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「観光列車」

 

最新版!「観光列車」満足度ランキングTOP10

野田 隆(鉄道ガイド)



http://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/BBUyIBP.img?h=485&w=728&m=6&q=60&o=f&l=f© All About, Inc. 観光列車が相変わらず大ブームで、全国には数多くの列車が走っている。そこで、私が取材できた列車について、満足度の高かったものの中からTOP10をご紹介。

大ブームの観光列車、満足度ランキングTOP10を決定!

観光列車が相変わらず大ブームで、全国には数えきれないくらいの列車が走っている。
そこで、私が取材できた列車について、満足度の高かったものの中からTOP10を選んでみた。それぞれの車両について、車内設備、車窓、飲食サービス、車内イベントなどのユニークさ、沿線観光地の魅力、総合的な満足度を点数化して順位を付けたものである。
なお、あまりに高額で抽選倍率も高い超豪華列車(「ななつ星in九州」「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」「TRAIN SUITE 四季島」「THE ROYAL EXPRESS」)や駅の窓口では予約できない「或る列車」「TOHOKU EMOTION」などの高級なグルメ列車については別格であり、同一には比較できないので対象外とした。

観光列車とは

ランキング発表の前に、観光列車とは何かまとめておきたい。観光列車とは、単なる目的地への移動手段ではなく乗ることを楽しむための列車である。
車両に関して
・専用の車両で運行する。
・車窓を楽しむための展望車や展望スペースを設けている。
・ゆったりとくつろげるようなグリーン車並の座席やソファー席を設けている。
サービスに関して
・アテンダントさんが乗務し、車内や車窓の案内をしてくれる。
・写真撮影の手助けなどおもてなしが充実している。
・飲食やグッズの販売などがある。
・楽器演奏や民話の語りなど沿線ゆかりのイベントが車内である。
列車ダイヤに関して
・急ぐ必要がないので、ゆっくり走る。
・「絶景区間」では徐行したり、撮影のために停車したりする。
・途中駅でイベントや景色を堪能するため、長時間停車をすることがある。
このように特別な非日常感たっぷりの優雅な列車である。自由席は、ごく一部の列車をのぞいて設定されていないので、あらかじめ指定券を買い求める必要がある。
では、10位から順に見ていこう。

第10位:HIGH RAIL 1375
(JR東日本 小海線、小淵沢〜小諸)

http://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/BBUyTL5.img?h=266&w=400&m=6&q=60&o=f&l=f© All About, Inc. JRで最も標高の高いところにある野辺山駅で停車中のHIGH RAIL 1375
2017年夏に登場した比較的新しい列車。高原列車で有名な小海線(山梨県、長野県)を走破する。八ヶ岳、野辺山高原、千曲川、浅間山と車窓を楽しめるのはもちろんのこと、軽食やスイーツセットがオプションで味わえるのが魅力的だ。
また、沿線の高原地帯の空気が澄んでいるため星空が楽しめることをアピールし、車内のギャラリー天井に星空映像を投影している。さらに、夜間に運行する列車では、野辺山駅に1時間ほど停車して駅前で星空観測のイベントを行う。こうしたユニークさが評価され、ベスト10入りを果たした。

第9位:花嫁のれん
(JR西日本 七尾線ほか、金沢〜和倉温泉)

http://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/BBUyW0N.img?h=266&w=400&m=6&q=60&o=f&l=f© All About, Inc. 9位の「花嫁のれん」(右)と7位の「のと里山里海号」(左)
北陸新幹線金沢延伸による波及効果を狙って登場した列車。金箔、加賀友禅、輪島塗など地域の伝統工芸の美を取り入れて、豪華絢爛たる車両を造り上げた。とくに1号車は、和風旅館や料亭を思わせる半個室で度肝を抜かれる。
和軽食セット、ほろよいセットなどの食事サービスも充実している。惜しむらくは、車窓が単調な田園地帯がほとんどで魅力的ではないこと。このため、総合点では減点され、上位進出を果たせなかった。

