トップリーグ情報
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ヤマハ発動機が開幕戦勝利!ラグビーのトップリーグは18日、東京・秩父宮ラグビー場などで15年目のシーズンが開幕。5試合が行われ、秩父宮のサントリー−キヤノンは、32−5で昨季全勝優勝したサントリーが快勝した。 サントリーは前半、昨季MVPとトライ王のWTB中鶴隆彰のトライなど19−0とリード。昨季7位のキヤノンに後半、1トライを返されたが、中鶴がさらに1トライを追加するなど計5トライを奪って勝ち点5をマークした。 元日本代表FB五郎丸歩が復帰したヤマハ発動機は、元南アフリカ代表ヘッドコーチのジェイク・ホワイト氏が監督に就任して注目されるトヨタ自動車と対戦。昨季2位のヤマハ発動機が同8位のトヨタ自動車に14−11で競り勝った。五郎丸は2Gの4点を決めた。 大阪・ヤンマースタジアム長居での近鉄−豊田自動織機は、昨季13位の近鉄が終了間際のSO重光泰昌のDGで同15位の豊田自動織機に13−12と逆転勝ちした。 |
1万人超のファン、福岡のラグビー熱伝える。日中は38度あった。ただ、キックオフの頃(18時)には風が吹いて、うだるような暑さもやや和らぐ。
夕暮れどきの福岡、レベルファイブスタジアムはいい雰囲気だった。 2019年ラグビーワールドカップの試合スケジュール発表、11月に。 8月5日、宗像サニックスとオークランド代表(NZ)が戦った。『DREAM RUGBY FUKUOKA』と銘打たれたこの試合は、福岡市とオークランド市が姉妹都市で、2016年に締結30周年を迎えたことを記念して実現したものだ。 2019年に日本で開催されるワールドカップ。福岡も試合開催地のひとつだ。2年後には、世界の多くのラグビーファンがやって来る。今回のドリームマッチを最高の雰囲気で包み込むことが、その時に向けての最高の準備となる。そう信じた福岡経済界等の多くの関係者が力を結集して企画、実現に熱を注いだ。スタンドには1万61人のファンが集まった。 試合も互いのチームにとって得るものが多かった。 8月20日に同スタジアムでトップリーグの初戦(対コカ・コーラ)を迎える宗像サニックス。新キャプテンのNO8新井信善主将が率いたチームはLOに元イングランド代表のジェフ・パーリングを得て、セットプレーに安定感が増した。 SO田代宙士が言う。 「FWがいいボールを出してくれる回数が多くなりそうなので、アタックのバリエーションも増えると思います」 この日は最低限のサインプレーしか使わぬ戦い方で臨み2トライだけだったが、シーズンに向けて手応えはつかんだ。 宗像サニックスがWTBカーン・ヘスケスのトライで先制した試合は、前半10-10。最終スコアは31-17でオークランド代表が勝った。勝者は特に後半、激しいコンタクトから防御に綻びを作り、鋭くトライラインを越えた。敗れた新井主将は、「接点の強さを感じました。そこに自分たちが人数を掛けすぎたことでやられた。きょうの反省点を直してシーズンを迎えたい」と話した。 オークランドは若い選手たちで構成したメンバーも、NZ国内州対抗選手権(マイター10カップ)へ向けての選手選考と準備を兼ねていた。LOスコット・スクラフトン主将、NO8ブレイク・ギブソンらスーパーラグビー経験もあるFWがハードに戦い、同国セブンズ代表の経験もあるWTBジョー・ラボウボウが豪快な走りを見せた。 2019年、オールブラックスがワールドカップの事前キャンプで福岡市を訪れてくれたら。同市関係者の多くが、そう願っている。 そのことについて質問を受けたオークランド代表のニック・ホワイト監督は、こう話した。 「施設も素晴らしいが、福岡はラグビー熱があふれている街。それは、オールブラックスが(キャンプ地決定の際の条件として)望んでいることのひとつだと私は思いますよ」 情熱が人を動かす。その力をあらためて感じた大イベントだった。 |
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真夏のトップリーグで番狂わせの予感
