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阿部、17年目で初の開幕弾は「角さんが打たせてくれた」
ジャビットとVサインの阿部
◆巨人6―2中日(31日・東京ドーム)
プロ野球セ・パ両リーグは31日、各地で2017年ペナントレースが開幕した。巨人は、阿部と坂本勇のアベック弾など投打がかみ合い6―2で中日に快勝。阿部はプロ17年目で初の開幕戦での本塁打を放った。
今年のプロ野球開幕を告げる祝砲になった。1回2死二塁。中日先発・大野の外角低めの球をとらえると、打球は右中間席の最前列に飛び込んだ。プロ17年目で初めてとなる開幕戦での本塁打は「今日試合前に(OBの)角(盈男)さんがプレッシャーをかけてくれたので打てたと思います」とお立ち台でエピソードを披露した。
角さんはこの日、企画チケット「レジェンズ解説」を務めるため、東京ドームに来場していた。阿部は「巨人で300号以上打っている選手で僕だけ(開幕戦で)打っていないと(角さん)言っていたので、それがシートノックの時に耳に突き刺さりました」と1号アーチを呼び込んだOBに感謝した。
昨季は負傷のため開幕戦の舞台には立てなかった。今季は本塁打を含む2安打3打点の活躍で勝利を呼び込んだ。由伸監督も「「信頼して任せたし、期待に応えてくれてさすが」と話した先制弾だった
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阿部はこの日の試合を終えて通算2000安打まで残り81安打、さらに通算400号にも残り26本と迫っている。今年38歳になったベテランは「(2000安打は)心の中だけで、まずはチームが勝てるように1本ずつ、勝利のためのヒットを打ちたい」とチームへの貢献を誓っていた。
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由伸監督「さすがベテランだね」◆オープン戦 日本ハム3―9巨人(4日・札幌ドーム)
由伸巨人が、日本ハムに11安打9得点と快勝し、オープン戦3試合目にして初勝利を収めた。中でも4番・阿部が3回無死満塁で右前適時打を放つ勝負強さを披露。指揮官を「さすがベテランだね」とうならせ、マギー、村田との4番争いで一歩リードした。
この場面で阿部ならどう打つだろうか。ベンチの由伸監督は、じっくりと観察していた。両軍無得点で迎えた3回無死満塁。四球2つと、相手のミスでつかんだチャンスだった。
4番のバットは初球、内角真っすぐに反応した。両腕をたたみ、右前へ強烈なライナーを運んだ。あっさり決めた先制打に本人は「良かったよ。近めを待っていた」と自画自賛。指揮官も「最初の1点は大事だし、難しいところをああいうふうに簡単にとは言わないけど、打てるところがさすがベテランだなという感じはするね」と拍手を送った。
派手さのない単打1本だが、野球の流れを読んだ4番らしい一打とも言える。常々、「その時その時でやるべきことは違う。相手にもっとダメージを与えるためには頭を使って考えないといけない」と持論を語る。このケース。先頭の立岡が四球で歩き、続く重信の送りバントを近藤が一塁に悪送球(記録はヒット)した。平常心ではないマウンド上のエスコバーはマギーにも四球を与えた。無死満塁。ストライクを取りたい相手左腕の心理からも、初球狙いは当然だった。
「全体的にというか、あとの選手も楽にしたよね」とは由伸監督。理想通りに打ち返した4番打者に目を細めた。その後の押せ押せムードは必然だった。なおも無死満塁から村田が右中間二塁打を放って3点目。この回、打者一巡4安打6得点でガッチリと主導権を握った。
2月の宮崎キャンプから4番争いを展開してきた。今や、阿部とマギー、村田の三つ巴だ。キャンプ中盤、指揮官は「本当に迷っている。誰に任せても務まると思うしね。マギーだって勝負強そうだし」とうれしい悩みを打ち明けた。ここまでの対外試合で日ごとに4番を替え、打線のバランス、流れを慎重に見極めている。マギーも好調なだけに、結論はぎりぎりまで出さないだろうが、慎之助が一歩リードしたことは間違いなさそうだ。
試合後、報道陣から「4番・阿部の印象は良いのでは?」の問いに「そうだね。大事なところで打ってくれるのは主軸だし、主力だしね」と賛辞は続いた。チャンスで打てずに流れを断つのも4番なら、猛烈な流れを生むのも4番の力だ。阿部が早々に、結果を残した。 |
日本新薬監督に Vへ全力プレー伝える
社会人野球の日本新薬(京都市)は、前ヘッドコーチの吹石徳一氏(63)が今季から監督に就任し、悲願の全国制覇に向けて始動している。吹石監督は現役時代、日本新薬からプロの近鉄に進み、「江夏の21球」「10・19」として語り継がれる名勝負も経験。
「最後まであきらめず泥臭く勝つ」と、部員29人のチームを率いる。