第8位:越乃Shu*Kura
(JR東日本 信越本線、飯山線ほか、十日町〜上越妙高ほか)

http://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/BBUyQU0.img?h=266&w=400&m=6&q=60&o=f&l=f© All About, Inc. 日本海に面した青海川駅に停車中の越乃Shu*Kura
越後(新潟県)の地酒を味わうことをメインテーマとした観光列車。飲食のほか、車内でジャズなどの生演奏も企画し、午後の列車では青海駅のホームから日本海の夕景をじっくり楽しめるよう列車ダイヤが組まれている。
旅行商品を購入しての旅のほか、駅窓口で指定券のみを予約しての乗車など多様な旅の楽しみ方が可能だ。ルートもいくつかあり、目的や季節に応じて選んで乗車するのも面白そうである。

第7位:のと里山里海号 
(のと鉄道、七尾〜穴水)

http://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/BBUyW0V.img?h=267&w=400&m=6&q=60&o=f&l=f© All About, Inc. のと里山里海号の車窓から
第9位の「花嫁のれん」と同様、能登観光をアピールするため設定された列車。予算も限られる第3セクター鉄道にあって、車両の改造ではなく、新車を導入したことでやる気を感じさせる。派手さはないけれど、工夫された車内や、アテンダントさんのおもてなしは好感が持てる。
土休日の食事付きコースのほか、平日は気楽に乗れるカジュアルコースもあり、営業努力を評価したい。見ごたえたっぷりの七尾湾に沿って走る車窓は、ビュースポット停車が3カ所もあり、アテンダントさんの説明を聞きながらじっくり楽しめる。

第6位:特急 ゆふいんの森
(JR九州 久大本線ほか、博多〜由布院など)

http://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/BBUyIC4.img?h=267&w=400&m=6&q=60&o=f&l=f© All About, Inc. 由布岳をバックに走る「ゆふいんの森」
登場して四半世紀。数あるJR九州の観光列車(JR九州ではD&S[デザイン&ストーリー]列車と呼んでいる)の中では歴史ある老舗的列車だ。
丸みを帯びたヨーロッパ的なクラシカル調の車体は優雅な感じを漂わせている。木のぬくもりを感じさせる車内は、今でこそありきたりのものだが、 デビュー当時は実に斬新で目を見張ったものである。アテンダントさんのおもてなしぶりも旅を上質なものとしてくれる。
2017年夏の豪雨被害で、ルート途中にある久大本線の一部区間が不通になり、かなりの期間、小倉まわり、日豊本線経由で迂回運転された。しかし、2018年7月に復旧し、以前の魅力を取り戻した。人気も上々で、一部列車は増結して5両編成で運転されている。
また、車内図書コーナー「ゆふ森としょかん」を設置したり、高級なお弁当の限定販売など、魅力向上に努めていることが高評価され、迂回運転中だった2018年ランキングに比べて大幅に上昇した。

第5位:リゾートしらかみ 「橅」編成など
(JR東日本 五能線など、秋田〜青森、弘前)

http://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/BBUyQU3.img?h=266&w=400&m=6&q=60&o=f&l=f© All About, Inc. 千畳敷駅に停車中のリゾートしらかみ(ブナ編成)
2017年4月に運行20周年を迎え、すっかり人気が定着した感のある観光列車で、老舗的存在だ。 観光シーズンには1日3往復し、3種類の車両が用いられている。青池編成に続いて、2016年7月にはブナ編成が新しいハイブリッド車両に置き換えられ面目を一新した。
ブナの愛称をイメージした木製のシンボルツリーを車内に配置し、非日常感を演出したり、カウンターや展望室、イベントスペースもあり車内散策の楽しみがある。
津軽三味線生演奏、津軽弁語り部実演といった車内でのイベントのほか、能代駅でのバスケットボールシュート、千畳敷駅での海岸散策など停車駅でのユニークな体験もある。列車は特急ではなく快速列車なので、乗車券のほか指定券(520円、閑散期は320円)のみが必要だ。きわめてリーズナブルな列車で、満足度が高くなる。

