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富山地鉄デキはもう少し続きますが、今回はパノラマカーの記事です。
1年前の9月15日は、パノラマカー最後の生き残りの編成、7011Fの最後の廃車回送の日でした。
1年前はブログ開始前でもありましたので、ここでいつものように、コマ撮りの画像で振り返ってみたいと思います。
先日書きましたように、7011F最後の営業運転は押さえましたので(→記事)、この日の廃車回送についても、ぜひこの目で見て、記録に収めねばなるまいと、都合をすべて空けていました。
前夜教えて頂いた情報では、今回の廃回はいつもと異なり、当日午前4時台に舞木を出発するという異例のスジ。
もしかして、駅など各所に現れる、マニア対策だったのでしょうか。
いくら何でも、朝4時発車では暗くてどこも撮る所がないなと、私は築港線の撮影のみを計画していました。
予定は空けていたものの、寝坊をしてはいけないと一晩中時間を気にしてうつらうつらしていた結果、逆に睡眠が浅くて目覚めが遅くなり、当日気が付いたらすでに9時(何。
思えばこの悪い癖というか行動パターン、高校生の頃から何度となく繰り返しています(汗)
現在名鉄で自走廃回がある時は、築港線の朝の運行が終了した、10時頃大江発車になります。
この時間帯は名古屋高速が必ず渋滞しますし、すぐに準備して出発しても、どう考えても築港線の走行に間に合わない時刻でした。
パノラマカー最後の廃回ですし、今まであまり無かった、築港線内のミュージックホーン連奏をきっとやってくれる、涙のラスト自走シーンを見せてくれるはず・・・と思っていたのですが、とても間に合いそうにありません。
「もしかして大江出発が遅れて、運よく間に合わないだろうか」と淡い期待を持ちながら現地に向かいましたが、当然いつものように名古屋高速は渋滞。
現地に着くと、既にこの状態でした。
(右下クリックで拡大します)
淡い期待はもちろん叶うはずもなく、東名古屋港〜名電築港解体線へのロコトラック(軌陸車)の牽引シーンすら、終わっていました(T_T)
画像を見ると、右側に赤のフライキを持った誘導係員さんが見えます。
まさにちょうど、解体線への搬送が終わった直後、という感じです。
何とも間の悪い・・・
しかも、特製のカンバン(ヘッドマーク)が付いているではないですか!
この事態はうすうす予想していましたが、まさか本当に特別HMを付けてくるとは・・・
HMのアップ。
(右下クリックで拡大します)
PCに取り込んで拡大してから気付きましたが、意外と細かいデザインとレタリングがされていますね。
裏はパノラマの廃回でよく使われていた、「回送」のシンプルな文字入りの簡易逆さ富士。
4両編成の状態が、人がかぶらずきれいに見えた、最後のシーン。
(右下クリックで拡大します)
その直後、ロコトラックにより、2両づつに切り離されてしまいました。
(右下クリックで拡大します) 吊上げ準備のうちに、フロントアイなどを外されるモ7011と、仕事を終えて帰って行く”必殺仕事人”ロコトラック。
(右下クリックで拡大します)
フロントアイも外され、吊上げ準備完了。
(右下クリックで拡大します)
宙を舞う、モ7011.
(右下クリックで拡大します)
立ち会う係員さんたちも、記録のためなのか、記念のためなのか、写真を撮っているのが見えますね。
地べたに置かれてしまったモ7011.
