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ワールドカップへのカウントダウン、

    
J SPORTS


9月20日(金)に開幕するラグビーワールドカップまで、あと120日、日本ラグビー日本協会から、ラグビー日本代表の今後の活動スケジュールが発表された。

2月から「ファンデーション1」と呼ばれた日本代表候補合宿、特別編成チーム「ウルフパック」として臨んだ6試合、サンウルブズの試合などで強化してきたが、6月からラグビー日本代表がワールドカップに向けて本格始動する。

6月3日(月)に合宿のメンバー(40名程度)発表を行い、9日(日)から7月17日(水)まで3回の宮崎合宿を敢行。

その後、

7月21日(日)から岩手・盛岡でフィジー代表トンガ代表アメリカ代表と対戦するPNC(パシフィック・ネーションズカップ)に備える。

フィジー遠征から戻ってきた後、8月18日(日)から28日(水)まで北海道・網走で合宿を行う。

9月2日(月)がワールドカップ最終スコッド(31名)の締め切りのため、その前にワールドカップのメンバー発表会見が行われる予定だ。

ラグビー日本代表は、まずは宮崎の地で力をつけて、PNC、そしてラグビーワールドカップへの準備を進める。

◆ラグビー日本代表 活動スケジュール

・6月03日:宮崎合宿メンバー発表
・6月09日〜6月19日:宮崎合宿
・6月23日〜7月03日:宮崎合宿
・7月07日〜7月17日:宮崎合宿
・7月21日〜7月25日:盛岡合宿
・7月25日〜7月28日:釜石へ移動
7月27日:フィジー代表戦 @釜石鵜住居復興スタジアム

・7月28日〜8月01日:堺合宿
・8月01日〜8月04日:大阪へ移動
8月03日:トンガ戦代表戦 @東大阪市花園ラグビー場

・8月04日〜8月12日:フィジー遠征
8月10日:アメリカ代表戦 @ANZスタジアム
・8月18日〜8月28日:網走合宿

※9月2日:ワールドカップ最終スコッド(31名)締切

チケット販売は好調も、日本ラグビー界に残る課題

   
VICTORY


ラグビーワールドカップ日本大会の開幕まであと4カ月強。街角には広告やマンホールが開催をアピールし、大会認知度は上昇傾向にある。
チケットの売り上げも上々のようで、本稿執筆時点では販売予定枚数となる180万枚のうち130万枚以上が売れているとのこと。現在のチケット売り上げの背景や展望、チケット売り上げでは測れないラグビー界の解決課題をレビューする。

「12会場ごとのチケットの販売状況を、(ラグビーワールドカップ組織委員会の)チケッティング部門、マーケティング部門、広報部門、地域支部とシェア。(各開催都市の)エリアに特化したチームを作り、状況に応じたプロモーションをおこなってきました」

こう語るのは、ラグビーワールドカップ2019組織委員会(組織委員会)のチケッティング・マーケティング局の大内悠資氏だ。

3月下旬の公式発表によると、すでに販売されているチケットのうち海外が占めるのは約3分の1。ボリュームゾーンはラグビー発祥の地たるイングランド、アイルランド、オーストラリアといったラグビー強豪国のファンだが、オランダ、ドイツなど大会に出場しない国でも興味が示されているという。さらに組織委員会が注目するのはアジアからの申し込みだ。今回はアジア初の大会とあり、アジア諸国からのニーズが前回以上に高まっているという。

国際リーグのスーパーラグビーへ日本から参戦するサンウルブズは、日本のみならずシンガポール、香港でも公式戦を開催。準ホーム扱いでのアジア諸国でのゲームでは集客に苦しんだものの、競技普及の面で一定の効果は示したと言えそう。改めて、2020年限りでのリーグ除外決定は悔やまれる。

2002年のサッカーワールドカップ日韓大会と同様に、市井に競技の面白みを伝播しそうなラグビーワールドカップ日本大会。ここまでのチケット販売状況を鑑みたら、最近興味を持ち始めたファンがグラウンドに行けないようにも映ってしまう。

しかし実際は、まだまだ観戦のチャンスは多く残されている。何と5月18日に第3次一般販売という販売機会がスタート。ここでは、大会を運営するラグビーワールドカップリミテッドが追加でリリースするチケットを早いもの順で買える。

同31日には、チケットのリセールサービスのサイトも開設される。リセールサービスとは、すでにチケットを購入したものの事情があって試合を観に行けなくなったファンがチケットを再販する仕組みのこと。この枠組みで売られるチケットは定価で、売り上げの98パーセントが売り主の手元に入る(残り2パーセントは手数料)。

