川本かんとく陸上日記

川本監督@福島大学は、一体どんな生活をしているのか

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午前中の最初の仕事は、書類作成。
まずは、カタールへの「私事渡航届」
ついでに東北インカレの「研修届」と静岡の「研修届」
大学では、法人化に伴い、「勤務時間申告書」を毎月提出しなければならなくなりました。
で、4月分を作成、提出。
4月は勤務を要する日が20日でした。
そのうち2日は、おばあちゃんの葬式で年休を取りましたから、実際は18日勤務です。
申告書には、入校時刻と退校時刻を記入します。
で、何時間大学に滞在?していたかを出してみました。
というか、エクセルが簡単に出してくれました。
4月の大学滞在時間は、211時間35分でした。
1日8時間×18日=144時間でよかったんですね。
休日出勤、サービス残業なんて言葉は、大学教員にはありません。
全ては、自分の裁量に任されています。
でも、こうやってみると、結構働いていますね。
頑張った4月でした。
でも、周りには、もっと、もっと働いている人がいます。

3コマ目は、大原看護学校で非常勤。
今日は、急に気温が上がって、ちょっと学生さんは大変でした。
川本は、外には慣れているので、へっちゃら。

大学に戻り、取材の対応。
広報担当の坂水がいないときに限って、取材の確認が入ります。
普段も入っているのかも知れませんね?
坂水がちゃんと処理をして、自分が知らないだけかも・・・・

今日は「報道ステーション」で「夢の7m池田久美子」の放送予定でしたが、ニュースが多すぎるとのことで中止になりますという電話が入りました。
でも、走幅跳の疑問点が多すぎると言うことで、ディレクターさんから明日勉強に行きます!と連絡が・・・・

ミズノ仙台からウィンドブレーカーのマークの確認。
途中で、どうもいいアイディアが浮かばなかったので、作業中の青木の頭を借りることに。
絵心バツグンの青木ですから、きっといいマークを描いてくると思います。
期待大。

池田からドーハ着の電話が入りました。
18時以降にならないと、熱くて、暑くて、練習どころではないそうです。
最高気温が40度と言っていました。
水分補給だけ、念を押しました。

今日は、研究室に一人だったので、考えをまとめるのには、いい1日でした。
明日からOLたちと賑やかに暮らします。

自慢するのを忘れていたわけではないのですが、自慢していませんでした。
44秒80が2006年のベストシーンです。
2日間の日記の抜粋を・・・

<第1日 10/27>
400Rの予選は、熊谷、松田、栗本、渡辺のオーダー。
昼間の時間帯だったので、オーソドックスなオーダーで記録をねらいに。
このオーダーで、先々週新潟で45秒3をだしています。
今日は45秒51で沈没。

準決勝は、来季に向けて1年紺野の1走としてのテスト。
決勝のオーダーも頭に入れて、紺野、栗本、松田、熊谷で組みました。
オーダー用紙を出しに行くと「変更は1名ですね」
1走から、予選の走順と照らし合わせながら確認開始。
1走、2走、3走と進むうちに????
「全部違うんですか?」
オーダーの固定はありません。
その時の監督のひらめきに対応できるようにみんな準備しています。
絶対にこっちの方が、力がつきます。
直線しか走れません、曲線しか走れませんでは、話になりません。
みんながどこでもやれるようになってくると、その競技者のいろんな可能性が出てきますし、チーム(コーチ)としても楽しめます。
準決勝は、17時過ぎのレースなので、気温も下がっています。
無難に走ることを指示。
45秒60で通過。

<第2日 10/28>
400Rは決勝。
15時ちょっと前のレースなので、記録を狙うには、コンディションは絶好です。
いい時間の決勝というのは、大切ですよね。

熊谷、丹野、松田、栗本のオーダーで44秒台に挑戦。
ナショナルが43秒台、高校記録が45秒台なので、学生記録はどうしても44秒台が欲しいところです。
44秒は川本の「悲願」でもあります。
栗本、長島、熊谷を預かったときから、この娘達と44秒を出す!と決めていました。
長島は、9月末の転倒からの回復が十分でないので、今回はお休み。
当人は、朝早く福島から応援に来ました。
長島は、今年11秒7台で走り、やっと復調というか、大学生らしい走りに変わったのですが、ケガはどうしようもありません。

代走?は松田ということになります。
松田が、長島の11秒7の走りにどのくらい近づけるかが、44秒のカギとなります。
松田のチェックは、昨日の2走、3走で確認済み。
充分いけるという確信がありました。

