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武士の情け

韓国に「武士の情け」を見せる日本の甘さ

上永 哲矢

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  © PRESIDENT Online ※写真はイメージです(写真=iStock.com/zeremski) 


レーダー照射問題などで日韓関係が悪化する中、「大人の対応」で譲歩し続ける日本。余裕ある態度を取るのはなぜか。歴史著述家の上永哲矢氏は「今回の日韓問題に『武士の情け』を見た」という――。

韓国に「大人の対応」で譲歩し続ける日本

レーダー照射問題などで泥沼化の様相を呈している日韓関係。韓国側は非を認めないどころか、日本側の「低空・威嚇(いかく)飛行が問題」と主張し、激しく非難している。
日本の防衛省が協議打ち切りを表明するも、韓国国防部は「また日本の哨戒機が、韓国艦艇に接近した」と発表し、新たな火種を投入してきた。
レーダーを照射した「加害者」の韓国が、「被害者」であるはずの日本に謝罪まで求めている始末。いつの間にやら韓国が攻撃側になり、日本が守勢にまわっている。
これまで、日韓関係にはさまざまな問題があったが、日本は「大人の対応」で譲歩しつづけ、後手にまわることが多かった。
今回も日本は映像を証拠に韓国の非を訴えるも、激しく非難したり、謝罪を要求したりはせず、あくまで正攻法で「再発防止」を求めていた。その余裕ある態度が、韓国側に反論する余裕を与えてしまったように思える。
この問題で連想したのは「宋襄之仁(そうじょうのじん)」という言葉。不必要な情けや哀れみをかけたために、かえってひどい目に遭うことだ。

「宋襄の仁」と「武士の情け」の共通点

これは古代中国、春秋時代に宋の襄公(じょうこう)が、敵国の楚(そ)と戦った泓水(おうすい)の戦いから来ている。
紀元前638年、楚軍は宋を攻めようと泓水(川)を渡りはじめた。宋軍も川のほとりまで迎撃に出た。襄公の部下・目夷(めい)は「楚軍が川を渡りきる前に攻撃しましょう」と進言する。
だが、襄公は「そんな卑怯なことはできん。敵の弱みに付け込むのは君子ではない」と情け(仁愛)を見せ、敵が川を渡りきってから戦闘に入る。結果、宋軍は大敗し、襄公自身も矢を受け、その傷がもとで2年後に世を去った。
この故事が『春秋左氏伝(しゅんじゅうさしでん)』に記される「宋襄之仁」の由来だ。敵に対する情けを否定的な意味として伝えるもの。大陸的価値観では、襄公は無能で愚かな人物とされている。
現代では「ビジネスには機略も必要、宋襄之仁だけではいけません」といった形で使われる。つまり反面教師にせよ、という教えでもある。
同じ中国の兵法書『孫子』で「兵は拙速を尊ぶ」とか「兵は詭道なり(だましあい)」という言葉がよく紹介される。とにかく勝てばいい、勝つために手段を選ばないのが戦いのセオリーである。
だが、日本ではどうだろう? むろん個人差はあるだろうが、襄公のこうした行為に対し「武士の情け」と見る人も一定数いるのではないだろうか。

▼エピソード1:<日露戦争>ロシア兵626名を救助した上村彦之丞の生き様

「武士の情け」という概念は、武士道が確立した江戸時代以降の価値観といわれるが、上杉謙信の美談とされる「敵に塩を送る」にしても、日本人には伝統的に根付いた感覚かもしれない。たとえば、以下のような例でも分かる。
明治37年(1904)8月、日露戦争において、蔚山(ウルサン)沖海戦があった。ロシアのウラジオ艦隊と上村彦之丞(かみむら・ひこのじょう)が率いる第二艦隊が激しい撃ち合いを展開した海戦だ。
激しい砲撃戦の末、第二艦隊は巡洋艦リューリックを撃沈、ほか2隻を大破させる。その2カ月前、ウラジオ艦隊は日本の輸送船3隻を撃沈した憎々しい相手だったが、見事にリベンジした。
しかし、沈みながらも砲撃を止めないロシア巡洋艦「リューリク」の姿を上村は見過ごせなかった。「敵ながら天晴れである」と言い、海に投げ出された乗組員の救助と保護を命じたのだ。
上村は、部下たちに捕虜を虐待しないよう重ねて命じた。その後、甲板の上では負傷して横たわるロシア兵に対し、日本兵が扇子で仰いでやる光景が見られた。こうした厚遇に、救助されたロシア兵626名は、みな涙を流して喜んだという。
このエピソードは終戦後に讃えられ、「上村将軍」という軍歌になった。また軍人の鑑(かがみ)と賞賛され、海軍の教本にも載せられたという。