悪質な転売サイトを抑止する役割も期待されるリセールサービスは、志半ばで観戦を断念するファンと観戦実現に一縷の望みをかけるファンを繋ぐ架け橋となりうる。このリセールサービスが継続的に機能することで、チケット販売サイト上での人気カードの表示が「売り切れ」から「在庫あり」に切り替わる瞬間がありそうだ。

大会直前期の8月には第4次一般販売がスタートする。第3、4次でどれほどのチケットが日本へ戻されるのかは見えない部分が多い。そのため組織委員会にとっては大会直前期に膨大な量のチケット販売が課されそうだとも取れるし、国内のファンにとっては再びプレミアチケットの入手が叶いそうだとも取れる。大内氏は展望する。

「すべての会場で満員になるのを目標に掲げています。その目標は、非常に良い形で狙える進み方をしています。引き続き、全てのステークホルダーさんと一緒に準備をしていきます。例えば、各地域のローカルメディアの方々に向けた露出をより増やしていきます。チケット公式サイトにID登録し、すでに興味を持っていただけているファンの皆様にも引き続きプロモーションをおこなっていきます」

キャッチコピーで『一生に一度』と謳われる大会は、徐々に盛り上がりの下地を作りつつある。もっとも最大の検討課題は、大会後の競技文化の醸成である。

組織委員会は、ワールドカップ日本大会という祭りを盛り上げるタスクフォースだ。祭りが済んだ後の後片付けや日常の暮らしをよりよくする役割は、公益財団法人日本ラグビー協会に課せられる。常任理事会でほとんど諮られないままサンウルブズのスーパーラグビー除外が決まった状況下、今年6月に決まる新しい執行部がいかなるビジョンを示すか。日本代表戦の集客量以上に注視されたい。

23歳プロップ木津悠輔


 代表候補合宿に追加招集 ラグビーW杯へ前進

   

西日本スポーツ

 

9月20日開幕のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に向け、九州の無名校の星が日本代表争いでアピールを続けている。大分・由布高出身のプロップ木津悠輔(トヨタ自動車)。中学まで剣道に打ち込み、ラグビーを始めた高校入学時は消防士を目指していた異色の経歴を持つ23歳は、2月に日本代表候補合宿に追加招集され、晴れ舞台に立つチャンスをつかんだ。屈強な外国出身選手に負けないパワーを強みに「下克上」を狙っている。 (大窪正一)

【写真】インタビューに応じる木津

 ワンチャンスをものにした。2月の日仏チャリティーマッチ。トップリーグ選抜で出場した木津は、フランス1部リーグの強豪クレルモンの選手相手に力強い突破や突き刺さるようなタックルで大暴れした。日本代表の強化指導陣が視察した“御前試合”。「短い時間で自分を出すことを考えていた」と猛アピールに成功し、日本代表候補合宿に追加招集された。

■強化試合で先発
 合流直後は萎縮する面もあった。「毎日自分の足りない点を気づかされて受け身になっていた」。指導陣にも指摘されて吹っ切れた。「多くチャンスが転がっているわけではない。自分の立場も確立されていない。まずは自分の持ち味を出そう」。3月末のスーパーラグビー(SR)・ハリケーンズ下部チームとの強化試合初戦で先発するなど存在感を発揮。日本代表の藤井雄一郎強化副委員長は「若いし、伸びしろがある」と語った。

 木津は小学3年から打ち込んだ剣道で2段の腕前。中学3年で体重98キロの“大型剣士”は、体格を見込まれて地元の由布高ラグビー部に誘われ「やってみるのも面白いかな」と興味本位で始めた。大分舞鶴高のような強豪でもなく、競技は高校でやめるつもりだった。

 「卒業後は地元で消防士として働きたかった。恩師には『大学でプレーを続けろ』と口酸っぱく言われたが最初はその気はなかった」。当時はナンバー8。だが肉体を使う仕事に憧れただけに「試合後の充実感がたまらなくなった」。2年の終わりに恩師に方針転換を明かし、全国的な強豪の天理大に進んだ。

 大学入学後のプロップ転向が花園経験もない無印ラガーの人生を変えた。「細かい技術で他の強豪校出身選手に劣るなら、パワーを生かそうと」。1年から関西大学リーグ出場を果たし、全国大学選手権で4強入りした3年時は日本代表予備軍の「ジュニアジャパン」にも選ばれた。

