川本かんとく陸上日記

川本監督@福島大学は、一体どんな生活をしているのか

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4×100mR 45秒01:日本学生新

44秒台に届かなかったので、自慢するのを忘れていました。
45秒01は、速いですよ。

44秒台突入のシミュレーションは、
1走が90mを11秒0。
バトンパスタイム(バトンがリレーゾーンの中にあるタイム・EX:1走の入から2走の出までのタイム)がそれぞれ2.3秒で、3カ所合計6.9秒。
2・3走者の出から入までの80mを8.7秒。
4走の出からフィニッシュまでを9.7秒。
これで、45秒0ですね。

バトンパスタイムは2.3秒ということはないでしょうが、2.20秒は難しい数字です。
2.25秒くらいでしょうか。
そこがバトンパスの練習ですね。
そうなると44秒台に入れます。

1走の11秒0というのは、コーナーで出すのは難しい数字です。
実際にナショナルでも、10秒7くらいです。
これは、石田さんを起用してからの数字で、それまでは、10秒75から10秒97くらいでした。
雉子波が10秒80と安定していました。
このころの雉子波のアベレージが11秒6〜7くらいだったので、
うちの学生は、11秒0は少し難しい数字です。
1走を11秒7くらいの選手で起用できたら、簡単ですが・・・・
予選で、11秒1台で走った熊谷を起用。
ただ、リレーが3本目の熊谷に力が残っているかは、疑問でした。

あとは、それぞれの疾走タイムです。
2走の8秒7の後半から8秒8台は、栗本がコンスタントに出すタイムですが、8秒7を切るのは、難しいですね。
代表では、追い風に乗った旬の頃の新井ちゃん:8秒33があります。
11秒5が当たり前の新井ちゃんでしたから、このくらいは当然。
3走の8秒7も難しいですよ。
松田が、時々8秒5台で行くことがありますが・・・・これは、ナショナルと同レベルです。
ただ、松田は200の予選が良くなかったので、今回は、控えに。
2走は、丹野を起用することは、5月の静岡合宿の走りを見て決めていました。
で、3走は、栗本。
昨年はずっと2走としていい走りをしてきました。
今年もバックストレートをいきたかったのですが、丹野の後半も魅力です。

丹野は、普段は自分のスピードをコントロールして走ることに徹しています。
これが練習だから、どうしようもありませんが・・・・
アンカーに起用すると、前に人がいないので、きっと力を出し切れないで終わる畏れもあります。
で、前にまだ人がいる2走に起用しました。

バトンパスの練習は、丹野だけ2走限定で、それも予想されるオーダーで練習。
他のメンバーは、どこでも誰とでもやれるようにいろんなパターンで練習をさせました。
この子達のリレーの技量を上げることが重要です。
ですから、福島大はどんなオーダーでもこなせます。
自由自在にオーダーを組むことが可能です。

栗本は、1,2年生の頃は3走を走っていました。
3走をやらせたのは、ナショナルチームに入ったときにどこでも走れるようにするためです。
代表入りする選手達は、ほとんど4走の経験しかありません。
そのためにバトンを渡せない!
3走の時は、右手が出せない!
逆の構えができない!
など・・・・
直線は速いのですが、ちゃんとチームとして機能するには、時間がかかります。

栗本などの才能のある選手は、代表で活躍して欲しい!
と、考えるのは、当たり前のことで、少しずつ修行をさせておくのが親心。
ここで、これまで巻いてきた種が芽を出します。
栗本3走で決定。

アンカーは、このインカレに安定した心を持つことができた長島を起用。
4走は30m+90mのタイム9秒7が目標ですが、学生で10秒を切るのは至難の業です。
9秒6・7が代表レベルです。
ナショナルで9秒3台もありますが、基本的には、競り合って走る機会がないので、タイムが出ないのかも知れません。
福島大も、独走と考えていましたので、状況から4走のタイムを引き出すのは難しいと思っています。
そこで、4走は心の強さとか落ち着きを求めました。

このインカレは、長島がひと皮むけた大会でした。
そう言う意味からも、文字通り4走ではなく、アンカーを任せていいと判断しました。
大成するには、もう少し時間はかかると思いますが・・・・
優勝直後に「明日のマイルはこのメンバーで!」と言ったとき
みんなが「エッ!?」という顔をする中
長島は即座に「走ります!走りたい!!」と答えました。
成長した証と取りました。

オーダーは、長島、丹野、松田、栗本もあったのですが、
今回は、長島をアンカーに置くオーダーで良かったと思います。

念願の44秒台は出ませんでしたが、45秒01は、夢のようなタイムです。
96年が初入賞だったと思います。
47秒3くらいがチームベストで、4組1着+4の4番目で決勝へ。
この時のアンカーは、2年生の吉田真希子(400と400Hで3位)。
5位入賞でした。総合はたぶん10何位。

98年に46秒65を出して、47秒の壁を突破。
インカレで4位に入れて大喜びをしました。
やっと30点を超えるチームに成長。

2000年に大型ルーキー二瓶秀子の力を借りて、45秒31(池田、茂木、廣田、二瓶)の日本学生新。
01年は46秒止まりでした。46秒06(池田、高橋、廣田、二瓶)
02年:45秒98 久保倉・高橋・木田・池田
03年:45秒27 長島・高橋・栗本・木田 学生新
04年:45秒79 久保倉・高橋・栗本・木田
05年:45秒19 長島・栗本・松田・渡辺 学生新

よくぞここまで来てくれた!という感じです。
雉子波が学生(89〜92年)の時に48秒台で走れたと記憶しています。
今でこそどこの高校でも47秒台で走りますが、47秒台で走ったときは、夢のような気持ちでした。

現在、インカレは7連勝中です。
連勝よりも、44秒台にこだわったチーム作りをしていきたいものです。
学生が速くならなくては、日本の女子のレベルは向上しません。
今回、インカレでは、2位浅井学園大が45秒71。
中央、日女体が46秒06、そして8位の仙台大も46秒51と
着実にレベルは上がっています。
高校生のチームで、何チーム決勝にいけるでしょうか?
以前は、高校生が優勝できる!くらいのレベルでした。
高校3年生のチームと日本選手権リレーを走りたいですね。

福島大が44秒をコンスタントに出すようになると、学生は45秒台が当たり前になってきます。
大切なことは、「福島大が」というところ。
他の大学でもいいのですが、それでは、川本が個人的に困る!

400Rをきちんと走る機会は、日本インカレと日本選手権リレーくらいです。
秋の横浜でもう一度、44秒を狙いたいと思います。
それまでに、11秒7のスプリンターを4人揃えることが先決ですね。
では、秋を楽しみにしていて下さい。

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