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OB元木氏が神戸製鋼V称賛<ラグビー日本選手権兼トップリーグ決勝トーナメント:神戸製鋼55−5サントリー>◇決勝◇15日◇東京・秩父宮ラグビー場 元日本代表CTBの元木由記雄氏(47)が、かつて所属した神戸製鋼の復活優勝を喜んだ。 現在は京産大ヘッドコーチを務めており、この日は京都市内の同校で、大学選手権初戦の慶大戦(16日、金鳥スタ)に向け最終調整していた。 試合会場で古巣の優勝を見届けることはできなかったが「今までと変わったのは、当然のようにハードワークをするようになったこと。そこにカーターら、いい外国人選手も入った。泥臭さを取り戻した上で、1歩先の最先端のことをしている。この強さは、続く可能性があると思っています」と語り、再び常勝軍団になる気配を感じ取っていた。 トップリーグ元年となる03年を最後に優勝から遠ざかった原因については「いろんな要因があるが、メンバーがうまくそろわなかったことも1つ。コーチが変わったり、勝てないことで、負けに慣れてしまっていた。V7戦士が抜けた後に、厳しいことをやる文化がなくなった。本当の神戸は日本一泥臭いチーム。それがあっての華麗さなのに、華麗さばかりを追い求めていた」と分析した。 さらに、新たな歴史を刻んだ後輩に向けて「チームには必ず波がある。とはいえ、今回は十数年もの長い波だった。よくぞ、乗り越えてくれた。神戸には今まで積み上げてきた歴史があって、自分たち(V7戦士)もいて、今がある。目的意識、存在価値が明確になっての今回の躍進は、必ず次の世代にも生きる」と手放しで褒めた。 |
古巣の神戸製鋼Vに感無量<ラグビー日本選手権兼トップリーグ決勝トーナメント:神戸製鋼55−5サントリー>◇決勝◇15日◇東京・秩父宮ラグビー場
日本代表ロックとして15年W杯に出場した神戸製鋼OBの伊藤鐘史氏(38=京産大コーチ)も、古巣の優勝に感無量の様子だった。 元木氏と同様に現地で観戦することはできなかったが「すごくうれしいことです」と喜んだ。リコーを経て、09年に神戸製鋼に移籍。引退するまで9シーズンの在籍で「チームのトップが5度変わった」。 09年度の平尾GM兼総監督から始まり、10年度には苑田ヘッドコーチ(HC)、14年度にギャリー・ゴールドHC、15年度にアリスター・クッツェーHC、16年度にはジム・マッケイHCと移り変わった。 伊藤氏は「ギャリー・ゴールドは親分肌で神戸に合っていたが、1年で去ってしまった。ディフェンスとキックチェースに特化して、自分たちの強みを出そうとした時期でもありました。アリスター・クッツェーはウイニングカルチャー(勝者の文化)を植え付けてくれようとしたが、彼も1年で去ってしまった」と明かした。 なかなか強化方針が持続しない中でも「(選手は)昔の栄光を求めていた」という。さらに「毎試合が必死でした。それは間違いなく、強かった昔も(低迷期の)当時も、そして今も変わってはいない。勝てない時期でも、勝たなければいけない空気は持続していた。その辺は、常勝軍団というものがチームに浸透していて、負けると常に重い空気になっていた」と振り返った。 復活優勝を遂げた古巣には「今を一生懸命に頑張って、その積み重ねが歴史になる。今後も、それを持続して欲しい」と期待を寄せた。 |
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関西Aリーグ戦を5勝2敗の3位で終え、大学選手権出場を決めているラグビー部。赤紺フィフティーンは最初の関門である明日16日慶應戦(12時05分・キンチョウスタジアム)に向けて、最終調整に入っている。
今回は「赤紺の背中をさらに押そう」企画として、ラグビー部にスポットライトを当てた緊急連載を〝再開〟している。これを読めば、当日のスタジアムで感極まること間違いなし。まずは明日16日の慶應戦に向けて、赤紺ファンのボルテージを最高潮にまで持っていきたいところだ。残り時間は少ないが「16日はキンチョウで」を最初の合言葉に選手、スタッフ、そして大学関係者が一丸となっていけるよう、邁進していきたい。 緊急連載の第3回は「夢に向かって一直線の思い」に触れたい。指導歴46年の名将が、どんな夢だって叶うまで諦めない大切さを教えてくれる。 描いた夢を叶えたい。その思いは、誰しもが抱いているはずだ。ただ、それを諦めてしまう瞬間もある。結局のところ、夢を諦めるとは「自分に負けた」ことなのかもしれない。 叶えたい夢に、真っすぐ突き進んでいる男がいる。 大西健先生(68)は、京産大ラグビー部監督就任当初に打ち立てた「3つの夢」を叶えるためにグラウンドに立ち続けている。 ①いつか同志社の対抗勢力になる。 ②ラグビーの母国イングランドの地を全員で踏む。 ③大学チャンピオンシップを勝ち取る。 ①と②はすでに叶えた。残すは③のみ。ただ、そのチャンスは、あと2年しか残されていない。 大西先生は、人生の全てを「赤紺」に捧げてきた。ラグビーを、赤紺を、そして部員たちを―。全て愛してきた。だからこそ、長くに渡って指導ができるのだと思う。68歳。世間で言えば、もう定年してもおかしくない。それでも、学生と同じ目線の高さで、本気で頂点を狙っている。 努力を続けることは才能だ。高いセンスを持っていれば話は別だが、京産大のラグビーは少し違う。「たたき上げの精神」と書けば、それまでだが、持ち合わせたセンス以上のポテンシャルを試合で見せてくれる。 「うちは練習でできたことが100%試合でできても、追いつかない。120%の力を試合で出せるように持っていく」。だからこそ、個々を手塩に掛けて育てる。「練習風景が試合中にふぅっと出てくる。やってきたことに間違いがなかったと。そういうチームを目指している」。そこには自然と「ロマン」が生まれる。雑草の魂は、見る者の心揺さぶる。 一般社会でも、同じようなことが言えるのではないか。エリート街道を突っ走っている同期には、どこかの部分でも勝っていたいところ。そこで不平不満や愚痴を言っていては「2流」のままであるし、隠れた努力をしないと勝機は見えてこない。 その集団が「努力」することを忘れてしまえば、ただ平凡なチームに成り下がるだけだ。辛い練習を乗り越え、多くの苦労を重ねたのだから、当然、報われる日は来る。力を合わせて、1つの方向に大きなパワーを傾ければ、扉は開いていく。それは、伝統モールと同じだろう。 京都・上賀茂を拠点として、ある意味で「隠れた努力」をずっと続けてきた。 先日、練習見学をしていた、とあるラグビー関係者は言う。 「ここまで同じ思いで続けられるのは本当にすごいこと。京産大のラグビーは『マニア』だと思います。時代が変わる中で全く動じずに、自分たちの武器を信じ切れている。練習を見て、強さの秘訣がわかったような気がします」。 ブレずに真っすぐに。それが「ひたむきさ」という信念につながるのだと心から思う。 不安はいらない。前に出るだけだ。3つ目の夢を叶える勝機は、必ずやってくる。 |



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