■パワーを生かす

 「無名校出身だからこそ、ここまでいろいろな発見や経験をさせてもらった」と歩みを支えてくれた全ての人に感謝する。頑健な体の土台をつくったソウルフードを問われると「(出身地大分県由布市の)由布院駅前の『焼肉五番館』。カルビが絶品。家族でよく行っていたし、今年の正月も食べたばかり。後は母の唐揚げですね」と笑みを浮かべた。

 「木津」といえば、2015年の前回W杯で活躍したフッカー木津武士(日野)を思い浮かべるファンの方が今は多いだろう。強化試合は残り1試合。6月の宮崎合宿は現在のメンバーから絞り込まれる。「目の前の練習、試合の積み重ねの先にW杯がある。ここまできたらW杯をつかみたい」。厳しいポジション争いは覚悟の上。闘志を燃やし「木津悠輔」をメジャーにする。

■追う立場の木津 右プロップ争い
 スクラムの最前列で組み合う3人を「フロントロー」と呼ぶ。左から左プロップ(1番)、フッカー(2番)、右プロップ(3番)の順に並ぶ。プロップとは支柱の意味。木津のポジションである右プロップは、組み合うと頭の両側を相手に挟まれ、両肩に相手の体重がかかる。首が太くて体重が重く、がっしりした体形が向いている。

 右プロップの日本代表争いは大分・日本文理大付高出身の具智元(ホンダ)が1番手。183センチ、122キロの世界レベルの体格を生かしたスクラムが強みで、タックルも激しくジョセフ・ヘッドコーチの信頼も厚いが、故障がやや多いのが気掛かり。2番手は前回W杯も経験した33歳のベテラン山下裕史(神戸製鋼)。サンウルブズで武器のスクラムで存在感を示し、評価は急上昇中だ。右代表のプロップ枠は2、ないしは3。運動量豊富でスクラムも突破力もある木津は、ナンバー8から転向した同じ突破力が武器のバル・アサエリ愛(パナソニック)、経験豊富な浅原拓真(東芝)らとともに追う立場だ。

リーチは欠場 ラグビー日本代表候補、強化試合登録メンバーを発表

    
デイリースポーツ

 
日本ラグビー協会は10日、強化試合ブランビーズB(2軍相当)戦(12日・キャンベラ)に臨む日本代表候補特別編成チーム「ウルフパック」の試合登録メンバーを発表した。

 ナンバー8姫野和樹(トヨタ自動車)、WTB福岡堅樹パナソニック)らが先発。恥骨の炎症から復調途上のリーチ・マイケル(東芝)はベンチ外となった。

 試合登録メンバーは以下の通り。

 ▽先発メンバー

 1 中島イシレリ(神戸製鋼)

 2 坂手 淳史(パナソニック)

 3 バル・アサエリ愛(パナソニック)

 4 ジェームス・ムーア(宗像サニックス)

 5 ヘル・ウベ(ヤマハ発動機)

 ◎6 ピーター・ラブスカフニ(クボタ)

 7 布巻 峻介(パナソニック)

 8 姫野 和樹(トヨタ自動車)

 9 流   大(サントリー)

 10 松田 力也(パナソニック)

 11 福岡 堅樹(パナソニック)

 12 中村 亮土(サントリー)

 13 梶村 祐介(サントリー)

 14 レメキ・ロマノラバ(ホンダ)

 15 ウィリアム・トゥポウ(コカ・コーラ)

 ▽以下リザーブ

 16 堀越 康介(サントリー)

 17 稲垣 啓太(パナソニック)

 18 具  智元(ホンダ)

 19 大戸 裕矢(ヤマハ発動機)

 20 ビンピー・ファンデルバルト(NTTドコモ)

 21 徳永 祥尭(東芝)

 22 田中 史朗(キヤノン)

 23 立川 理道(クボタ)

 24 尾崎 晟也(サントリー)

 25 松島幸太郎(サントリー)

 ※数字は背番号、◎はゲームキャプテン

W杯認知度、初の7割超=ラグビー

   
時事通信

ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会組織委員会は9日、大会認知度調査の4月5〜8日実施分が、過去最高の71.6%に達したと発表した。2015年9月の調査開始から初めて7割を超えた。昨年9月の前回調査は68.3%だった。

 これまで認知度の低かった20代の若年層が大きくアップし、男性が4.8%、女性が7.8%の上昇だった。

 調査は全国の20〜69歳を対象にインターネットを通じて実施。5万4777件の回答を得た。 
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