(右下クリックで拡大します)
この時点までHMが外されなかったのは、係員さんの心、というべきでしょうか。
(それまでの廃回で「回送」板が付いていた時は、いつも吊上げ前に外されていました)
そして、再び吊上げられ、
(右下クリックで拡大します)
向こうを向いてしまいました。
(右下クリックで拡大します)
ここで私は撤収しました。
この後は、近くのオールドスパゲティーファクトリーで昼食、帰宅しました。
更に後から知りましたが、HMは前後で違うデザインの物が取り付けられていました。
そのデザインは2枚とも、さりげなく歴代のパノラマカーの逆さ富士の意匠を反映していて、昔から見ているファンなら「なるほど!」と思える凝った物でした・・・最後まで、こだわりのお別れをしてもらえたパノラマカー。
そして、居合わせたお仲間に動画を見せて頂くと、築港線内はMH連奏のほか、何と旋回ヘッドライトの連続グルグルシーンまであったそうで・・・
それらの事実を知ったら、ますます自分の出遅れが悔しくなりました(>_<)
気合が入った皆さんは、築港線のみならず本線の走行もものにされたとか。
舞木が朝4時発でも、神宮前付近なら何とか露出がある時間帯だったのですね・・・
そこまで気が回りませんでした。
・・・これで本当に、パノラマカーの走るシーンは、二度と見られなくなってしまいました。
(パノラマカーについてはいろいろ想うところがありますが、これまでも書いてきていますので、今回は割愛します。)
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パノラマカー
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復路の本宿では、舞木に向けての発車セレモニーがあり、ホームは当然のように激しく混みあったようでした。
私も、その場に立ち会いたい気はしましたが・・・ 先回も書きましたが、過去のパノラマ関連のイベントの経験からいって、舞木がこれまでにない大混雑をするのは、まず確実でした。
出遅れると、本当のパノラマカーの最後である、舞木入庫のシーンを見逃すおそれを感じたのです。
舞木に行ってみると、やはりというか、ここでは見たこともないほどの大量の車と人出で、パトカーまで出動する有様。 私も本宿カーブで撮影後、すぐに撤収して来たのですが、危なく車が停められないところでした。 以降は、舞木検査場での撮影です。 検査場の入口で待ち構えていると、 ミュージックホーンを連奏しながらゆっくりと入場してきました。(右下クリックで拡大します)
舞木の山に響き渡る澄んだ音色のミュージックホーン。 今までどこで耳にしたものより、印象に残るものでした。 この日の板をアップで。 「17622DAYS ありがとうパノラマカー」(右下クリックで拡大します)
入場していく7011F。 後部の展望室には、花束が・・・ (右下クリックで拡大します)
ゆっくりゆっくり進んで、 工場の前で、歩みを止めました。(右下クリックで拡大します)
見守る舞木の職員さんも、写真を撮っています。(右下クリックで拡大します)
この後、パノラマカーの最後のシーンをもっと近くで見てみたいと、前進しようとしたのですが・・・
あまりの人の多さで、前列に出られません。
そして、たくさんのギャラリーで視界が遮られて、カメラのレンズも前に出せません。
諦めかけたその時、偶然居合わせた63さんが、巨大脚立と、サンニッパレンズを、貸して下さいました。
感謝!
脚立に乗って、サンニッパで撮りまくります。
自分のレンズは200mmしかないので、あまり寄れず、これは本当にありがたかったです。
それにしても、サンニッパを持ったのは初めてでしたが、あんなに重いものとは思いませんでした(汗)
「この時!」とばかり、夢中で撮っていると、舞木の職員さんが後部の運転室に入り、
テールライトを切り替えて、ヘッドライトにして点灯してくださいました!(右下クリックで拡大します)
最後の最後でこのサービス。
やっぱり、復路を捨てて舞木に直行してよかった。
舞木の職員さんのサービスにも、感謝!