4走を誰にするか?
丹野は、400の競技者なので、自分でしっかり走るというより、前を追った方が実力を発揮できそうです。
ということで、2走を任せました。

と、なると栗本か松田が4走。
4走は、自分でしっかり走れないとタイムが出ません。
栗本はリレーでは部類の強さを発揮します。
区間タイムなどは、ナショナルクラスです。
昨日の2レースを見ても、周りの競技者が止まって見えるほど(ちょっとJARO?)素晴らしい走りを見せます。
本当に格の違いを見せつけます。
これでベストが11秒8台?誰も信じません。
11秒5台のスピードです。
でも・・・・・100のレースになると、この走りがなくなります。
前に誰かいるか、バトンを渡す相手がいると目標があって、いい走りを持続できます。
つまり、4走にはあまり向かないタイプでした。
役者さんでいうと、名脇役。
これまで栗本は、400R日本インカレ4勝、日本選手権3勝、素晴らしい戦歴ですが、いずれも2走、3走での起用でした。
バトンがうまく、力もあるので勝負所で起用したというのもあるのですが・・・

その栗本が・・・・昨日の準決勝のアップで、主役を任せてもいい!!というか、主役は絶対君だ!というくらい輝いた顔をしました。
決勝のレースの主役は栗本!このとき決めていました。

栗本が長島の思いと共に45秒のトビラを破り、44秒の世界に突入!できると・・・・・やはり単独チームで44秒に入るには、フィニッシュラインを駆け抜ける女優が必要です。
予選、準決勝とオーダーを変えていったのは、44秒台のための主役探しだったのかも知れません。

決勝のレースは、熊谷、丹野、松田ともいい走りでした。
初オーダーとは思えないくらいバトンパスも満足行くものでした。
栗本にバトンが渡ったとき、それまでの流れから44秒9の後半か45秒0台の感じがしました。
栗本の走りは、抜群を通り越して、本当に速い!
神がかりの素晴らしい走り。
雉子波が100の日本記録を出したくらいのスピード感でした。

栗本を目で追っていくと、タイマーが目に入ります。
41秒から見えました。
45秒のレースでは、レースを追っていくと、41という数字は見えません。
もしかしたら、もしかしたら・・・・・

「44」でタイマーが止まった瞬間は、はっきり見えましたが、その後は、涙でタイマーがかすんでしまいました。
熊谷、丹野、松田3人もよく走りました。
彼女たちが、速いタイムで4走にバトンをつながなかったら44秒はあり得ません。
でも、栗本の爆発的な速さが「44秒80」まで、突き抜けてくれたのだと思います。
しばらく興奮が冷めませんでした。

5月5日(土)大阪国際グランプリ陸上で3分30秒53の日本新記録樹立

木田真有(ナチュリル)・丹野麻美(福島大)・久保倉里美(新潟アルビレックスRC)・吉田真希子(ナチュリル)のオーダー。
ラップは木田:53.64、丹野:50.83、久保倉:52.03、吉田:54.03。
2001年に杉森(京セラ)、柿沼(ミズノ)、信岡、吉田のオーダーで樹立した3分33秒06を破るのに6年もかかってしまいました。

ナショナルチームのタイム推移は
02年 アジア大会  3分33秒23 杉森・柿沼・木田・吉田
03年 アジア選手権 3分36秒09 坂水・木田・久保倉・湯野(筑波大)
04年        なし
05年 アジア選手権 3分33秒54 久保倉・丹野・木田・吉田
06年 アジア大会  3分35秒08 木田・久保倉・竹内・丹野

福島大は・・・・
01年 3分44秒43 久保倉・坂水・原田・木田
02年 3分37秒66 坂水・木田・竹内・久保倉
03年 3分38秒60 久保倉・竹内・坂水・木田
04年 3分36秒73 丹野・久保倉・坂水・木田
05年 3分38秒36 金田一・丹野・栗本・青木
06年 3分36秒93 青木・栗本・松田・丹野

01年は日女体大、埼玉栄高、東京学芸大が上にいました。
木田・久保倉・坂水が1年生です。
02年の記録が伸びたように、1年間でこの3人が力をつけました。
ただ、3年・4年と足踏みをしてしまいました。
丹野の加入でやっと36秒。
ここいらが悔やまれるところです。
日本が足踏みをしたのは、福島大のレベルが上がりきれなかったのが、原因かも知れませんね。
学生をどんどん速くしないと、レベルアップは望めません。
それにしても、01年に続いて07年も吉田がメンバーに入っています。
吉田が凄い競技者ということは間違いない事実です。
が、何年もトップでいる吉田を褒めていいのか?
若手の奮起がないのか?

