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攻守ともに大切なのは、余計なことを考えず、シンプルに戦うことである。
1球1球を大切にして戦うことが、勝利への近道なのだ。オリンピックの決勝という実力の拮抗するチーム同士の対決なら、なおさらのこと…。



そして麗華は、それを北京五輪までの2年間、封印することを上野に命じた。
「我慢しろ。あの高めのシュートは、最後に使え」
いかにも麗華らしい戦略だった。
かつての日本の4番打者であった麗華を彷彿させた。シドニー五輪の決勝、対アメリカ戦、麗華はアメリカのエース、リサ・フェルナンデスから先制本塁打を放ったが、彼女はそれまでの4年間、どのアメリカ戦でも、フェルナンデスのチェンジアップには決して手を出さなかった。
封印を解くのは、もちろんシドニー五輪。その決勝で麗華は、フェルナンデスのストレートを打つと見せかけておいて、チェンジアップだけを狙った。ただ1球の勝ちのために4年間を費やす。耐えに耐え、そしてまた「楽しみな日々」ダッタに違いない。



●チームとしてのルールづくり
1.挨拶
2.時間厳守
3.思いやり(相手の立場になってものごとを考えよう)
4.目配り・気配り・心配り
5.チームは一人のために、一人はチームのために
6.食事は好き嫌いなく、残さず食べる
7.午後2時半までの勤務時間内は、あてにされるOLに
  グランドでは練習に徹する

●勝つためのに練習をする(理解・知識)
チームの目標
 その日→その週→その月→年間の目標へ
 個人もチームも「やれたか」の確認と反省
 目標設定をし、その目標を達成できたかどうか
 なぜできたか、できなかったのか?
 目標を持った取り組みをさせる

●監督の考え・目標を理解させる
「ついてこれなければ、やめなさい」

●私を知ってもらう。と同時に選手を知ること
家族・血液型・出身県・高校の先生・長所と短所(本人・他人から見て)
姉妹でも違う(個性がある。個性を伸ばす)
叱っても大丈夫な選手か、ダメになるタイプか
ソフトボールをどれくらい知っているか

●コミュニケーションの場を多く(全体・学年・ポジション別に)
食事会・カラオケ・買い物などでリフレッシュ
チーム全員での行動・生活でソフトボール漬けに!



“アスリート入社”ではなくトイレ掃除係
「監督とは、社長代行であり用務員であることを忘れるなよ」
私の再就職を聞いて、サラリーマンの父がくれた一言だ。私も同感だった。



癖は直せないが、その癖を「使える癖」に修正することはできる。それには、とにもかくにも練習が大切だ。
欠点に徹底的にこだわって練習することによって、それを「得意技」にすることができる。もちろん悪い癖は直さなくてはならないが、悪いところを悪いと考える前に、どう活かしていくか、まずはそれを考えたほうがいい。

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