コワイ安倍内閣(3)

 この趣旨に、稲田をはじめ閣僚のほぼ全員が賛同し会員になっている。稲田は道徳規範を教育勅語の核だと詭弁を弄しているが、本末転倒である。彼女は(閣僚は)教育勅語の核心が「主権在君ならびに神話的国家観にある(48年衆議院議決)」ことを、百も承知であるはずである。
 内閣の決議は、この核心に触れずに教材として使うことがあたかも可能であるかのような言い逃れをしている点で国民を愚弄している。教育勅語を教材として使うことは必然的に憲法98条を犯すことにならざるを得ない。これまでも平然として安倍内閣は憲法を蹂躙してきたが、ここにきてその体質を鮮明にしてきた。
 恐るべき内閣である。国民の各論反対総論賛成の消極的支持で命脈を保っている内閣は早期に退陣させなければ、国民は不幸になるだろう。#

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コワイ安倍内閣(2)

 そもそも「国柄」をめぐる議論は、戦後70年を節目に改憲論がクローズアップされるのと軌を一にして広がりを見せていた。この流れは安倍内閣の誕生によって勢いを増した感がある。彼らが主張する「国柄」とはいうまでもなく新憲法の全否定により、明治帝国憲法の精神を復活させることにある。そのための「草の根」の運動が「日本会議」であり、実践的運動体の中枢が安倍内閣である。「日本会議」の特別顧問は、安倍であり麻生であるという。
 その「日本会議」の全貌は、すでに菅野完『日本会議の研究』などによって詳らかにされているが、ここでは文芸評論家の加藤典洋の指摘を紹介したい。彼は2014年の米議会報告書を引用しつつ次のように述べている。

   日本会議は、伝統的な自分の国の価値観の再興に向けた「草の根」
  の 「国民運動」をめざし、皇室を中心とした「美しい日本」を再建し、
  「教育の正常化」を推進し、改憲を通じて国の「自主独立」をめざすこと
  を趣旨とした団体である。


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怖い安倍内閣(1)

北朝鮮も怖いが、安倍内閣も怖い。先日「恭二として教育勅語を使用することを否定するものではない」旨の閣議決定がなされた。これは「親孝行や友達を大切にするとかそういう教育勅語の核の部分は今も大切なもの」だとする稲田防衛大臣の国会答弁を、彼女の個人的な信条を吐露したものだとする安倍のフォローが偽りであることを証明するもので、閣僚すべてが共有する価値観であることを自ら認めたものである。これを受けてさっそく文科大臣も教育現場での教育勅語の使用を認めたのは当然である。さらに道徳の教科書のパン屋を和菓子屋に差し替えるという笑えないエピソードも飛び出した。
こういう事態に直面して「コワイ」と思わないような良心的国民がいるだろうか。森本学園問題もこの観点からとらえ直す必要がある。たまたまテレビの画像に映った学園の看板に「肇国舎」とあるのを目にした人がいるだろうか。まさに皇国史観を建学の理念に掲げた学校であることは明らかである。
この精神に安倍夫妻が共鳴したところに事の発端がある。だから「水穂の国」の小学校建立の際に、賛同し寄付をすることは全く自然の道理である。これを否定する論理は成り立たない。逆に籠池から安倍に献金したら大問題だ。これが安倍の郷里の学校への寄付なら美談に終わるだろう。「寄付して何が悪い」と本来なら開き直るべきだった。それを意地を張ったところに国民は疑念を抱いた。

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格差

格差社会

先日、自分の子供を犠牲にして、その後も続けて児童手当を搾取していたという痛ましい事件が報じられた。
その額数十万円という。もとより若い親のモラルの欠如は大いに責められなければならない。
その日、JR九州の東証一部上場というニュースも流れた。会社の多角経営の努力を紹介し田中に、七つ星運行が取り上げられていた。三泊四日で150万円だという。
この二件のニュースを見て、愕然とした。経済的強者と弱者の典型を見るような気がしたからである。
日本のジニ係数は、安倍内閣になってさらに大きくなっているという。OECD加盟国の中でワーストテンの中ほどでアメリカに次いで悪い。アメリカは0.4だという。この数値はいつ暴動が起こっても不思議ではないものだという。
アメリカは目下、異常な選挙戦の最中だ。両候補に共通しているのは、新自由主義からの方向転換である。安倍さんのグローバリズムは世界の趨勢から見ると一周遅れだが、本人にその自覚がない。おめでたい御仁だが、国民は大迷惑だ。国民の経済格差はますます拡大するだろう。
貧困からくる悲劇もますます増えるだろう。その陰にひたすら耐えているあまたのけなげな貧しき者たちがいる。

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畑の雑草 すべりひゆ

イメージ 1畑の雑草 すべりひゆ


 トウモロコシを200本ほど収穫し、茹でて粒をもぎ、冷凍した。枝豆も同様に処理して酒のつまみの常備菜にした。
 これでほぼ夏野菜の大仕事は終了。それにしても今年の夏は例年になく除草に追われたような印象が強い。畑のみならず近くの別荘の雑草もすごかった。ヨウシュヤマゴボウは背丈が2メートル以上に伸びて繁茂し、蕨は1,5メートルくらいになった。
 畑の雑草で、特に手こずったのは「スベリヒユ」だ。ジャガイモ畑の600㎡のスベリヒユは、3日間午前中かけて取り除いたが、1週間後にはまた生え出した。隣の農家の畑が一面青くなった。妻が「そばを蒔いたのかしら」といったが、よく見ると「スベリヒユ」だった。こんなことは今までになかった。
「スベリヒユ」は株もとから分岐して多数の葉をつける。長さ30センチほどになる。葉の中心に数個の黄色い花をつける。
 
  つるされて一期しまひぬすべりひう

という江戸時代の俳句があるくらいだから、昔からなじみの植物だった。畑に放置しておくとすぐに蘇生する生命力の強い代物だ。畑の外に始末する。
 昔は若い葉をおひたしにしたというがまだ試食はしていない。

 

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