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長いお休みを挟んで続けてきた「森林鉄道フェスティバル」のシリーズも、6回目の今回で最終回です。
このイベントも、行われた日から、はや2カ月以上。いつでもタイムリーではない話題で書かれる当ブログですが、あまりに時期を外すと「感動も ちうくらいなり」どころではなく、著しくそがれたものになってしまいますね。反省です。
とはいえ、慢性的に過去の話題が蓄積していますことと、深〜いウラ事情(謎)があり、当ブログでは当分、こういった傾向の記事ばかりになるかと思います。読者のみなさん、どうかご容赦くださいませ。
さて、時系列で逐一この日の出来事をレポートしますと、紙数がいくらあっても足りません。
ここからは、当日午後からの、かわいい車両たちの走行シーンをまとめてご紹介したいと思います。
※画像はすべて、右下クリックで拡大します
会場では、体験乗車のB型客車と3両のモーターカーが、15分ヘッドで、15時過ぎまで走り続けていました。
バックで(画面奥方向に)進行中。
せせらぎに架かる、小さな木橋。ここが、随一の「お立ち台」です。
お立ち台を、逆アングルで。
水鏡風に。
踏切もあります。
16時からは、再び「運材列車」のデモ運転がありました。
1回目の運転ではやや失敗したので、今回こそ!と挑みました。
「お立ち台」で、両方向から押さえました。
”SAKAI”とヒノキを満載したの丸太を満載した運材台車・・・最高です!
今度は、もう少し長い編成で見てみたい・・・というのは、ぜいたくでしょうか。
これで、デモ運転は終了。
最後には、運営に当たられた関係者の皆さんを乗せた、業務列車が走りました。
時刻は、すでに17時過ぎ。
お客さんもほぼ全員帰り、暗くなった会場に、タイフォンの音が響き渡りました。
夕陽に照らされる、機関車と客車・・・何とも幻想的。
30年以上も前に一度は消えたはずの車両たちが、目の前で実際に走っている姿。
ネットや書籍などで写真は見たことがありましたが、実物を見て、驚くやら感動するやら。
運営に当たられた、りんてつ倶楽部や王滝村の皆さん、いいものを見せていただきまして、ありがとうございました。
行ってみて、本当に良かったです。
※次回は3年後の、2013年開催予定だそうです。
ご興味を持たれた方は、次回、ぜひお出かけになってみて下さいね。
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ナローゲージ
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皆さまお久しぶりです
さて、話題はなぜか逆戻りし、再び森林鉄道フェスティバルのお話です。
先回(→11月21日の記事)ご紹介した運材列車の後、運転はお昼休みに入りました。
もともとほとんどがボランティアで運営されているようなものなので、お昼休みがあるのは自然です。
この時は、少しの時間ですが、1月の弘南鉄道ラッセルフォトランの時お知り合いになった、りんてつ倶楽部の若きエース、Eさんと再会を果たすことができました。
しばしの談笑タイム、Eさん、お忙しい中ありがとうございました。
やがて午後の部が、13時から開始。
このフェスティバルでは、希望者は乗車もできることになっていましたので、非常に楽しみにしていました。
私が乗車したかったのは、客車ではなくモーターカーで、特に犬みたいな顔をした、アレに乗りたかったのでした。
しかし乗車申し込みに行くと、
「モーターカーは、14時半と14時45分しか空いていません。」
と言われました。
確かこのイベント、16時で終わりだったはず・・・
早めに体験乗車が締め切られるならば、最終乗車のチャンスかもしれません。
その前に撮影タイムももっともっと欲しかったので、とにかく14時45分のチケットを押さえました。
乗車協力金として最低300円を、と言われましたが500円寄付しておきました(笑)
プラチナチケットです。
撮影をあちこちで続け、時間前になったので乗り場へ。
お世話になるのは、コレです↓
(右下クリックで拡大します)
ん〜見れば見るほど愛らしいけどカッコいい。
ホントは下車後に撮った写真ですが(汗)「No.4」という名前らしいです。
他の車両に誘導されそうになりましたが、
「あれに乗りたいんです!あれに!」
と猛アピールした甲斐があって、無事乗ることができました。
私の後ろに並んでいたお三方も、口をそろえて「これに乗りたい」と指定しておられました。
マニア好みの車両なんでしょうな(笑)
さて乗車です。
中の様子を
(右下クリックで拡大します)
いいですね〜この異常にシンプルなコクピット。
スイッチがいくつかと、メーターが2つだけ。
縦撮りで
エンジンカバーが車内に張り出していて、シフトレバーもあります。
もちろんマニュアルミッションです。
客室(?)は4人で満員御礼。助手席と運転席を合わせても、6人しか乗れません。
ここからは走行中です。
往路はバック運転なので、ほとんど写真が撮れませんでした。
その中の一枚。
前を行くのは、以前ご紹介したトラックみたいな形のネコ顔のモーターカー。
こちらは「No.14」というらしいです。
プリンスのエンジンを積んでいるとは後で知ったのですが、先に知っていたら、こちらに乗ったかもしれませんね。
通過しているのは、沿線中随一のお立ち台。皆さんさすが心得てますね。
ここが折り返し地点。機回し中です。
(右下クリックで拡大します) 今度は正向きで。出発進行!