第4位:SL「やまぐち」号
(JR西日本 山口線、新山口〜津和野)

http://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/BBUyIC5.img?h=267&w=400&m=6&q=60&o=f&l=f© All About, Inc. 力走するSL「やまぐち」号。機関車はD51形200号機
1979年8月より運転されているSL保存列車の先駆けであり、観光列車のはしりとも言える。当初は客車自体に特別感はなかったが、1988年からは、12系客車を大改造した「レトロ客車」に変わり観光色が強まった。
この客車の老朽化にともない、2017年9月より、専用の新型客車が導入された。新型とは言っても、外観はSL全盛期の雰囲気を再現したレトロ風客車である。車内もレトロ風ではあるが、バリアフリー対応、温水洗浄機付き新型トイレ、テーブルに充電用コンセント設置など最新の設備で充実している。
また、3号車には運転シミュレータやSLならではの投炭ゲームといったイベントコーナー、SLについての展示スペースや売店もある。さらに、1号車はオープンデッキの展望車付きグリーン車となり、一気に魅力がアップした。これにより、2018年度は圏外であったが、堂々のランク入りを果たした。

第3位:四国まんなか千年ものがたり
(JR四国 土讃線 多度津〜大歩危)

http://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/BBUyTLa.img?h=266&w=400&m=6&q=60&o=f&l=f© All About, Inc. 大歩危駅に停車中の「四国まんなか千年ものがたり」
「伊予灘ものがたり」に続くJR四国の本格的観光列車第2弾。特急用ディーゼルカーを改造した3両編成の車両は古民家風の落ち着いたもので、テーブル席やカウンター席が主体だ。
http://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/BBUyQU7.img?h=266&w=400&m=6&q=60&o=f&l=f© All About, Inc. 「四国まんなか千年ものがたり」の1号車車内
大歩危小歩危の渓谷、讃岐山脈の峠越えなど変化に富んだ車窓を眺めながら食事が楽しめるほか、各駅で停車してのイベントなど盛りだくさんの内容で充実している。それでいて、特急グリーン車料金プラス食事代だけで乗車できるので、良心的な価格だと思う。
2018年よりランクが下がったのは、他の列車の得点がアップしたためであって、この列車の魅力が下がったためではない。

第2位:ろくもん
(しなの鉄道、軽井沢〜長野ほか)

http://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/BBUyFih.img?h=266&w=400&m=6&q=60&o=f&l=f© All About, Inc. JR姨捨駅に停車中の「ろくもん」
旧信越本線の一部区間を転換した第3セクターしなの鉄道が運行する観光列車。JR九州の数ある観光列車を手掛けた水戸岡鋭治氏がデザインした個性的な車両である。
ふすま張りの料亭を思わせる和風個室や開放的なテーブル席、こどもが楽しめる木のプールなど楽しさ一杯で、水戸岡氏が「ろく(6)もん」だから「ななつ(7)星」の次に優れた車両と自信を持って製作したとのことだ。
http://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/BBUyQUa.img?h=266&w=400&m=6&q=60&o=f&l=f© All About, Inc. 「ろくもん」信州プレミアムワインプラン
軽井沢〜長野間でのレストラン列車としての運行のほか、軽井沢を夕方出発するワイントレイン、JR篠ノ井線に乗り入れて姨捨駅付近での夜景を楽しむナイトクルーズ列車などバラエティに富んだ運行をしていて、リピーターでも楽しめる。軽井沢をはじめ、温泉地やリゾート地が沿線には目白押しなので、「ろくもん」を利用した観光や保養旅行も魅力的である。
http://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/BBUyKu5.img?h=267&w=400&m=6&q=60&o=f&l=f© All About, Inc. 北信濃雪見酒プランの食事
2019年1月には、新たに「北信濃雪見酒プラン」が登場、長野駅から黒姫駅まで北しなの線に乗り入れ、冬の信州の魅力をアピールしている。車内で生演奏を行うなど、新たな試みも行い、高評価につながった。