とにかくこのシーンを収められたし、ここで動きがなくなったので、これで撤収しました。
実はこの後時間がたって、建屋にパノラマが入庫していったそうなのですが、その時には、後部のヘッドライトを旋回しながら庫に入って行く、というシーンが見られたということです。
それは最近知ったのですが、最後の最後まで、舞木の職員さんもサービス満点だったようで・・・
やはり職員さんも、パノアラマカーに思い入れがあったということでしょうか。
少年時代、7000系は、カルダン車の頂点に君臨する「いちばんいい電車」と思っていました。
しかし高校の頃、国鉄に新鋭117系が登場した対抗で「白帯車」になった頃には、
「もう20年選手の車両に厚化粧して、相手は新車なのに、名鉄も芸がないな。他の私鉄なら、車令20年なんて、もう廃車だぞ」
などと、斜めから見るようになったりもしました。
社会人になってからは、時折通勤で当たるパノラマカーに喜ぶようになりました。
撮り鉄時代になって、末期には、たくさんの仲間と出会わせてくれる存在に変わっていき、今度は「ありがとう」の気持ちが・・・
パノラマカーには、時代と共に、いろいろな想いがありましたね。
(おしまい)
※画像はすべて、'09.8.30撮影
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すっかり忘れかけていましたが、1年前の2009年8月30日は、パノラマカーで現役で最後まで残った編成の、7011Fのラストランの日でした。
1年前はまだブログを始めておらず、ストックの写真もありますので、回想してみたいと思います。
撮影ポイント選定は本当に悩みました。
往路は豊明発で、本宿でバカ停があったため、追っかけも考えましたが、どこも激パなのは間違いなく、やはり運転区間内では随一の定番で絵になる、本宿カーブ1発に決めました。
当日は、通過約3時間前に現地着しました。
場所取り(謎)はしていたものの、未明や早朝から待機していた皆さんに比べてあまりのお気楽な登場ぶりに、ひんしゅくを買ってしまったことをお詫びします。m(__)m
私の覚えによりますと、あの2008年11月のフェニックスエンブレム復活の7001Fの時でさえ50人くらいだった本宿カーブの人出が、この日には最終的に120〜130人にまで膨れ上がることになりました。
皆さん周りとの兼ね合いでミリ単位でアングルを調整されていましたが、私は後から来た者の宿命で、さらに著しくアングルが制限される中、当該通過前にたくさんの列車で練習。
どうにかアングルを確保しました。
ご一緒した皆さんとの待ち時間の語らいは楽しかったですが、わずか3時間の待ち時間でも、からきし暑さに弱い私は、ダウン寸前。
この日お会いした仲間の皆さんに失笑を浴びつつ・・・(汗)
車中に戻って涼を取り、何とか本番にこぎつけました。
7011F 団7012レ '09.8.30 本宿〜名電長沢間にて (右下クリックで拡大します)
何とか決まりました。
とにかく、ラストランです。
絶対にピンを外してはいけないとか、カメラがずれないように、とか、非常に緊張しました。
この直前にパノラマスーパーが下って行きましたが、当該が徐行してくれたこともあり、辛くもカブリは回避。
ラストランにこのタイミングでカブリ!?と肝を冷やしました。
返しは撮るかどうか迷いましたが、過去の経験から、舞木へ最後に入場して行くシーンでは、間違いなく舞木周辺がものすごい混雑になるであろうことが予想できましたので、最後のシーンは何とか見たいと、舞木でのポジション確保を優先して、捨てました(涙)
・・・結局、これが私の、パノラマカーの”営業列車としての”最後の撮影になりました。
私の生まれた時には、もう存在していたパノラマカー。
あんなにたくさん走っていたパノラマカーが、こういう日を迎えるなんて・・・
現実とは信じられないような、不思議な気がしたことでした。
(つづく)