【ノーサイドの精神】ラグビー・トップリーグ(TL)は、来月17日に開幕する。サンウルブズの来季スーパーラグビーへの準備期間を確保するために、昨季より1週間早い真夏のキックオフとなった。 今季は変則2グループ制という新しいフォーマットの導入や、サントリーに加入した豪州代表CTBマット・ギタウら世界クラスの外国人選手の加入など注目ポイントが多いはずだ。その中で、人知れず試合球も新しいものに変更される。 従来使われていた試合球に代わり、今季からW杯使用球が導入される。6月のアイルランド戦などのテストマッチでも使われるものだが、TL首脳は「TLが世界基準のラグビーを目指すのだから当然の流れ。選手が日常的にテストマッチで使用されるボールになれる目的もある」と導入理由を説明。価格が1万円台後半と、従来のものよりも倍増したことで、1年遅れの導入となった。 すでに15年W杯前には報道陣も触れる機会があったボールだが、改めて触ってみて感じる特徴がある。ボールが乾いた状態で持つと、従来のものよりグリップ感がある。その一方で、少しでもぬれてしまうと滑りやすい傾向があるようだ。従来のボールより若干“太め”の形も、ハンドリングに影響するだろう。 先週、北海道網走市を中心に行われたTL各チームの夏合宿の練習試合でも、簡単なノックオンや相手とコンタクトした弾みでボールを落とすシーンが多発していた。昨季までも、開幕から数週間の高温多湿な環境では汗でボールが滑る場面が多かったが、真夏開催の今季は、このボールの影響もあり、さらに落球が増えそうな雲行きだ。 各チームはシーズン終盤にピーキングを持っていく傾向があるため、序盤戦は戦術面でも完成度は低い。多くの代表、サンウルブズ参加選手のコンディショニングも万全とはいえないために、ラグビーでは少ない番狂わせが序盤に起こる可能性は低くないはずだ。 ニューボールによるハンドリングの難しさが影響すれば、さらに予期せぬ結果が起こることもありそうだ。お盆、夏休みと、イベントの多い夏の盛りのキックオフ。思わぬサプライズをひそかに期待しながらのスタンド観戦も悪くない。 |
ツイドラキ、亡き父はトヨタ自動車で活躍したWTB 活躍の場を日本に求め同じチームに【ノーサイドの精神】7人制日本代表候補のセブンズ・ディベロップメント・スコッド(SDS)が優勝した7月2日のジャパンセブンズで、準優勝したトヨタ自動車の一員として5試合で5トライと存在感を示したのが、今季加入したフィジー生まれのバティリアイ・ツイドラキ(22)。その名を聞けば懐かしむファンの方もいるだろう。 父もトヨタ自動車で活躍。フィジー代表キャップ6、日本代表として1999年W杯にWTBで出場して19キャップ、「パット」の愛称で日本のファンにも愛されたパティリアイ・ツイドラキ氏だ。祖国フィジーで自動車関連の事業をしていた2002年9月、突然、急性心不全で死去。33歳での急逝の悲報は日本にも駆け巡った。 「僕は夜寝て、朝起きたら、お父さんが亡くなったと聞きました」 バティリアイはよどみない日本語で、そのときのことを話した。バティリアイが生まれた直後の95年、父はトヨタ自動車初の外国人選手として来日。7歳まで愛知・豊田市で過ごした。「日本語はだいぶ忘れました」と照れるが、どうしてどうして、会話に不自由することはない。 父の後を追うように、ニュージーランド・オークランドでカレッジに入学。CTBとしてU−20フィジー代表に選ばれ、主将にもなった。そこから豪州に渡り、スーパーラグビー・ブランビーズの育成チームにも入った。活躍の場を日本に求め、父と同じチームに入ったのは必然だったのだろう。「父親のプレッシャーはありますけど、楽しみ」と人懐っこい笑顔をのぞかせた。 PatiliaiとVatiliai。父と1文字しか違わないファーストネーム。何かゆかりがあるのかと尋ねたら、「おじいちゃんの名前をもらった。フィジーの伝統です」。穏やかに、誠実に答える姿は、試合中の激しさとは全く対照的だった。 今季からトヨタ自動車を率いるのは、2007年W杯で祖国南アフリカを優勝に導いたジェイク・ホワイト氏(54)。世界的名将のもと、チーム初のトップリーグ制覇へ、この好青年もきっと大きな役割を果たすに違いない。 |






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