2013年に古巣の日本新薬にアドバイザーとして復帰し、翌年ヘッドコーチになった。昨年11月の日本選手権後に岩橋良知監督が退任。「若い人にバトンを渡すまでのつなぎになれば」と、後任を引き受けた。
和歌山の南部高から日本新薬に入り、3年間プレー。1975年、近鉄にドラフト4位で入団し、内野の全ポジションができる守備力と、勝負強いバッティングで活躍した。
球史に残る試合の当事者となった。79年の日本シリーズ、広島・江夏豊投手との激闘。88年10月19日、優勝がかかったロッテとのダブルヘッダー。引退後は近鉄や楽天でコーチ、スカウトを務めた。「九回まで分からないのが野球」と選手に伝える。
最も影響を受けたのは、近鉄の故西本幸雄監督。「練習をしない選手はだめ、という熱血の人。情があって、全員が練習が終わるまで見てくれた」。自らも基本を重視し、練習から全力のプレーを要求する。
昨季は都市対抗大会で3年連続の8強入り。今季も有望新人が加わり、連覇がかかる東京スポニチ大会を3月に控え、和歌山県串本町でキャンプの真っ最中だ。
「キャンプをしっかり過ごし、一つずつ勝ち抜きたい」と自然体で挑む。「プロを目標にしないと上達しない」とも。自らと同じように、選手が社会人からプロへ飛躍することを願っている。
吹石監督は次男が京産大硬式野球部出身。さらに、長女は女優の吹石一恵さんで、その夫は俳優の福山雅治さん。昨年には一恵さんに第1子が誕生し、「正月に会ってきたよ」を顔をほころばせた。 |
京都勢、10年ぶりセンバツ出場校なし 第89回選抜高校野球大会の出場32校を決める選考委員会後の発表で京都勢は最後まで読み上げられず、センバツ出場校は10年ぶりにゼロとなった。昨秋の近畿大会に挑んだ全3校が初戦敗退に終わった戦績が重く響き、京都から4年ぶりに21世紀枠の近畿代表となった洛星も初の甲子園に届かなかった。
一般選考は「近畿枠7」になったことで、地域バランスから京都1位の東山も期待を集めたが、順当に近畿大会8強から選ばれた。7枠目で高田商(奈良)が選出され、日本高野連は「チーム力が同じなら地域性を考慮することもあるが、今回は地域性以前に勝利数などの成績を検討した結果だった」と説明した。
21世紀枠の洛星は補欠の2位校となった。東西1校ずつが決まった後、最終候補の4校に残ったものの多治見が選出された。日本高野連は「部員わずか10人の洛星も評価は高かったが、地域に密着している多治見が上回った」と経緯を語る。
また、21世紀枠の選考基準は野球の成績が最優先されないとはいえ、中村と多治見は県大会で優勝している。京都府大会ベスト8だった洛星との成績の差も評価に加味されたと見られる。
■東山、洛星、気持ち切り替え
京都勢の連続出場は途切れたが、選出の期待もあった各校は夏の大会に向けて気持ちを切り替えていた。
昨秋の府大会を制し24年ぶりの出場を目指した東山は一般選考で落選。足立景司監督はナインに一報を伝えつつ、「ドキドキ、ワクワクさせてもらったことに自信と感謝を持とう」と呼び掛けた。長谷川雄真主将は「落ち込む時間はない。全国で勝てるチームを目指して頑張りたい」と前を向いた。
21世紀枠の近畿代表校として初の甲子園出場を目指した洛星にも吉報は届かなかった。全部員10人が集合し、阿南孝也校長から結果を聞いた。中村好邦監督は「近畿代表でも十分に立派。胸を張っていい」と語りかけた。吉田大樹主将は「この冬は注目され、モチベーションを保ちながら練習ができた」とすっきりとした表情。捕手の内藤貴之も「夏には実力で甲子園に行きたい」と力を込めた。
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京産大、2連覇狙う 関西六大学野球、9月3日開幕 野球の関西六大学は9月3日、南港中央で開幕する。春季に劇的な逆転優勝を飾った京産大が2季連続優勝を狙い、昨季3位の龍大は5季ぶりの優勝を目指す。王座奪還を狙う大商大にも力があり、混戦は必至だ。
京産大は春に台頭した若手投手が鍵を握る。4勝を挙げた湯川(2年、久御山)を始め、抑えの熊山(3年、東海大仰星)、川辺(2年、東山)が軸になる。打線は4番藤原(4年、近江)ら上級生に加え、西川(1年、龍谷大平安)ら若手にも力がある。勝村監督は「全体的に若いチーム。挑戦する気持ちで臨む」と引き締める。
龍大は4年生が多く、実戦経験は豊富だ。エース瀧中(4年、高島)に続く投手に若干の不安があり、山本監督は「初戦を落としたとき、第2戦で食い止められるかが重要」。橋山(2年、北陸)ら若手投手の成長が不可欠だ。打線は昨季首位打者のリードオフマン堀口(2年、近江)が起爆剤になれるか。
大商大は小屋(4年、神戸国際大付)や榎本(3年、京都翔英)ら投手陣に加え、長打のある日下部(3年、福知山成美)ら打線も強力。雪辱を狙っている。
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