ラグビー・トップリーグ順位決定トーナメント1回戦でキャノンに46−6で勝利したパナソニックHO堀江翔太主将(29)が、試合後の会見でレフェリーへの不満をあらわにした。

 「明らかにミスジャッジが多かった。トップリーグで1回くらいしか吹いたことがないんですよね。勝つか負けるかのトーナメントで経験不足の審判がやるのはいかがなものか」と自ら公然と切り出した。実際、プレー中のジャッジだけではなく、キャノンの選手が一時的に16人ピッチに出る一目瞭然な反則も見過ごされるシーンもあった。

 決して感情論的な批判ではなく、あくまでも2019年にW杯開催を控える日本ラグビー界を憂えての発言だ。「いいプレーをしているのにそれが妨げられてはダメ。これでは国際試合にも響く。選手だけでなくレフェリーも協会も一緒に前進していかないと」と話す。隣で聞いていたロビー・ディーンズHCも「ラグビー関係者全員で成長していかないといけない。レフェリーが各チームに足を運び練習するのも一つの方法」と提言した。

 大勝後の会見で図らずも飛び出した日本代表主将の苦言だからこそ意味がある。「まあ、そんなレフェリーにもうまくできたかなとは思いますけど」と、最後は3連覇を狙うチームの主将としてのプライドと自信をのぞかせた。