400mH:久保倉・日本新

4月30日(月)静岡国際陸上で久保倉里美が400mH・55秒71の日本新記録を樹立。

若干あやしいところもありますが、通過タイムです。
1台目 06.57
2台目 10.77 4.20
3台目 15.20 4.43
4台目 19.63 4.43
5台目 24.23 4.60
6台目 28.87 4.64
7台目 33.84 4.97
8台目 38.78 4.94
9台目 44.05 5.27
10台目 49.52 5.47
F   55.71 6.19

吉田真希子(55秒89)に続いての55秒台です。
400mで55秒で走るのも大変なのに・・・・
なんて、素人的に思ったりしました。
ちょっと、凄い!

朝、ちょっと寝坊。
少々焦りながら、ホテルをチェックアウト。
タクシーで東京駅へ。
8:20の新幹線の予定です。
これに遅れると、次は9:00。
そうなると、本練に間に合わなくなります。
東京駅でダッシュ!
発車2分前にホームに到着。
おっと、朝食がまだでした。
サンドイッチと野菜ジュースを買って、シートに腰を下ろしたところで、発車。
幸運気は続いていますね。

こういうので、自分の運を計るといいですよね。
ダメと出ても、いいんです。
ダメな気をいい運気にするには、どうしたらいいか?を考え、
運気が向いてくるようにすればいいだけです。
逆にいいときは、その運が落ちないように注意する!
こっちの方が大切ですね。
何でもそうですが、手に入れにくいもの(有り難いもの)を手に入れたら、落とさないように、なくさないように大切にします。
それを自分の人生でやればいいんです。
生き方を変える!簡単なことです。

10時前に福島に到着。
自宅に戻り、ジャージに着替えて、大学へ。
ちょうど、本練が始まった時間でした。
3分の1くらいは、信夫ヶ丘に試合に行っているので、練習を見るには、ちょうどいいくらいの人数でした。

今日は、ちびっこも同じグランドで練習しています。
練習の終わりに二瓶コーチが、昨日の日本新のことを小学生に教えていました。
クラブの子ども達は、ニュースは知ってるのですが、「一緒のグランドで練習している・・・・」の説明が大切。
子ども達が、夢と希望を持つことは、本当に大切。
二瓶の説明を聞いて、ちびっ子達の目がまたキラキラと輝きました。
すごく、いい光景でした。

午後は、研究室で仕事。
休みでもメールは、入ります。

16時過ぎに自宅へ。
昨日のVTRを観て、新入生歓迎会の中華料理店へ。
100名を超える飲み会なので、会場確保が大変です。
ホテルや式場というのも、大学運動部の新歓には、ちょっと合わないような感じがします。
やっぱり、飲み会は、座敷。
でも・・・・この人数で、学生さんに寛大なところと言うと・・・・いつもの中華料理店しかありません。
女将さんが、毎回新人にガンバレ!ってお花を一輪ずつプレゼントしてくれます。
本当に心のこもったもてなしです。
今日も騒いでしまって、ごめんなさい。
3階には、大宴会場の向かい側に小部屋もあるのですが、そこにお客さんを入れないで、思う存分楽しんでください!なんて嬉しいことも言って下さいます。
応援団は、大切にしなくては!

新歓は、大盛り上がり。
昔と違って、未成年者の飲酒には、うるさい世の中になってしまいました。
まあ、われわれオヤジは、飲むために働くけど、学生さんは働けるようになるために勉強ですね。
と言うわけで、うちのチームも新入生は、歓迎の乾杯を軽く一口飲むだけで、後はソフトドリンク。
代わって飲むのは、上級生ということになります。
非常に楽しい新歓でした。
どのくらい楽しいかって?
それは、吉田が福島空港からわざわざ駆けつけるくらい楽しい飲み会です。
吉田が空港に着いたのが、18:30。この時刻に新歓はスタート。
福島空港は、玉川村(郡山からシャトルバスで40分)にあります。
郡山に出て、福島まで在来線で1時間ほどです。
車で高速を飛ばして、宴会場まで90分。
吉田は、郡山在住です。
普通は、そのまま自宅に帰ります。
そとを新幹線に乗って、宴会場まで来ました。
そのくらい楽しい会です。たぶん。

新入生の前途を祝して、新歓は終了!
OLチームと2次会で少し飲みました。

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