第1位:観光特急しまかぜ
(近畿日本鉄道、大阪難波〜賢島、京都〜賢島、近鉄名古屋〜賢島)

http://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/BBUyW15.img?h=266&w=400&m=6&q=60&o=f&l=f© All About, Inc. 名古屋市内を快走する「しまかぜ」
様々な車両で特急を運転している近鉄が、その歴史と伝統を踏まえて威信をかけて世に送り出した豪華な観光特急電車である。ハイデッカー車両やビスタカー以来の伝統である2階建て車両も連結し、独自なカラーは最優等列車であることをアピールしている。
本革を使用した白いシートは電動リクライニングを装備し、豪華さをウリにしている。ほかにグループで楽しめるサロン席、和風個室、洋風個室とバラエティに富んでいるほか、カフェカーは、カウンター席とはいえ、ピラフやカレー、うなぎなど温かい食事が摂れる。往年の食堂車を彷彿とさせる貴重な存在である。
http://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/BBUyKu6.img?h=266&w=400&m=6&q=60&o=f&l=f© All About, Inc. 往年の食堂車の伝統を引き継ぐ「しまかぜ」のカフェカー
全てにおいて文句なし、プレミアム感たっぷりなのに、べらぼうに高価ではないところが嬉しい。満点を取れなかった唯一の弱点は車窓の魅力である。大阪線の山越え区間、鳥羽付近の海の情景など見どころもあるものの、平坦な区間も多いのが実情である。車窓を楽しむなら、京都発の列車がおススメだ。そうした弱点はあるものの、見事1位になったのは、他の列車を圧倒するグレードの高い車両ゆえだと思う。
なお、ランクインした観光列車の項目ごとの点数は以下の通りである。同点の場合は、列車の格(特急や快速)や豪華さが上のものを上位とした。また、TOHOKU EMOTION については、豪華列車に位置づけられるので、別枠として対象外に変更したので、ご了解いただきたい。
※すべてガイドの主観に基づいた評価
http://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/BBUyKu7.img?h=210&w=400&m=6&q=60&o=f&l=f© All About, Inc. 2019年版ランキング ガイドによる得点表一覧
http://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/BBUyTLl.img?h=248&w=400&m=6&q=60&o=f&l=f© All About, Inc. 2018年ランキングの順位・得点はこうだった
観光列車ブームは留まるところを知らず、今後も新規の列車が予定されている。もっとも、一番車窓が魅力的な北海道において、会社の経営不振もあって注目を集めるような列車がない。
かえすがえす残念であるが、最近になって東急電鉄がJR北海道の線路を借りて新たな観光列車を走らせる構想を発表した。具体的なことは未発表だが、期待したいと思う。

菜七子 3キロ減新ルール適用初週にいきなりV!小倉8Rで今年4勝目

   
スポニチアネックス
 JRA藤田菜七子(21)が3日、小倉競馬8Rで1番人気アラスカノオーロラ(牡4=小島茂)に騎乗して勝利。女性騎手減量新ルールがスタートした初週にいきなり勝利をあげた。「決められたルールの中で乗るしかできないので」と冷静に語っていた菜七子が雨中の小倉競馬場を盛り上げた。

【写真】真っ赤なドレス姿を披露した藤田菜七子

 中団から競馬を進め、4コーナーから大外を回って進出。最後まで力強く伸び、後続を完封し、1番人気に応えた。菜七子にとってはこれがJRAでの今年4勝目。通算では51勝目となった。

 前日2日から女性騎手減量特典の新ルールが適用され、平場のレースは16年3月デビュー時と同じ▲(3キロ減)に戻った。2日は8鞍に騎乗し勝利を挙げることはできなかったが、掲示板(5着以内)を5競走で確保していた。

 ▼藤田菜七子の話 元々、力のある馬だから自信を持って乗った。外枠なのもよかった。

 ▼小島茂師の話 間違いなく減量(3キロ減)は大きい。(菜七子起用は)使うこっちが狙ったことだから。斤量が後押ししてくれる。

 東京・明治神宮外苑地区の再開発   

共同通信

 2020年東京五輪・パラリンピックを契機とした東京・明治神宮外苑地区の再開発で、明治神宮、日本スポーツ振興センター(JSC)、三井不動産伊藤忠商事の4者が神宮球場と秩父宮ラグビー場を入れ替えて建設することで基本協定を結んだことが28日、関係者への取材で分かった。21年から神宮第二球場を解体し、新たな秩父宮はその跡地に22年から建設を開始。新神宮球場は27年中の完成を目指す。

