手の潜在能力は頼もしい」と、女子の底力を実感している。
■五輪女子選手「東京」48.8%に
ラグビーだけでなく、国体では2年前の岩手国体を機に、レスリング、ボクシング、重量挙げ、自転車などの女子が正式種目となった。背景は2020年の東京五輪へ向けた強化だ。
オリンピックの歴史をひもとけば、1896年の第1回アテネ大会は女子選手はゼロだった。第2回パリ大会で初めて出場したが、男子975人に対してわずか22人。その後、国際オリンピック委員会(IOC)が男女平等を重視して女子種目を増やし、前回のリオ大会では女子選手の割合は約45%になった。2020年東京五輪は48.8%と過去最高を更新して5割に迫る見通しだ。
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サッカーW杯で感じた「終わらせ方」の難しさ、 つくづく「終わらせ方」は難しいと感じた。サッカーW杯の日本代表のことだ。日本時間7月3日未明の、ベルギーとの決勝トーナメント1回戦。2点をリードしながら3点を奪われる壮絶な逆転負けを喫した。その前の試合、16強を決めた1次リーグ最終戦のポーランド戦は、0−1で負けていながら他会場のコロンビア−セネガルの状況を考え、残り10分ほどはあえてリスクを冒さず、ゆるゆるとしたパス回しでそのまま試合を終了させた。 ベルギー戦のあやは、さまざまなところにあっただろうが、筆者が一番強く感じたのは最後の日本のCK。本田が蹴ったボールを相手GKに前を向いたままキャッチされた。素早く状況判断できる体勢ですぐにつながれ、カウンターで決勝点を奪われた。このシーンでの日本は前がかりになっていたことは確かだが、CKがほんの少し左右にずれて日本がもっとプレッシャーをかけられていれば、延長戦になっていただろう。そもそも後半終了まで残り30秒ぐらいだったから、ボールをキープしてホイッスルを待てばよかったという声も多いだろうが、試合の中での感覚で、「90分で決めなくては勝てない」という思いも選手たちにあったのかもしれない。 ポーランド戦については、いろいろな批判がある。国際サッカー連盟(FIFA)の行動規範の中には「勝利は全ての試合の目的である」という項目があり、それを引き合いに出してポーランド戦の日本は「悪」であるという論調も見られたが、そもそもスポーツの戦術を善悪で論じるのには違和感を覚える。「勝利」が意味するところも「次戦への進出」と考えることもでき、スコアで劣っても次に進める状況があるのなら、日本の選択も是といえるだろう。いずれにせよ、難しい問題ではある。 さて、本稿はラグビーについてのコラムであるから、そろそろラグビーについて書こう。 ラグビーとサッカーが大きく違うことの一つが、守りに徹して勝利を得るというサッカーではよくあることが、ラグビーではほとんど不可能なこと。攻める時間を相手より同等以上にしなければいずれはスコアで劣ることになり、相手がボールキープしようともくろんだ場合、簡単には奪取できないような競技の仕組みになっているためだ。統計をとったことはないが、ボール保持率2対8で2の方が勝ったことなど、おそらくないはずだ。 リードしていながらも1トライで逆転されるような試合の「終わらせ方」も難しい。相手にボールを渡したくないが、自陣深くに押し込まれていた場合、やはり地域を押し戻したい。とにかく敵陣で。それ以前に、8点差以上をつけて試合最終盤を迎えよう。 サッカーのベルギーに相当するのは、来年のW杯での日本の対戦相手ならアイルランド。西野ジャパンのように、リードする展開になってほしいものだが、ジェイミー・ジャパンはそのとき、どんな「終わらせ方」をしてくれるだろうか。(田中浩) |
「10人の相手に1勝しただけ」/W杯セルジオ越後氏【拡大】 サッカー解説者のセルジオ越後氏(72)が3日、TBSラジオ「荒川強啓 デイ・キャッチ!」(月〜金曜後3・30)にゲスト出演。サッカー・ロシアワールドカップ(W杯)で、西野朗監督(63)率いる日本代表が2−3で敗れたベルギー戦を分析した。
決勝トーナメントに進出した国際連盟(FIFA)ランキング61位の日本(1次リーグH組2位)は同日未明、終了間際の失点で同3位のベルギー(同G組1位)に2−3で逆転負けし、初の準々決勝進出を逃した。後半立ち上がりにMF原口元気(27)=デュッセルドルフ、MF乾貴士(30)=レアルベティス=の連続得点で2−0とリードしたが、ベルギーの猛攻撃を受けて同点とされると、後半アディショナルタイムにカウンター攻撃から決勝点を奪われた。
セルジオ氏は、ベルギー戦を総括して「(日本は)おそらく先に2点取るという想像もしなかっただろうし、続けて(点を)取って時間もかなりあったし、そこに『どうしよう、どうしよう』っていうことが起きたんじゃないかなと思うんですね」と語った。西野監督の采配については、「相手監督は2点ビハインドになった瞬間に(交代選手を)2人出したんですよ。日本は2−2になってから出したんですね」と指摘。試合後のインタビューで「何が足りないんでしょうね」と漏らしていたことに触れ、「采配のタイミングと試合の読みが思ったようにならなかったから、西野監督は『困ったな』と。試合終わって彼のインタビューで、インタビュアーに質問してるみたいな感じでしょ? それぐらい彼は頭が真っ白になってたと思う」と心境を推察した。
日本は予想を上回る健闘を見せたが、「どっちがチャンスあったと思ったら、3−2というのは結果的には惜敗だけれども、もしかしたら内容的にもっと大きな差があったんじゃないかな」と分析した。続けて「W杯は結果ですよ、内容じゃない。冷静になって全部振り返ってみてください。(1次リーグ第1戦のコロンビア戦で)10人の相手に1勝して、あと2敗1分けのチームが強いって根拠はどこにあるんですかね」と辛口コメント。代表チームの奮闘をたたえる日本国内の風潮にも、「強い国は負けたら慰めはないんです。日本は負けても慰めるから、やっぱり強くないという証拠なんです」と主張した。 |
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