あきない

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 新入社員を「かまう」システムは、目新しいことのように思われていますが、よく考えてみると、実は昔の日本社会にはそれに似たシステムがあったことに気がつきます。

 それは「奉公」というシステムです。まだ会社という概念がなく、手に職をつけるには何か親方のもとで修行しなければならならなかった日本では、若者は少なくとも3〜4年間は住み込みで、「奉公」しました。そこでは仕事は親方に教わり、女将さんには社会人としての常識を教え込まれる。先輩には、いじめられながらも社会の厳しさを叩き込まれていく。つまり「かまわれた」のです。

 もちろんその間は無給で無休ですが、そうあるからこそ親方は若者に技を教えようとするし、若者はすべてを「盗む」ことに必死になれる。

 そうやって数年が過ぎ、ある程度仕事を覚えると、今度は独立のための「お礼奉公」が1年あって、そこで晴れて「暖簾分け」となります。ときに屋号をもらったり、商号に親方の名前の1字をもらったりするのは、弟子の独立時に「初速」をつけるための親方からの心遣いです。

これがなくなったのは、昭和22年に「労働基準法」が制定されてからのこと。戦後、あらゆる日本的価値が否定され、欧米社会の法律やルールが入り込んだときに、近代化のためにやむをえないことといえ、古き日本人の就労への知恵までも姿を消してしまったのです。


さらに私の経験で言えば、1980年代までは、大手企業では人事部あるいは教育部というところが主幹で、新入社員の教育をオリエンエーションという形でおこなってました。だいたい入社1ヶ月までは「会社のルールやしくみを学びながら、社会人としての基礎を覚えるためのプログラムでした。正式配属は早いところでも5〜6月から。場合によって9月まで研修期間という悠長な企業も多く、その間いろんな部署へ配属され、弟子入りのような形で仕事の基本を教わりました。当時、面倒だったり無意味に思えたこのプログラムが、いま思えば、いかに大切な「カマッテアゲル」しくみであったかと改めて認識させられます。

制作(原稿)まわりの改善提案が、制作渉外からあったらしい。

制作チーフにどうだったと聞いてみると、
「営業マン教育をしていかないとねって話でした」
とわかったようなわからないような…。

おしりに仕事が固まる、いわゆる締め切り間際に集中する。
その改善のための教育のようだ。
ただ、具体的に「何を」っていうことは決まってないらしく、
再提案をお願いしているとのこと。


これに関しては、
本来当たり前にすることを当たり前にやる、
しっかりチェックする、
徹底する、
ことで半分は改善されると思う。
ホントに基本としての当たり前のことを!

受注報告、
申込書先にもらう(受注生産)…原稿発注作成の優先順位もコレ、
24時間UP24時間初稿戻し
訂正は原則1回
戻しスケジュールの把握
…。

一人で抱えきらず、複数で協力・チェックしながら出来ないものか。

その1で「まずは指標を」ということを考えたが、ではその指標は…。
 
自分がこだわってたことだからかもしれないが、
やっぱり「入稿金額」と思ってしまう。
 
それは、「どれだけお金になったか」に直結するから。
制作マンはつくるのが仕事だから、アタック原稿も含めた制作額(本数)の方がいいのでは、
という議論によくなる。
アタックは没になると売上にならない。だヵら直接的にお金を生まない。
お金を生むアタックを選別し、制作しなければならない。
ローキャリアであれば制作額もありだが、少なくともリーダー職は入稿額だと思っている。
 
「量か質か」なんて話もよくあっるが、「質」のいい仕事をしなければ、入稿額は上がっていかない。
できあがった原稿という「結果」の質だけでなく、できあがるまでの「プロセス」も含めた「仕事の質」。
 
また、入稿額は営業サイドのメイン指標である「売上高」と同じ額になる。
様々な戦略・戦術づくり・カイゼンを試みるときにも、わかりやすいのではないだろうか。
 
一方、「質」という面をどう捉えるか。定性的なものなので測りづらく、これまででも課題であった。
原稿のクオリティー(質)というが、主観的要素が強い。
 
そこで制作マンの「仕事の質」を間接的に測る指標として2つ検討したい。
1.リピート率
2.応募・採用効果(効果測定)
 
個人の指標としてより、チームとしての指標の方がしっくりくるかもしれないが。
制作マンはどう思うのだろうか?
「営業企画」って言葉の響きはなんだかいいんだけど、何やるんだかやってんだかわかりづらい気がする。
ということで「クライアントサポート」っていうネーミングはどうだろうか、と思ったりした。
 
自分だけかもしれないが、営業企画のイメージとしてあるのは「セールスサポート」。
コレが占める割合が多いんじゃないかと思う。
それはそれで必要であるし、いいと思う。ただ、ちょっとツマンナイ。
 
そこで「クライアントサポート」。読んで字の如くでいけば、顧客支援。
少し営業企画的に言えば「顧客満足向上支援」といったところでしょうか。
でもここが大事だと思う。「売れるために」から「顧客満足をあげるために」へ。
「顧客満足があがれば売れる」し「売ろうと思えば顧客満足をあげる必要がある」。
結局、同じことをいっているだけなんだけど、
ネーミングから「目的・こだわり」がわかりやすいのがいいのではないかと…。
 
何やるかというと
・営業企画的な売るための企画づくり
・ツールの作成
・営業マンスキルの向上
 
から
・営業不在時のクライアント対応(初期電話対応とは異なる)
・インナーセールス(プル型営業)までいけたら理想的
 
そして
・採用実務ソリューション
・採用実務アウトソーシング
 
まで守備範囲にしてみたい。どうかなぁ…
 
昨日の会議では、同業他社と比べた制作の生産性の話もでていた。
具体的なデータは示されなかったが、ウチの生産性は低いとのこと。
ベテランぞろいなので、パワーはあるはずなのだが…。
 
ひとりの制作マンとして生産性を上げようとした時に、もっとも重要視するのが「段取り」ではないだろうか。
現状、外注を使わずすべて内制でこなしている。となると物理的に制作できる限界は自ずと決まってくる。
その最大値に近いところまでもっていくためには、どこまで計画的に制作できるかが勝負。
週ごとの〆切り、アルバイト採用という突発的なニーズ対応という制約の中でである。
 
・ヨミの把握
・訂正回数の最小化
・受注報告のリアルタイム化
・原稿発注スキル向上
…取り組むべきことは、ざっと考えただけでもいくつかあげられる。
 
ただ、まず第一にやるべきことは、「制作ボリューム」を計ること。
現在どれだけできているか、できていないか。
それもわからない段階でhowをいくら並べても上手くいかないだろう。
 
目標(指標what)を決め、チェックし改善していく。
気さえあれば、今の制作メンバーのポテンシャルであればきっとよくなっていくはずだ。
 

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