 関係者によると、再開発計画は野球場、ラグビー場とも解体期間の空白をできる限り減らし、プロ野球などの日程に影響を与えずに継続利用できることを考慮する。

4億7000万円超

WIN5で史上最高4億7000万円超、的中は1票

   
日刊スポーツ

JRAが指定する5レース全て1着馬を当てる馬券「WIN5」の24日の払戻金は史上最高となる4億7180万9030円だった。発売金額は6億7401万2900円で的中票数は1票だった。

阪神10Rを2番人気サトノルークス、中山10Rを15番人気ブラックジョー、小倉11Rを12番人気メイソンジュニア、阪神11Rを11番人気スマートオーディンが勝利し、この時点で残り5票となった。対象最終レースの中山11R中山記念を5番人気ウインブライトが勝ったため、的中票数はわずか1票となった。

これまでの最高払戻金は16年8月21日の4億2012万7890円。払戻金が2億円を超えたのは今回が12回目となった。

いいねぇ

昇格組の大分がアジア王者の鹿島を敵地で撃破! “開幕男”藤本憲明の2発で大金星
Goal  

イメージ 1     © J.LEAGUE  

明治安田生命J1リーグ開幕節の鹿島アントラーズvs大分トリニータが県立カシマサッカースタジアムで行われた。

昨シーズン3位でフィニッシュした鹿島と、J2での2位から6年ぶりのJ1を戦う大分が相まみえた。鈴木優磨や三竿健斗を負傷で欠く大岩剛体制2年目の鹿島は、4−4−2の布陣で伊藤翔とセルジーニョが2トップを形成。一方、片野坂知宏体制4年目の大分は、3−4−2−1の布陣で、昨季のJ2全試合フル出場の鈴木義宜やタイ代表のティティパン、10番を背負う藤本憲明らが先発に名を連ねた。

アウェー戦となった大分だが、序盤からマイボールを大事にし、後方から丁寧にビルドアップしようとする姿勢を見せる。そんな中、その大分が11分に決定機を迎える。GK高木駿のロングボールから藤本が最終ライン裏に抜け出てGKクォン・スンテと一対一に。しかし、藤本のシュートはGKクォン・スンテのセーブに遭う。
それでも、大分は18分に先制する。相手のクリアを拾って二次攻撃を仕掛けると、バイタルエリアの小塚和季のパスをペナルティアーク付近の藤本が受ける。素早く仕掛けてシュートに持ち込むと、見事にコントロールされたボールがゴール左上に吸い込まれる。藤本の技あり弾により、大分が試合の均衡を崩す。なお藤本は、鹿児島に所属していた2017年にJ3で、また大分入りした2018年にはJ2の開幕節でそれぞれゴール。これでJ3、J2、J1と3年連続での開幕節ゴールとなった。

ハーフタイムにかけても、大分はボールポゼッションで優位に立つ。鹿島は両サイドバックも高い位置を取りにいくが、統制の取れた大分の守備をなかなか崩すことができず、ビハインドのままハーフタイムを迎えた。

迎えた後半、鹿島は立ち上がりに追いつくことに成功する。48分、ゴールから遠めの右サイドの位置でFKを獲得すると、永木亮太がゴール前にボールを供給。ヘディングで合わせた犬飼智也のシュートがゴール前に流れると、これを伊藤翔が押し込んで1−1とした。

迎えた後半も好勝負が展開されると、69分に勝ち越したのは大分だった。62分から途中出場したオナイウ阿道がGK高木からのロングキックで左サイドを抜け出す。最後は正面で好パスに反応した藤本が冷静にシュートを流し込み、大分が再びリードする。

その後、鹿島はリスクを冒して反撃に出るが、大分が粘り強い対応を続けて逃げ切り。藤本の2発で、昇格組の大分が敵地で昨季のAFCチャンピオンズリーグを制したアジア王者の鹿島を下すアップセットを演じた。


■試合結果
鹿島アントラーズ 1-2 大分トリニータ
■得点者
鹿島:伊藤翔(48分) 
大分:藤本憲明(18分、69分)





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