▼エピソード2:<太平洋戦争>英兵422名を救助した工藤俊作の心意気

それから約40年後の「太平洋戦争」でも似たようなことがあった。昭和17年(1942年)3月1日、インドネシア・スラバヤ沖海戦において、日本海軍は連合国軍の艦隊を撃破した。
2日後、駆逐艦「雷(いかづち)」の艦長・工藤俊作はイギリス海軍の重巡洋艦の乗組員たちが海に大勢で漂流しているのを見て、救助を指示。敵潜水艦などからの攻撃を受ける危険性もあるなかで、懸命な救助活動が開始される。
日本兵が甲板から差し出した棒に捕まったとたん、安心して急に力が抜けて沈んでいく英兵もいた。それに対し、海に飛び込んでまで救助にあたった日本兵の姿もあった……。
こうした救助活動は3時間にわたって行われ、「雷」の乗員らは自分たちの倍におよぶ422名もの英兵を引きあげた。シャツと半ズボンと運動靴が支給され、熱いミルク、ビール、ビスケットがふるまわれた。
工藤は彼らに対し「諸君は勇敢に戦った。今諸君は日本帝国海軍の名誉あるゲストである」と英語でスピーチしたという。工藤たち乗組員は、日露戦争時の上村彦之丞の行いを学んでいたに違いない。

騎士の国に認められた「武士道的な行為」

工藤は助けた捕虜をオランダ海軍の病院船に引き渡したが、終戦後、このことを誰にも、家族にさえ語らないまま1976年に亡くなった。
戦後から40年あまりたった1987年、アメリカ海軍の機関誌に「Chivalry(騎士道)」と題する寄稿が載る。それは工藤に命を救われたサムエル・フォール元海軍中尉によるものであった。
フォールは「24時間にわたり海上を漂流していたわれわれに、友軍以上に丁重にもてなしてくれた」と工藤の行為を忘れておらず、騎士道的として讃えた。
当時、天皇陛下による英国訪問に反対する声があがっていたが、この投稿が彼らを沈黙させる。工藤の遺族が、その救助活動のことを知ったのは、フォールのこの行動がきっかけだった。
フォールは2008年に、89歳の身をおして来日。埼玉県にある工藤の墓参りを行い「助けられなければ死んでいた。この体験は一生忘れることはない」と、墓前で感謝の思いを伝えている。5年後の2014年、彼は静かに世を去った。

国際大会でもフェアプレーを好む日本人

戦争とスポーツを一緒にすべきではないが、オリンピックなどの国際大会でも日本人は常にフェアプレーを好み、選手にもその姿勢を求める。
反則をおかしてでも勝ちにこだわる国が多いなか、正攻法で戦うのが最低限の礼儀とされ、もちろん勝てれば喝采を送るが、勝てなくても「よくやった」と讃えられる。
下手に負けたら国民が暴動が起こすという例もあるなかで、希有なお国柄といえよう。
冒頭の問題でも、日本は韓国に謝罪までは要求せず、あくまで正攻法で「再発防止」を要求した。言ってみれば倒れかけた相手にとどめをささず、起きあがる機会を与えたような形だ。
ロシアに対してもそうだ。日本は北方領土の返還交渉でも、なかなか強硬な姿勢に出られない。常に相手に配慮しつつ交渉を行うのが慣例である。それは良い部分もあれば悪い部分もあるだろう。
もちろん、こうしたフェアプレー精神に、先のフォールのように相手がフェアプレーで応じてくれるかは分からないし、それは期待すべきではない。
いずれにしても、日本人は長く根付いた「武士の情け」を捨てきれない。その点が国際社会において「甘い」といわれてしまう部分なのかもしれない。

上永哲矢(うえなが・てつや)

歴史著述家/紀行作家
日本史・三国志および旅に関する記事をメインに、雑誌・WEBに連載多数。日本各地における史跡取材の傍ら、城や温泉も行なう。

     


 