(右下クリックで拡大します)
右側には駐車場が見えます。車でいっぱいです。
観光バスも来ています。
線路は小川の横を走ります。この線は、「せせらぎ線」と名付けられています。
(右下クリックで拡大します)
運転手さんも楽しそうです。
「この線路の継ぎ目の突き上げがいいでしょう?」と話しかけてくれました。
この音や振動がいかにも・・・な感じだったのですが、静止画だけではお伝えできないのが残念です。
そして、短かったですが楽しい乗車は終了。
最後にもう一度、中を撮らせていただきました。
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私の撮り鉄仲間の皆さんは、こぞってラッセル試運転などをアップされていますね〜。
私も行っているのですが・・・なかなかそちらの話題に行けませんわ(苦笑)
さて、森林鉄道フェスティバルのつづきです。
会場では、ほぼ15分ヘッドで列車が運転されていたのですが、今まで紹介した以外の車両が、まだありました。
正午になる少し前、会場に響き渡る、女声のアナウンスが。
「12時から、運材列車のデモ運転を行います」。
そうです、今までご紹介した客車やモーターカーも、もちろん森林鉄道の重要な脇役ですが、主役はそう、運材列車なのです。
撮影ポジションに移動して待つことしばし、運材列車の登場〜!
(右下クリックで拡大します)
これ、これですよ。
こんなのが木曽谷のありとあらゆるところに敷かれた線路を、ぞろぞろと何十両もの編成で、小さな機関車に引かれて走っていたんですよね〜。
会場に、現役当時のそんな写真が、たくさん展示してありました(写真撮るの忘れました・・・汗)
そして、牽引するのは、森林鉄道の代名詞ともいえる「酒井」です!
う〜ん、シビレマス。
後撃ち。
(右下クリックで拡大します)
往路はバック運転です。
今回は2両(2組)編成と、ちょっと寂しかったですが、そんなことに文句は言うまい、です。
(先回の写真を後で見たら、3両(3組)編成でした)
しばらくして、以前ご紹介した機回し線まで行った運材列車が、正向きで帰ってきました。 (右下クリックで拡大します)
写真には写っていませんが、会場に来られていたマニア諸氏は、この運材列車の撮影には、ことに力が入っていたようです。
さすがに皆さん、心得てますね〜(笑)
でも走行が終わったところで、再び「ていしゃば」へ行ってみました。
走行を終えた運材列車を見に。
(右下クリックで拡大します) 「酒井」のサイドビュー。
”SAKAI WORKS”の、鋳鋼製台枠が光っています。カッコいい!
全国的にも、動く(動態の)「酒井」って、数少ないんですよね〜。
これは貴重です。
「酒井工作所」の詳細はこちら(ウィキペディア)。
残念ながら、ずいぶん前に、機関車製造は打ち切られています。
余計に貴重なわけですね。
キャブの中を撮ってみました。
(右下クリックで拡大します)
この機関車、マニュアルクラッチ車なんだそうです(詳しくはこちら)
運転には、技術が必要な感じですね。
そういえば、以前乗りに行った大井川鉄道井川線のDB(加藤製作所製)も、マニュアル車だったなあ。
会場の留置場所ではバリ順だったので、形式写真風に撮影してみました。
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先回までの記事の、駐車場のすぐそばにあった線路は、会場の松原スポーツセンターのグラウンドをぐるりと半周した、向こうの方にありました。
そちらに歩いて向かう道中も、再び発車してきたかわいい車両たちの走行風景を激写しつつ(その写真はまた後日)。
「ていしゃば」のにぎわい。
(右下クリックで拡大します)
会場では、ほぼ15分ヘッドで”列車”が運転されていましたが、このように、どの列車も満員の盛況でした。
実際は画面の右側に多くの人々が集まって大賑わいだったわけですが、最近写真を撮る時は、いつもゆくゆくブログにアップすることを意識するあまり、人の顔がまともに写るような写真を撮るのを避けてしまいます。
その結果、このところ私の撮る写真は、人が多く写っているのがないために、どうもイベント会場などの賑わった感じが表現できずにいます。
最近は何かというと”肖像権”とか”個人情報”などとうるさいですから、ついつい写真も寂しいものばかりになってしまっていけません(=_=)
反対側から。
(右下クリックで拡大します)
ホームの傍らには、こんな光景が。
(右下クリックで拡大します)