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本来なら12月26日に書きたい記事でしたが、なにぶん記事作成に不慣れなもので、X'mas Trainの7700系乗車記でいっぱいいっぱいになってしまい、タイミングが外れてしまいました。 こういうことは、今後頻繁にありそうです。どうぞご容赦を・・・(汗) さて本題です。 昨年12月26日は一日中、予定を空けてパノラマカーの最終定期運用に立ち会いました。 そのレポートです。 2008年12月19日、パノラマカーの定期運転最終日に先んずること1週間、名鉄から、 「7000系パノラマカー定期運行最終日とモノレール線営業運行最終日の行催事などについて」 というニュースリリースがありました。 当時のニュスリリース↓ http://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2008/1190141_1140.html 12月26日 6960G列車 普通常滑行き 太田川(9:11)発→常滑(9:37)着 =7043F 2090列車 普通東岡崎行き 犬山(19:13)発→東岡崎(21:29)着 =7011F 2197列車 東岡崎(20:29)発 普通岩倉行き(岩倉22:08着)=7041F ・・・が最終運用になるといいます。 しかも「最終定期運行列車に「ありがとうパノラマカー」の記念系統板を掲出して運行します」と書いてあります。 これは定期運用に残った7011F・7041F・7043F、この3編成の最終を何とか押さえたい、と思いました。 そして当日。 朝7時すぎ、おざようさんからの携帯メールで目が覚める。 おざようさん「常滑線に向かっています」。 「えっ!もう?」 私はよく朝起きるのがおっくうになり「やっぱ撮影もういいか・・・やめよっかな」と思ってしまうことがあります。 撮影をしなかったら、後で猛烈に後悔することは分かり切っているのですが・・・悪い習慣です。 おざようさんのメールに喝を入れられ(笑)、ようやく撮影に出かけました。 地元犬山近辺には、771列車(トSR4+P4キ)という有名な列車が朝やって来るのですが、それを撮影していると、肝心の折り返し6960G列車に間に合いません。 いつもは車鉄で沿線撮りばかりしている私ですが、この日については、名鉄線くまなく回る必要があったので、珍しく電車鉄をすることにしました。 「まる乗り1DAYフリーきっぷ」を買って出撃です。 最初は6960G列車の7043Fを押さえねばなりません。 常滑線は撮影ほとんど経験がありませんでしたので、撮影場所を迷いましたが、かつてキハ8500系の北アルプス間合い運用=515D(常滑発金山行き)を3回ほど撮りにった経験のある、朝倉駅にすることにしました。 6960G・7043F 朝倉駅にて 場所が空いているか心配でしたが、ホーム先端にスペースを確保、何とか撮影できました。 後続の電車で、激パ覚悟で常滑駅へ向かいました。 着いてみるとやはり大混雑。 カオスの中で、どうにか「ありがとうパノラマカー」の記念系統板を撮影 いつしか愛知の田舎者さんと合流、この日は夜まで一日ご一緒することとなりました。 ここで7043Fは定期運用を終了。まだ朝なので、あまりお別れの気分ではありませんが・・・ 常滑駅を線を去って行く7043F さようなら・・・ さて、夜のほか2編成の運用終了まで随分時間があります。 愛知さんと相談して、神宮前のロッテリアで腹ごしらえ、夜まで7041Fに乗り倒すことにしました。 まずは東岡崎へ。 神宮前にやってきた7041F(1190列車=岩倉発東岡在行き) カルダン駆動のヒューンという力行音、電気ブレーキの音・・・ 幼い頃から慣れ親しんだパノラマカーの走行音、「ゆっくり乗れるのは今日が最後か」と思うと感慨深い。 走行音を味わいつつ愛知さんと会話を楽しんでいたら、あっという間に東岡崎に。 着いたホームでは、普段はあまり撮らない、部分アップもしてみる。 独特の雰囲気がある、フットライトの点灯した運転台へのステップ。これ撮ってみたかったんです。 外から見た展望席。ここへももう自分が座ることはないかも。 この後、この7041Fは、回送で豊明へ向かいます。 入換のため、構内運転士さんが乗り込む。この風景ももうなかなか見られないのか・・・ 豊橋方を転線する7041F。 そしてミュージックホーンを鳴らしながら、豊明へ向かって発車していきました。 またあとで乗りに行くよ。 豊明から犬山への7041F乗り鉄も決めていましたが、時間が3時間近くあります。 そこで愛知さんと一緒に東岡崎駅構内のファストフード店へ、お喋りして時間つぶし。 駅の通路には、こんな紙が貼ってありました。 お別れの気分が、高まりました。 (つづく)
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