甘い時 はずむ心

一夜のきらめきに 揺れる

キャンドルがうるむ 瞳の中で

無邪気に 踊ってみせる



Dancin' all night 言葉にすれば

Dancin' all night 嘘に染まる

Dancin' all night このままずっと

Dancin' all night 瞳を閉じて



独り言 吐息ひとつ

それだけで 崩れてしまう

危な気な 恋と知らず

ぬくもりを手さぐりしてた



Dancin' all night 言葉にすれば

Dancin' all night 嘘に染まる

Dancin' all night このままずっと

Dancin' all night 瞳を閉じて



この店で 最後の夜を

どちらからともなく そう決めて

想い出を なぞるように踊る

初めて会った 夜のように



Dancin' all night 言葉にすれば

Dancin' all night 嘘に染まる

Dancin' all night このままずっと

Dancin' all night 瞳を閉じて

転載元転載元: T&F Running club

明大、優勝報告会に一般学生ら900人

   
サンケイスポーツ
 大学ラグビーで22季ぶり13度目の大学日本一に輝いた明大は30日、東京・千代田区の駿河台キャンパスで優勝報告会を開催。関係者や一般学生ら約900人が集まり、質問コーナーなどで盛り上がった。SH福田健太主将(4年)は「ありがたい。優勝してから非日常なことが起きている」と笑顔を見せた。

 来季に向け、少しずつ動き出している。例年は首脳陣が指名する来季主将は、田中澄憲監督(43)の「もっと4年生がチームを作っていくもの」という意向で、新4年生間で協議して決める。すでに話し合いは始まり、練習再開の2月18日をめどに決定する予定だ。田中監督は「ちやほやされるのも今日まで。優勝に向け取り組んでいく」と力を込めた。
       


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近年、外国人が日本や日本人を称賛するTV番組が人気を集めていますが、日本にやってきたヨーロッパ人が見つけるのは、日本のいいところだけではありません。あまりポジティブではない類の驚きや、「それはちょっとどうなの・・・」と思う文化の違いに直面することも。ヨーロッパ人が思わず引いてしまう日本や日本人の特徴7つをご紹介します。

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日本人のファッションや雑貨のセンスは、ヨーロッパ人には時として子どもっぽく映るようです。特に驚かれるのが、大人ですらキャラクター雑貨を持ち歩くこと。
ヨーロッパでは、キャラクターグッズは子どもと一部のオタクの専売特許。ビジネスバックにキャラクターのストラップをぶら下げているサラリーマン、愛車を大量のぬいぐるみで飾っている女性・・・日本では珍しくもないこうした光景は、大人がキャラクターグッズをもつという習慣のないヨーロッパ人には奇異に映ります。
自治体や省庁も含め、あらゆる日本の企業や組織が制作しているオリジナルキャラクターも「えっ!?」と思わせる要素のひとつ。「馬鹿馬鹿しい」と切り捨てるか、「日本にはキャラクターがいっぱいあって楽しい」と感じるかは、ヨーロッパ人でも反応が分かれるところではありますが・・・。

活き造りなどの残酷な調理法

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魚などを生きた状態でさばく「活き造り」は、日本の食文化のひとつであり、日本人には「新鮮さの証」と喜ばれることも多いもの。魚介類を生きたまま食べる「踊り食い」も同様ですね。
ところが、ヨーロッパ人は活き造りや踊り食いなどを「残酷」と感じて拒否反応を示す人が少なくありません。ヨーロッパには動物愛護の意識が高い国が多く、スイスでは生きたままロブスターを茹でることが禁じられているほか、ドイツでも必要以上に生き物に苦痛を与える調理法を禁じています。
ヨーロッパ人を日本料理でもてなそうと考え、生き造りを紹介したら、逆に不快感を与えてしまう可能性があるので要注意です。

ポルノが目につく場所にある

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「日本人は真面目で保守的」と思っているヨーロッパ人にとって、ポルノが誰の目にもふれる場所にある日本の風景は少々ショッキングなもの。先日、コンビニ各社が成人誌販売を中止するニュースが流れましたが、コンビニの書棚に成人誌が並んでいるのが日本の日常風景でした。
ヨーロッパでも、アダルトグッズが堂々と宣伝されていたり、ガソリンスタンド併設のコンビニで成人誌を扱っていたりするケースがないではありませんが、男女の裸やあられもない姿が子どもの目にふれる場所に置いてあるということはめったになく、ポルノが垂れ流しになっている日本の現状に疑問を感じる人も少なくありません。
日本を訪れた外国人のなかには、「コンビニに成人誌が並んでいる様子を見て、日本が嫌いになりかけた」という声も。一部のコンビニでは、日本のイメージダウンを防ぐため、成人誌の表紙をカバーするといった対策もはじまっています。
コンビニの成人誌だけでなく、電車内などでポルノの載っている雑誌や新聞を無造作に広げる日本人男性に嫌悪感を抱くヨーロッパ人も。一部の日本人には、「見せるべきでない人に見せない」「見たくない人に見えないよう配慮する」という意識が欠けているのかもしれませんね。