一回の運転を終えて、一息入れるモーターカーたち。
こここそが「松原ワークス」と呼ばれる、りんてつ倶楽部の活動の拠点の車庫兼整備工場です。
乗客が降車しきった後撮影した、B型客車のスナップ。
(右下クリックで拡大します)
B型客車の左側、画面奥に、小さなタンクのようなものが写っています。
鉄骨みたいなのも見えますね。
帰って来てからりんてつ倶楽部の車両紹介のページで知りましたが、これらも立派な保存車両なんだそうで(@_@;)
当日は車輪が目に入らず、ただのガソリン(軽油)タンクの設備だと思っていました(汗)
それなら、もっと望遠レンズでつぶさに撮影しておくべきだった・・・(^_^;)
レール上を走る車輪の付いた、タンク車やクレーン車(操重車?)・・・いっぱしの鉄道も顔負けです。
森林鉄道って、面白いですね。
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興奮冷めやらぬ私の前を、今度はこの車両たちが、前向きで走りだしました。
そう、このミニミニ車両たちは片側にしか運転台がなく、また、転車台などという物はないので、ここまでバック運転で走って来たというわけです。
まずは
この車両、後から知ったのですが、何とあの「プリンス自動車」のエンジンを積んでいるそうです。
それもあのスカイラインS50に積まれていた、「G1」型エンジンなんだそうで。
プリンスのエンジンがいまだ可動状態にあるというのも、旧車(自動車の)マニアでもある私としては、たまらないものがあります。
この車両を含め、以下ご紹介する車両の詳細については、こちら(りんてつ倶楽部のWebページ)をご参照下さい。
続いて
私はこの車両が、一目で気に入ってしまいました。
どなたかがブログでこの顔を「犬みたい」とレポートされていましたが、言い得て妙ですね。
それにしてもこのカラーリング、特にエンジンカバーの赤い逆三角。
これはいいです。
現役当時もこの塗り分けであったようなのですが、誰が考えたのでしょう。
これも後で知りましたが、この車両、あの「酒井工作所」製なんだそうです。
そういっても、森林鉄道やナローのファン以外の方には意味がお分かりにならないかもしれませんが、「酒井工作所」といえば、森林鉄道の機関車の一大メジャーブランドなのです。
「酒井」というだけで、森林鉄道ファンは、グッと来てしまうのです。
車体はある時期に載せ替えられているそうなのですが(言われてみれば、曲面で構成されたボディーやHゴム採用の窓なんかが近代的ですね)、それにしてもこのデザイン、よくぞ考えた!と喝采を送りたくなります。
さらに
分かる人には分かる、関西電力のオレンジ色。
そういえば、同じ関西電力の、黒部峡谷鉄道の塗装にそっくりですね。
この角度からは見えませんが、車体のサイドには関西電力の社章が書かれています。
厳密に言えば、この車両は純粋な森林鉄道用というのはちょっと違うかもしれません。
説明によれば、1975年の王滝森林鉄道本線廃止後も、村の奥の滝越集落から三浦ダムまでの線路が残され、1979年まで関西電力の職員輸送が行われていたそうです。
この車両は、その1975年に新製され、三浦ダムへの輸送に当たったそうなのです。
関西電力の所有であった縁で、木曽の路線廃止後は、同じナローゲージの黒部峡谷鉄道へ移籍して働いたそうです。
私は昔、林道を走って三浦ダムへ行ったことがあります。
三浦ダムというのは、ものすごく山奥にあるんですよ。
あそこまで実際線路があったというのは、私としてはとても信じがたいことです。
そして
そうだ、18段スイッチバックで有名な、立山砂防の機関車とそっくりです。
この機関車も、王滝森林鉄道としては、末期に入線したようです。
そういえば、北陸重機というのは、ナローの世界でも、割と近年に参入してきたメーカーのイメージがあります。
この山をこえた隣の赤沢森林(保存)鉄道も、90年代に、北陸重機の機関車を新製導入しています。
連結されているのはB型客車ですが、木曽森林鉄道にはほかにも「C型客車」という短いのがありましたね。
B・CがあるならA型もあるんじゃないの?と思いますが、それはありません(笑)
知りませんでしたが、このB型客車も、このフェスティバルで運転するため2年がかりでレストアされたという、貴重なものだそうです。
この後、「駅」(停留所?)へ行ってみることにします。
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