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熊谷の9人死傷事故で懲役20年求刑
埼玉県熊谷市で2月、飲酒運転の乗用車が対向車と衝突し9人が死傷した事故で、
危険運転致死傷罪に問われた元トラック運転手玉川清被告(32)の論告求刑公判が6日、
さいたま地裁(若園敦雄裁判長)であり、検察側は懲役20年を求刑した。
判決は12日に言い渡される。
検察側は「飲酒運転は常習的で、常軌を逸している。多くの人に甚大な苦痛を与えた」と指摘。弁護側
は「同乗者に車の性能を見せようとして運転操作を誤った。正常な運転ができないほど酔ってはいなかっ
た」として危険運転致死傷罪は成立しないと主張した。
論告によると、玉川被告は2月17日、約5時間にわたってビールや焼酎を飲み、午後7時半ごろ熊谷
市の県道で車を時速100―130キロで運転。対向車2台に衝突し、自営業小沢義政さん=当時(5
6)=と妻雅江さん=同(56)=を死亡させ、同乗者を含む6人に重軽傷を負わせた。玉川被告自身も
重傷を負った。
事故をめぐっては、玉川被告に酒を提供した飲食店経営者(45)が6月、道交法違反罪(酒類提供)
で初めての有罪判決を受けた。
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