軍隊的な規律

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日本の職場、特にサービス業の場では、就業時の朝礼などが習慣化しています。また、新入社員教育がスパルタ合宿という会社もありますね。
日本に観光旅行にやってきた外国人がそうした光景を目にすることはあまりありませんが、たまたま開店前の店やテレビなどでそうした現場を目撃すると、「軍隊っぽい」と驚いてしまうヨーロッパ人が多いようです。
一般的に、ヨーロッパではサービスの現場でもスタッフ一人ひとりの人格が大切にされるため、「お客様に奉仕する」という考え方は浸透していません。マニュアル的な接客用語をスタッフに暗唱させるという習慣もないため、日本の朝礼風景が奇異に感じられるのです。

仕事や会社のために頑張りすぎる

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よくいわれるのが、「日本人は働くために休み、ヨーロッパ人は休むために働く」。ヨーロッパ人の多くは、プライベートな時間や家族が最優先で、仕事はあくまでもそれらを守るための手段と考えています。
ワーカホリックのような人も稀にいますが、基本的には、プライベートが仕事に侵食されることを嫌うため、残業や休日出勤が多く、休みの日は寝ているだけ、家には寝に帰るだけという日本人を見ると、「なぜそこまで自分の生活を仕事のために犠牲にするのか」と疑問に思うのです。
また、日本人ほど仕事絡みの人間関係を大切にするヨーロッパ人は少なく、クリスマスなど特別な機会に慰労会やパーティーなどが開かれることはあっても、日常的に職場の人と勤務時間外も付き合うという人は少数派。
仕事に「生きがい」を見出そうとする人の割合も、日本に比べると多くはありません。ヨーロッパ人にとっては、仕事より休暇のほうが大切。多くのヨーロッパ人の仕事へのスタンスは、ある意味ドライなのです。

個性を認めないルールや社会的圧力

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「出る杭は打たれる」というように、日本は一人ひとりの個性への許容度が低い社会です。それが如実に表れている例のひとつが、校則。日本の中学校や高校では、染髪禁止、ピアス禁止、靴下は紺か白のみなど、学業とは直接関係のない規則が山のようにあります。
それは、ヨーロッパ人からすれば非常に奇妙なこと。彼らは、「学校は勉強をする場所なのだから、格好は関係ない」と考えます。人によって髪の色や目の色などが異なるため、画一的に規制することが難しいという要因もありますが、それ以上に一人ひとりの個性や人格を尊重しようとする意識が強いことが背景にあります。
社会人になってからも、日本でよしとされる身だしなみには定型があり、特にサービス業従事者への世間の目は厳しいですが、筆者が暮らしていたドイツでは、サービス業に携わる人でも、タトゥーを入れていたり、髪を赤などに染めていたりすることは珍しくありません。ドイツで見た目に関する無意味かつ細かい校則を設けたら、「人権侵害」と言われかねないでしょう。

年齢や等級による上下関係が厳しい

 
世界には日本以上に上下関係が厳しい国もありますが、ヨーロッパは年齢や立場に関係なくフラットな人間関係が築かれている国がほとんど。そのため、年齢や年次がひとつでも上であれば「先輩」として敬意を示さなければならなかったり、上司に簡単には逆らえない雰囲気があったりする日本の上下関係には違和感や息苦しさを覚えることが多いようです。
ドイツでは、上司も部下も一人の人間としては対等という考え方が主流なので、部下のことは「同僚」または「(仕事上の)協力者」といった呼び方をします。筆者のドイツ人夫は日本でのワーキングホリデー中、レストランでアルバイトをしていたことがあるのですが、「その店のマネージャーの接し方が高圧的で、人格を尊重されていない気がする」と言っていました。
日本人が先輩や上司を大切にすることに一定の理解を示すヨーロッパ人もいますが、「立場が上だから人としても上だ」というような態度は、ほとんど許容されません。

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今回ご紹介したことすべてが日本の欠点というわけでもなければ、何でもヨーロッパ流が正しいというわけではありませんが、外国人の視点を通すと、日頃は気づかない日本の短所や弱点が見えてきます。
日本には素晴らしいところもたくさんありますし、ただヨーロッパの真似をすればいいとは思いません。けれども、日本人がもう少し年齢や立場に関係なく、相手を一人の人間として尊重する、そしてそれと同じように自分を尊重するようにすれば、日本はもっと生きやすくオープンな社会になるのではないでしょうか。
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