|
キツネの嫁入り妖しい魅力
白いキツネのお面に白無垢(むく)をまとった女性が人力車に乗って、ほの暗い街路を行く。京都市東山区一帯で開催中の「京都・東山花灯路」の行事の一つである「狐(きつね)の嫁入り巡行」は、あんどんの明かりで陰影が増した石畳の情趣に溶け込み、観光客の人気を集めている。キツネと花嫁のどこか妖しげな組み合わせに人はなぜ魅惑されるのだろう。
京都・東山花灯路で高台寺南側の石畳を進む「狐の嫁入り巡行」 「ちりんちりん」。東山花灯路初日の14日夜。ちょうちんを持った行列が先導する「狐の嫁入り巡行」が知恩院三門から高台寺までをそろりそろりと進んだ。出くわした人々はその様子に見とれ、懸命にカメラを構えた。高台寺南側の路上で「花嫁」を乗せた人力車は止まり、群がる観光客の撮影に応えた。
「狐の嫁入り巡行」は高台寺が東山花灯路の協賛事業として始め、今回で9年目になる。といっても、キツネにまつわる伝説が東山に残っている訳ではないという。「この辺りは平安時代、鳥辺野と呼ばれる埋葬地だった。花灯路を盛り上げる趣向として、鬼や妖怪が行進する百鬼夜行のような、人々が驚くような仕掛けができないかということで企画された」と高台寺の広報担当は説明する。
花嫁役は基本的に公募の女性が担うが、各国の駐日大使の夫人が扮(ふん)することもある。この日はクウェート大使の妻ジャミラ・アルオティビさん(45)が乗った。巡行後、「最高に素晴らしい体験をさせてもらった」と興奮気味に語った。
京都の友人と初めて花灯路に来た茨城県のアルバイト古渡彩奈さん(23)は「とてもきれいだけど、ちょっと不思議な感じ」と、キツネにつままれたような様子。でも、「キツネの嫁入りって、お天気雨のことじゃないんですか?」
|
京の観光案内!
-
詳細
コメント(0)
|
枯れ山水、万華鏡の彩り 高台寺で試験点灯
京都市東山区の高台寺で12日、春の夜間特別拝観を前に、ライトアップの試験点灯があった。万華鏡の幾何学模様が枯れ山水の庭を照らし、妖艶な世界を演出した。
試験点灯で色とりどりの万華鏡の光が映し出された庭園
境内には、庭園やお堂などに約650基の照明器具を設置。方丈前の波心庭(はしんてい)では、万華鏡の世界大会でグランプリを受賞するなどした作品の映像を、プロジェクターを使って白砂や特設のスクリーンに投影した。制作には京都万華鏡ミュージアムの伊藤知子館長(64)と専属庭師の北山安夫さん(65)が当たり、生命の輝きや一期一会を表現した。
夜間特別拝観は14日から5月6日まで。受け付けは午後5〜9時半(10時閉門)。隣接する圓徳院も境内をライトアップする。拝観料が必要。
|



今後もチェックよろしく。笑

